*2,3行程度の回答はいりません。
濃いと思う事例、その理由をきちんとつけてください。
単純に魅力があるからだと思います。
私自身「魔少年ビーティー」の頃からのファンです。一番読んでる(読み続けてる)漫画家さんです。市販されている作品は全て読んでますし、画集を持ってたりもします(荒木飛呂彦さんだけです)。
独特の世界観、ストーリー構成と展開、描写、奇抜さ、全てが魅力に溢れています(独特な反面「全く駄目」と言う人も多いですが)。
その魔力に取り付かれたコアなファンの一部が表紙絵や作中のポーズを決めたりしてるのではないでしょうか。理由はカッコイイから。コスプレに近い感覚なのかな?と私は感じています。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/9621/deai3.html
『ジョジョとの出会い』41〜60
事例をいくつかあげます。
連載が長期に渡っていて、最も売れている少年誌掲載ですので、いろいろな人が接触するチャンスがあります。
しかしながら、扱っているテーマが少年漫画のいわゆる王道ではなく、かつゴールデンでのテレビアニメ化もされていない。
だから、少年時代にはあまりファンになる人が少なく、ある程度の年齢が進むにつれてファン層が拡大する。
その中で漫画の特性(画質、ストーリー、設定、擬態語その他)を考えたら、濃いといわれるファンが増えるのはある程度当然といえるのではないでしょうか?
たぶん荒木氏本人もそのようなニッチなターゲットを対象にして描いているのではないでしょうか。
http://www.remus.dti.ne.jp/~atsu-c/Critique/esp.html
ジョジョ百科事典〜批評的小論〜
http://osaka.cool.ne.jp/osyapan/utikiri/words.html
打ち切り漫画データベース - 用語解説
荒木飛呂彦先生のファンがすべて濃いのではなく、濃いファンが多い、目立つのはなぜですか?
と質問を解釈して答えます。
(濃くないファンがいても目立たないためわからないでしょう?)
>少年時代にはあまりファンになる人が少なく、ある程度の年齢が進むにつれてファン層が拡大
これはまったくそのとおりですね。
しかも今は6部まであって、それぞれ趣向が違う。
2つめのリンク先はよく読んでいます。
こうやって詳細に読み解く読者が多いこともまた
荒木作品が「濃い」ということの証だと思ってます。
リンク先参考になります。
ありがとうございました。
荒木氏の一番の魅力は独自の「セリフ回し」です。
キャラ毎に個性の光るセリフがあり、それが第1〜6部&スティール・ボール・ランまで続くので、煮詰められて濃くなったのでは?
そしてあの人間の限界を超えたポーズもそうゆう方の心を掴んだのでしょう。
http://homepage2.nifty.com/kajipon/art/jojo-d.htm
文芸ジャンキー・パラダイス
作者荒木氏自身が言っているように(廉価版コミック第3部のあとがきにて)、
荒木氏の絵はルネサンス期の絵画がモデルであり、それを下地にした独自の美学のある絵が魅力です…たとえ素人目にはアメコミのそれにしか見えなくとも。
それに同調するファン(2つ目のURLでは絵師)も必然的に濃い人が多くなると思われます。
荒木ファンに濃い人が多いのは事実ですが、淡白な方もいらっしゃると思うんですけど…前面に出ている方々が余りに強烈なため、存在感は空気のようでも。
>煮詰められて濃く
血縁をはじめとした設定・伏線が絡まるので、
他の作品に比べて圧倒的に長いジョジョでは
必然的にそうなりますね。
ファンで絵を描く方のレベルも、ジャンプに連載されている
他作品のものに比べると明らかに高いと思います。
大人がはまる魅力を十分に備えてるってことですかね。
いやはや眼福ものでした。ありがとうございます。
>前面に出ている方々が余りに強烈
路上で見たのが強烈でした。
http://www11.plala.or.jp/azathoth/stands/
究極スタンド大全 −『ジョジョの奇妙な冒険』スタンド解説−
荒木飛呂彦さんのマンガ作品は誰が読んでも目を引く様な面白さに満ちていますが、その面白さを味わい尽くすにはある程度以上の理解が必要だと思います。
キャラクターの異様なポーズ、独特の言語感覚、単純なバトルマンガには貶めないキャラの特殊能力の奇想天外なアイデア、手に汗握る頭脳戦の描写、洋楽アーティストとバンド名の知識。
こういったものを理解できるひとというのは、一般人、普通のマンガファンから比べると濃い人種という事になると思います。
このサイトもブックマークに入っているのですが、
「メイド・イン・ヘブン」の解説で感動さえしました。
>こういったものを理解できるひとというのは、一般人、普通のマンガファンから比べると濃い人種
この一文に質問への答えが凝縮されていますね、
ありがとうございました。
これで質問を終了します。
ポーズを決めている人たちを駅前で見て、
当時ジョジョを読み始めたばかりの私は
「ええっ、ファンってこういうことするの?」
とびっくりしたことがあります。
(別に嫌だとは思いませんでしたが)
ものすごい人数で集まっていたので、
「濃い」人がどうしてそんなに集まるのか・・・と今でも不思議です。
>理由はカッコイイから
ファンの一人として同意します、しかし
あの妙な連帯感はどこから生まれているのか…
謎です。