もし確認されているなら、その症状はどのようなものなのでしょう?自殺企図の症状は現れるのでしょうか?
ある種の動物(哺乳類)がうつ病になるというようなことを聞きかじった記憶があったのですが、調べてみると、うつ病に罹患した動物の報告は、私は見つけられませんでした。
見つけられたのは、こういうモデルとしてのラットの存在くらいです。つまり、うつ病のことを調べるために、ストレスなどを加えて、うつ病状態であるだろうという前提にされている実験用動物のことですね。・・・これは、うつ病にかかった動物とはいえないと思います。
うつ病の原因はストレスだと言われていますので動物でも当然ありえると思います。精神疾患の研究でうつ病モデルマウスというものを使っていますが、それらは強制水泳や強制走行といったストレス付加により無意欲状態にすることで作られています。マウスの場合は強制的にストレスを与えていますが、ペット等が日常のストレスでうつ病になることもあるでしょうし、その症状はまさに無意欲状態なのではないでしょうか。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1055674
動物の自殺について - 教えて!goo
動物が自殺するかしないかの確定的な説はないようですね。うつ状態から食事を取らなくなり死に至ることは考えられますが、その行為が死にたいと思ってのものかどうかはわかりませんものね。
ありうるとは思うんですよね。だからこういう質問立てているわけでして。
獣医さんは、無気力状態の患畜に対して、内科的検査で以上がないときに、うつ病を疑うのでしょうか?そして、坑うつ薬などの薬理療法を行うのでしょうか?動物にカウンセリングというわけには行かないでしょうから。
http://square.umin.ac.jp/jsvs131/murakami.htm
平成13年度日本獣医学会賞受賞者講演要旨
URLが参考になるかはわかりませんが…。
そもそも、人間の鬱病の原因をストレス、と捉えているのが間違っているのではないかと個人的には思います。
もっと根本的な疾患のはずです。
(脳の一部機能の明らかな異常という意味で)
そして、その疾患が発現することによってうつ状態になり、自殺をすることもあるということであって、うつ状態であったり自殺したりというのは鬱病の根本的な内容ではないのではないかと思うのです。
あくまで外から判断するツールとしてうつ状態や自殺企図があるというだけで。
わかりにくくてすみませんが、風邪などひいたときにのどの痛みや熱があるから風邪なのではなくて、風邪をひいているからのどの痛みや熱などの症状が出る、と考えるいうことです。(余計わかりにくいかも…)
鬱病についても、何某かの根本的要因により鬱病になり、鬱病としての症状がでてくると考えられる以上、その根本がどういったものなのかわからない限り、人間以外の動物の鬱病症状がどんなものなのかはわからないのではないでしょうか?
鬱病を患ったときにうつ状態になったり自殺企図をもったりするのは人間だけで、他の動物の場合は鬱病になったら咳き込むのかもしれないし、嘔吐するのかもしれないし、毛が抜けるのかもしれないし、やたらアグレッシブになるのかもしれないし。
(鬱病って、名前がすでに症状からつけられているんで余計にわかりにくいので、「鬱病」の部分を「バナナ病」とか、あまり症状と関係ない名前にすると少しはわかりやすいかもしれませんね。以下から鬱病のことをバナナ病と呼んでみます。お許しください。)
結局、バナナ病(=鬱病)の定義が未だに症状でしか確定されていない以上は他の動物はどうなのか、というのは考える余地がない気がします。
脳の解明も随分すすんできてセロトニンがどうのこうのなんて言われてますけど、
それだってバナナ病だからセロトニン量に異常が出るのか、セロトニン量に異常が出たからバナナ病になるのか、ですら確定的なデータはでていませんからね。
(確か最近、イギリスかアメリカあたりの研究で両者の関係についてどちらが先なのかとういう点についてのレポートが出ていましたがサンプル数が少なすぎてデータとしての有効性が薄かった記憶があります。)
と、なんだか話がずれてすみません。
現段階ではバナナ病の定義があいまいである以上、人間以外のバナナ病の有無や症状については不明としか言えないんじゃないでしょうか?
参考までに、バナナ病(=鬱病)を定義から分類して考えてみました。
1.人間のバナナ病を「強いストレスを感じたときに発現する心身の異常」という定義をする医師が、人間と同じようにストレスを感じたときになんらかの異常を発するものを動物の「バナナ病」と考えるなら、マウスに外的ストレスを与えて発する症状がマウスのバナナ病の症状、ということになります。(それが踊り狂うという症状だったとしたらマウスのバナナ病の症状は「踊り狂うこと」になります。)
2.人間のバナナ病を「原因は不明だがうつ状態を発し、自殺などを企図するもの」と捕らえる医師が、同じような症状を発するものを動物における「バナナ病」と考えるなら、まさに動物のバナナ病の症状は人間のそれと同一になります。
3.人間のバナナ病を「強いストレスを感じたときに発現するうつ状態や自殺企図の強い症状」という定義をする医師がが動物のバナナ病を判断するなら「強いストレスがあって、うつ状態や自殺企図の強い症状を発現している動物」がバナナ病ということになります。この場合も動物のバナナ病の症状は人間のそれと同一になります。
4.人間のバナナ病を「原因は不明だが根本的に“バナナ”という病気を患った人」と定義するならば動物のバナナ病は「“バナナ”という病気を患った動物」とされ、その症状は「“バナナ”を患った当該動物に発現する異常」ということになります。
ややこしいことばかり書いていますが、私個人としては4.の考えです。
簡単に言ってしまうなら鬱病にも「がん細胞」のようなものがあって、その「鬱病がん細胞」が増殖することにより人間はうつ状態になったり、自殺を企図したりするのだと思います。
(バナナ病を発病させるバナナがん細胞があって、バナナがん細胞が増殖することによってうつ状態になったりしている、ということですね。)
なので他の動物が「バナナがん細胞(仮)」が増殖することによりバナナ病になるとは言えるのですが、ここの動物がその「バナナがん細胞(仮)」が増殖することによりどんな症状を発するかはその動物によって違う可能性があるので症状で断定することは今のところ不可能です。
(ますは「バナナがん細胞(仮)」の発見が必要です。)
ただ、病原菌やウィルスなどを人間と他の動物が共有していることはよくあることですので人間にバナナ病がある以上、他の動物にもバナナ病がある可能性は高いと思います。
そして、その症状は人間とそれほどかけ離れていないものが多いんじゃないでしょうか?
