政治家や企業の不祥事を糾弾する時、無自覚ゆえにただ体制に依存し、既成事実を盲目的に肯定し、与えられる情報を盲信して外への関心を払わない、大衆の側について、検証はあるのか。
環境汚染を非難し、戦争を拒絶する人は、樹木を切り裂き草花を千切り、動物を捕縛し隷属させ屠殺し、貧しき国から搾取し、か細き声を黙殺し、あらゆる賄いを受けながら空と海と土を汚して日々を暮らしているのは、紛れも無く自分自身であるという自覚が、あった上で為しているのか。
あらゆる社会問題は、最終的に一個人に波及する問題だのに、多くの人々は、その問題が自身にどう関わってくるのかを明かす事をせず、漫然と不平不満や不安の基に囃し立てるばかりではないのか。
テレビや新聞で、問題だと言っている・だから問題だ・良く無いんだ、程度の社会意識ではないのか。
無自覚の集団が無意識に他者を虐げ、やがては世界を食い潰し、自壊するのではないか。
コメント(7件)
世の中まともに生きているのは5%程度じゃないでしょうか。会社の中もそうだと思うけど、5%の人間が組織の再建や改善策を企画し、8割の人間が指示待ち族で言われたとおりのことしか出来ない。この8割のうち半数は不満しか持っておらず、ただ言われたことしか出来ない。不満を持っていても解決策を持たない人間である。そもそも残りの15%は何をしたいのかすら分からない。日本人に最も欠落しているのは、問題解決能力ですよ。
物欲や肉欲には達者なくせに。享楽主義者どもめ。もうウンザリだ。
無自覚と言うのは確かにその通りだと思います。実際自分もそのうちの一人です。はっきりいえば社会問題などの状況を身を持って体験していない為状況がはっきり分からず自覚も持てていないと言ったところでしょうか。
ここでは環境などを例にしているので同じように環境を例に意見を述べるとすると。
温暖化が進みとても人が住めないような環境になってしまった時に実際に自分でそのような体験をし、そこで真剣に自分はどういう環境に置かれていて、これからどうすべきなのかなどを考えないとちゃんとした自覚は持てないでしょうね。
大切な人が居なくなって初めてその人の偉大さなどが分かるということも少なからずあるでしょう。それも似たようなものですね。
なら自覚を持つためには?と言う事になりますが実際に自分でその問題に直面する、社会問題を本当に真剣に考える。などしないと無理だと自分は思います。
(自分に社会問題について真剣に考えさせられる機会が少ないのも要因だとおもいます。)
ただ自分の思っていることを書いただけになってしまいましたが皆さんは社会問題についてはどれくらい自覚をもってるのでしょうか^^;
長いので、ダイアリーに書きました
http://jinriki.g.hatena.ne.jp/yasukana/20050514
アンケート終わっていましたが、概ね、同意します。このアンケートという手法自体が新鮮でした。
ただ、「樹木を切り裂き草花を千切り、……空と海と土を汚して日々を暮らしているのは、紛れも無く自分自身である」と自覚したとしてどうするのか。「この汚い社会を否定できないなのだから反対してもしたない」という結論なら自覚してもしかたいない、ですね。個別の問題については社会は変えられると思い行動していけばよいと思う。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/
質問者氏は退会されたようですが、退会された人の質問についてはTBも受け付けなくなるのでしょうか…。
一応、日記で一言述べましたのでリンクしておきます。
http://d.hatena.ne.jp/jo_30/20050516/1116214340