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「1年組み立て保険」|損保ジャパンDIY生命保険
保険会社は色々な災害救助補填会社です。
保険金を集金して安定運用に努めなければ成りません。
上場すれば安定運用は保証されません。
相場という荒波に飲まれかねません。
景気というリスクに左右されます。
勿論、上場しても景気という荒波にはもまれますが、上場しているより安全です。
最も一部上場している所もありますが・・・
保険会社の場合、保険の契約者はお客様であると同時に同社に出資して運営を協力している社員であるとしています。相互会社であり、株式会社ではないのです。当然株式会社ではないですから、上場はありえません。総代会というものが株主総会にあたり、業績の報告をし、質問をうけつけます。
とすると、なぜ損保は株式会社で、生保は相互会社なのか、逆のケースがあってもいいではないか、という疑問が生じます。
これは理由になっていない。「相互会社が株式会社より有利だから、相互会社という形態を選んだ」というならわかりますが、株式会社の方が都合がいいので株式会社へ脱皮を図っている、というのでは……。なぜ最初から株式会社にしなかったのか、そしていまだに株式会社になろうとしないのか。
第一生命の誕生期の話ですが、このなかに相互会社を選択した理由が書かれています。危険度の問題ですね。
相互会社は危険が少ない……というのは、契約者の立場からの意見で、経営側から見れば「理想主義」である由、ご紹介いただいた資料にも記されています。第一生命が契約者への配当を売りにして業績を拡大した結果、他社も追随せざるを得なくなったとの説明もありますね。それでも、多くは株式会社のままだったらしい。そういえる根拠は、終戦直後に日本の生保が軒並み相互会社となったので第一生命は「独自性」を発揮しにくくなった、と記されていることです。
その後、あまり大きな展開は無く、相互会社で問題なかったから株式会社になろうとしなかった、と解釈します。すると転機になった終戦直後に謎が集中しますね。GHQ の施策が何かあったのかもしれません。
なぜ生保が終戦直後に相互会社となったのか、という謎以外は、おかげさまでみな納得できました。
日本生命保険相互会社
元々、相互会社であって株式会社ではありません。生命保険会社は契約者が社員で、社員総代会で成り立っています。一般の会社で言う社員は職員で呼ばれています。
他の回答と私のコメントをチェックしてから新規の回答を行っていただきたい。
http://www.nissay.co.jp/kaisya/annnai/houshin.html
経営基本方針:日本生命保険相互会社
相互会社は利益を配当金として契約者に返還する企業形態を取っている一方、株式会社は株主の利益優先で事業を展開していくわけです。
相互会社は保険契約者の利益追求であるため、危険資産への投資は避け基本的には安全資産への投資をしているわけです。
一方株式会社では、株主がハイリスクハイリターン思考であれば、危険資産への投資を実行するわけです。この投資により損害を受けるのは契約者も含まれるのです。
即ち相互会社の形態をとっていれば、契約者の利益追求だけとなりますが、株式会社化すると、資金調達手段が増加する分、利益の還元先が異なるわけです。株主は自己の投資した株式と、契約者が拠出した資金の合計額を投資運用でき、損失は契約者も追うわけです。契約者も利益還元を受けますが、生命保険の場合は死亡や高度傷害等真に資金を必要とする場合がほとんどなので、リスクをとってまで収益の大幅増を契約者が望まないという趣旨があるようです。
この一般的な説明には重大な問題があります。なぜなら、戦前の生保は大半が株式会社だったのです。それで問題なくやってきた。それが終戦直後、いっせいに相互会社になったのです。
相互会社としてスタートしてしまうと、容易には株式会社に転換できない、という説明が既出回答にあります。終戦直後の体制が今まで保存されているのは、第一にはこのためです。少なくとも現在、相互会社と株式会社なら、後者の方が何かと都合がいいという旨、既出回答にもあります。また株式会社の損保が相互会社に転換しようとしている話をひとつも聞かないことも傍証となりましょう。
以上を踏まえると、残された謎はひとつしかありません。なぜ、終戦直後に生保がいっせいに相互会社としてリスタートしたのか。また損保が株式会社であり続けたのか。何かがあったんです。それが何か、私は知りたい。
ここで閉じますが、いわし等で参考になる追加情報をいただければ、ポイントを送信いたします。
損保は上場しています。