(もっとも、人間が発病するウィルスを他の動物がもっていても、その動物はキャリアのままで発病することがないという病気も多いですが。)
なお、ついでに言うなら人間の鬱病も実際にはいくつかの症状が当てはまることで総合的に判断されている現状ですが、その症状は人間の中でも様々であり、むしろ落ち込んだりすることがあまりない人も意外に多いことを付け加えておきます。(仮面鬱病」と呼ばれる種類です)
(同じバナナ病でも人によってかなり症状に差がありますね)
*バナナがん細胞という用語は私の造語であり、知的財産権の保護の対象になる予定です(ふざけていませんよ、念のため。)
バナナがん細胞⇒白癬菌に置き換えて見ましょう。
★「」=病名、()=症状
白癬菌が、
足に感染したら「水虫」(皮剥け、じゅくじゅく)。
爪に感染したら「爪白癬」(爪が白く厚くなる)。
きんたまに感染したら「陰金」(股間が痒くなる)。
そういう意味で、
バナナがん細胞がセロトニン受容体のあたりにできちゃったら、「うつ病」(無気力で死にたくなる)。
現在のうつ病治療は、陰金にかゆみ止めを処方しているような、対症療法でしかないということですね。
また、バナナがん細胞が原因で別の症例があるかもしれませんね。たとえばきんたまに発症したらEDになるとか。
--ここまでは、回答の内容が理解できているかの反芻です--
さて、私の質問の意図としては、原因がどうあれ、症状として動物に気分障害としてのうつ病が発症していることを確認した人がいるのか?という点と、気分障害によって自殺企図を生ずるかという点にあります。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/story/20020304307...
猫と飼い主に平安をもたらす、猫用抗鬱剤の臨床試験開始 | WIRED VISION
基本的には人も人以外の動物も
そんなに変わった構造をしているわけではありませんから、
人間に有り得る病気のほとんどは
動物にも有り得ます。
何をもってうつ病とするかによって
動物にうつ病があるかどうかの判断が分かれますが、
基本的にセロトニンの現象に伴う諸症状は
犬にも猫にも認められます。
ご紹介したページには猫へのクロミプラミンの応用が述べられていますが、
同時に下の方には
> 薬は症状軽減の機会を作り出してはくれるが、
> 猫自身と関わる作業も必要になる
と述べられています。
これは、動物にもカウンセリングが必要であり、
また有効であるということを示唆しています。
実際に、動物の心を開く治療法というのを
研究している獣医師もいるようです。
なお、動物の自傷行為は、
いわゆる痴呆症などの状態下に限られるようです。
猫などは病気になると、じっと引きこもって
餌を食べなくなりますが、
これは一般的には腎機能との関連で考えられているようです。
セロトニン再取り込み阻害薬で症状が改善されるとしたら、猫もイライラしたり不安だったりがあったと推測できますね。
動物には自殺を図る手段がほとんどないでしょうが、「死にたい」という気持ちに陥ってしまっているものもいるかもしれませんね。
そこいらのことは、人間の場合を含めて、定量的に計測することは未だできないわけですが。
獣医さんの日記です。「犬や猫がうつ病かどうかの診断は不可能」と断定的に書かれています。しかし、ストレス性疾患には抗うつ剤を用いることが多いそうです。
ここでははっきりと「人間は自殺をするが、動物は自殺しない」と書かれていますね。
上の獣医さんの日記は、
3番さんのおっしゃるところのバナナ病定義分類の1で、猫のバナナ病の症状は膀胱炎だということでしょうか。でもそれは、「心的ストレス性膀胱炎」であり、「うつ病」とは呼ばない。と。
下のばあい、
犬の「自傷行為」に「死んでもかまわない」という「未必の故意」が含まれていたと仮定するなら広義の「自殺」と捉えるだけの重大性があると警告していますね。
動物に未必の故意があったかなかったかを認定するのは、非常に難しいでしょう。人間だって法廷で争点になると泥仕合ですからね。
自殺するのは「はっきり意識を持って」人間だけです。
?
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | jyojyojyoGeorge | 190回 | 161回 | 0回 | 2005-03-03 19:45:43 |
実験動物を人間のうつ病の症状と似た状態にすることは可能だという意見がある。ということですね。その場合の症状は、無気力、食欲減退。何も食べずに死んでいったらラットの自殺ということになるか? ならなさそうですね。
臨床の現場で、うつ病の患畜がいたとしても、分からないですよね。アンケートとれないし、セロトニン量を測ることもできないし。
そもそも、人間のうつ病だって、セロトニンの増減がうつ病の原因だと確認されたかどうかも曖昧だし。