Linux でBIND を利用したいと考えていますが、BIND がどうもインストールできないようなのです。./configure make make install の作業を行ないましたが which named でみつけることができません。/etc/named.conf も作られてないのでインストールができていないようです。

BINDについてかいてあります

@ITの連載が良かった記憶があります。

連載：実用 BIND 9で作るDNSサーバ（全15回）

連載記事 「BINDで作るDNSサーバ」

私の時は、本を見て./configureにオプションをごてごてつけてインストールしましたね。

BIND をソースからビルドしたときに、少なくとも、勝手に /etc/named.conf が作られる

ことは無いはず。

恐らく named も、/usr/sbin/ などにはなく、/usr/local/sbin など、

他のディレクトリに保存されていると思います。

BIND に限らず、一般的なオープンソース・ソフトウェアを、ソースからインストール

する場合、デフォルトでは、/usr/local の下などに、出来上がったファイルをコピーし、

/usr/bin や /usr/sbin など、元々入っているファイルを上書きしないようになって

いるのが一般的です。

...で、なぜ BIND をソースから？ 最初から入っている BIND では不満？

BIND が入っていない Linux のディストリビューションってあるのかなぁ？

とにかく何かしらのディストリビューションをいお使いだと思いますが、そのディストリビューションのパッケージからインストールするのでは駄目なんですか？

もし Debian をお使いでしたら、which named はルート権限で実行しないと named は見つけられませんし、Debian の named.conf は /etc/bind以下にあります。

参考URLは、ちょっと古いんですが自分でBuildする際の手順を解説した記事です。

くどいようですが無理に自分でbuildせずに、パッケージをお使いになることをおすすめします。

whichコマンドはPATHを設定していないトコは探してくれません。

/usr/local/sbin　*1あたりにPATH設定してます？

あるいはmake installした際のログ（残っていれば）をよ〜くみてください

残っていなければもう１回make installしてもOKです。

どこにインストールされたか分かります。

*1：bindのバージョンによってインストールPATHは変わります。

あと実行形式のファイル名はbindのバージョンやOSの種類によって変わります。

最近のならnamedで大丈夫だと思いますが・・・

bindをソースからコンパイルする場合、named.confは自分で作らなくてはいけません。

このファイルのデフォルトの位置（PATH）もbindのバージョンで微妙に変わったり

します。たぶん/etc/named.confでOKだと思います。

エラーなくmake installまで終わっていれば設定ファイルを作ってnamed起動

すればとりあえず動きます。

ＯＳが普通にインストールされてればbindのコンパイル＆インストールで失敗することは最近のLINUX＆bind

ならまず無いと思います。

設定ファイルの書き間違いはよくありますが^^;

URLのbindはバージョンが古いので参考程度に・・・