名和小太郎さんが書かれた『ディジタル著作権』の要旨とはなんでしょうか。読まれた方のみお願い致します。著作権が「二重標準」になると言われているそうですが、そのプロセスなどをわかりやすく解説して下さい。

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Amazon.co.jp: 電子仕掛けの神―法制度をゆるがす情報通信技術: 名和 小太郎: 本

『電子仕掛けの神』(勁草書房、1986)で既に情報通信技術の発達が著作権法の根幹を揺るがすであろう未来を予測されていた名和先生ですが、時代は当に予言どおり進んでいるようです。

『電子仕掛けの神』の「はじめに」でも書かれていますが、「社会制度の骨組みとなるものは法律」であり、「これは、きっちりとしたディシプリンを確立している領域」であるし、「情報通信技術の骨組みをなすものはコンピュータ」であるが、「ここでもすでにディシプリンは成立している」。しかも、「およそディシプリンというものは、一般人からみるとブラックボックスになっていて、外から窺うことができない」。そして、秩序保存的で法律家がイニシアティブをとる時代から、秩序破壊的で技術者がイニシアティブをとる時代への転換期にあり、著作権についても、双方の理解に大きな乖離が生じる、そのことをダブル・スタンダード(二重標準)と表現されたのではないか、と読みました。

しかも、「ディシプリンを支える専門家というものは、固有の密室の中で仲間内で活動するもの」で「一般人は、とかく気後れして発言しにくくなる」。これは『電子仕掛けの神』の「はじめに」で指摘されていることですが、その危機感がこのような解説書を書かれた理由と思います。

きちんとした要約にはなっていませんね(わたし自身も『ディジタル著作権』に書かれたすべてを咀嚼できているわけではありませんので)。でも、名和先生の言われていることはずっと一貫しているように感じます。理解の一助になれば幸いです。

id:shuha

参考になりました。

ありがとうございました。

2005/01/04 21:47:08

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