下肢の収縮期血圧は上肢の収縮期血圧に比べて10〜30mmHg高いのはなぜですか。拡張期はほぼ同じなのも不思議です。

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http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00046/contents/006.htm

日本財団図書館(電子図書館) 教育用小冊子「血圧測定に必要な循環生理学の知識」

 本気で理解しようとするとなかなか大変です。大まかに言うと拡張期血圧は血液の量に、収縮期血圧は心臓の収縮の強さと血管の抵抗に関係します。心臓か動いていなければ静脈も動脈も同じ血圧になります。しかも収縮期も拡張期もありません。血液が流れていないと基本的にはどこでも圧力は同じになります。(バスカルの原理? 重力の影響で下の方ほど高くはなりますが。この分は身長を考慮すると10mmHg程度になります。一部はこれで説明可能。)

 心臓か動いていると動脈の圧力は上がり、静脈の圧力は下がります。

http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00046/contents/021.htm

日本財団図書館(電子図書館) 教育用小冊子「血圧測定に必要な循環生理学の知識」

 話を動脈のなかに限定します。動脈の終端部は血管の抵抗と毛細血管になります。つまり、せき止められているってことです。

 結局同じURLの別のページです。動脈のなかで最低血圧をきめる要因は、動脈のなかの血液の量とせき止める部分の抵抗によることになります。収縮期の血圧はこの拡張期の圧力に心臓の作る圧力の分(脈圧といいます。つまり流れる量と抵抗で決まる)が加わります。これが上肢と下肢の血管の抵抗とピーキングによってきまってくる収縮期血圧になります。

 紹介のURLはかなり本格的です。じっくり読んでみては如何でしょうか。

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