大阪芸術大学の舞台芸術学部の照明コースに通学されている方、もしくは照明について熟知されている方、光のデッサンについて何か知っておられる方にご質問です。

デッサンはとにかく目と手の訓練なので描きまくるしかないです。

逆に言うと、1年間でもみっちり描き続ければ、受験レベル何らなんとかなると思います。

「三角柱に朝日」などの、抽象的な課題も、生まれついての感性・創造力もあるでしょうが、受験レベルでは訓練次第、と言えると思います。

アトリエ○○、△△美術研究所などと呼ばれる美大受験予備校に通って学ぶのが一般的ではないでしょうか。

がんばってください。

わたしの場合は独学でデッサンを学び、某大学に進学しましたが、

受験デッサン対策には、c_restさんの仰るように画塾に通うのが無難です。

sansowokudasai さんのデッサンスキルがどの程度なのか分からないのでアレなんですが、

まったく手をつけたことがないというのであれば、

初心者向けの書籍をあれこれ本屋で見てみましたが、

「スーパー鉛筆デッサン」などは分かりやすいと思います。

家でも自習するならこういうので研究されてもいいと思いますよ。

先月にやはり大学入試のためのデッサンの質問がかかって私も回答したのですが、こちらも御参考下さい。

まず、たとえ「芸術」であってもやるべきは受験勉強であるので、美大芸大受験のための参考書を

何冊か購入したほうがいいでしょう。

それと、前回「絵を早く上手く描くには」という、あくまで余暇にやる趣味の絵として始める人向け

として参考になる本も色々薦められていましたが、

これから専門的にやろうとしている人には、そうした本は私は大してお薦め出来ないです。

これは断言しますが、10代の内にデッサンの訓練をきっちり積んでおいた方が、

25才〜30代以上で始めるよりも「はるかに楽！」ですごくお得、と申し上げておきましょう。

デッサンは、読み書きや自転車に乗る練習と同じで、あくまで「訓練」としてやらないと

決して身につかない能力です。つまり、ハッキリ言って「人から言われてやらされる」ようなものかも…！

そうやって「やらされて、めんどうだけど描く」状況の方が、かなり身につきやすいと思います。

↑すごく、変な言い方でけど。今の内に厳しい先生についてしっかり教えてもらって下さい。

高校1年生だとまだたっぷり余裕があるので、今の内やれる、色々お薦めしておきたいことがあります。

舞台美術ということですが、舞台鑑賞はもちろんなのですが、

私個人の意見で10代20代の間に、映画や古典美術、写真の芸術をどれだけ観たかで、

その後の才能が大きく開くように考えてます。

（もちろん、コミックも小説も現代アートも重要ですが、今回は舞台を志望しているという事で

特にこの二つを挙げました)

三角柱に光のあたり具合で「朝」を感じさせるにはどう画面を演出すれば良いか、

たとえば一流の撮影と照明で撮られた映画や、フェルメール等光の演出に深くこだわった古典絵画は

そうしたたくみなアイディアを教えてくれる最良の師匠です。

あと、最近のアニメーション映画「イノセンス」も、実写の名映画の、照明の演出について研究を尽くして

制作されていました。

今後から、映画を観る際はぜひ撮影監督や照明スタッフが誰かにこだわって観ていかれると良いと思います。（日本の代表的な撮影監督として宮川一夫をとりあえず挙げておきます）