・正当 ・適当 ・妥当 ・相当 ・適切
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正当
1 道理にかなっていること。また、そのさま。せいとう。
2 正直でまじめなこと。実直。信実。
3 ちょうど忌日にあたること。
適当
1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。
ふさわしいこと。
また、そのさま。「工場の建設に―な土地」「この仕事に―する人材」
2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。
「調味料を―に加える」「一日の―な仕事量」
3 やり方などが、いいかげんであること。
また、そのさま。
悪い意味で用いられる。
「客を―にあしらう」「―な返事でごまかす」→適切[用法]
妥当
概念や判断が客観的な事実や事象に正しく合致していて普遍性をもつこと。
相当
律令制で、官職をそれぞれ相当する位階に配して等級を定めること。
例えば、太政大臣は正・従一位、左右大臣は正・従二位など。
適切
目的などにぴったり当てはまること。
その場や物事にふさわしいこと。
また、そのさま。
「―に判断する」「―な表現」
[用法] 適切・適当――「適切な(適当な)処置をとる」「この心情を伝えるのに適切な(適当な)言葉を知らない」など、ふさわしい、あてはまるの意では、相通じて用いられる。◇「適切」は過不足なく、よくあてはまる場合に用いる。
「適切な指導を行う」「適切な忠告」◇
「適当」は「適切」より幅のあるふさわしさ、また、ほどよいことをいう。
「結婚したいが、適当な相手がいない」「適当なところで切り上げる」など。
◇「適当」には、いいかげんな、あいまいな、の意を表す用法もある。
「よくわからないから適当に選んでおいた」「適当にごまかす」
◇「適宜」がある。状況にかなっているさまを表し、「適当」と同じように使う。
「適宜に取りはからう」
URLは冗談です
(では辞書的な語義は抜き「適当」にいいます。)
たとえば10個のリンゴがあるとします。
あなたはそこで何かちょっとしたお手伝いをしたとします。そして、そこの家の人から、
「きょうはどうもごくろうさま、これ、どうぞ全部持っていってね」と言われて・・・・
1)あなた以外にほかに誰もそのリンゴをいただくに値する人がいなければ、そのリンゴ10個全部持って帰って来るのは(きわめて)正当なことです。(かりに、あなたと一緒に手伝った人がいるのにあなただけが(そう言われたからといって)ひとりで持ち帰るのは「不当」です。
今度はリンゴが100個あったとします。リンゴ園かなあ。で、そこの人に「きょうはお疲れ、適当に持って帰っていいよ」と言われて、100個全部持って変えるのは「正当」ではありませんし、「適切」なことでもありません。まあ、無理せずにバッグに入れて持って帰ることのできる5,6個が「妥当」なところでしょうか。それよりも(おれはかなりの重労働をしたんだから)それ「相当」の数のリンゴをもらって帰ってもいいだろう。ということで30個ぐらい持って帰るのも、「相当」な取り分だったりするのかもしれません。でも、「適当にどうぞ」と言われて(いくら物凄く働いたからといって)100個全部ごっそりと持ち帰ってくるのは「相当に図々しい」ということになるでしょう。
あと、リンゴが30個あったとして、「みなさんで適当に分けてお持ち帰りください」と言われて、その場に5人いたら、ひとり6個づつが「適切な」配分でしょう。もし7人いたら、ひとり4個づつで残った2個を年長者とか小さな子供がいる人へのお土産として余分に上げたりするのも「妥当」なことでしょう。そのときに「おれは朝からずっとやってたんだ。おまえらは午後になって来たんだから、おれはいちばん多くもらってくぜ」と言い出した人がいたら、それは「正当な」な主張かもしれませんが、リンゴはべつに報酬ではないのですからあんまり適切な発言や要求とはいえませんね。「じゃあ、残った2個はおれがもらってくかな」ぐらいであれば、それは誰からも文句の出ない「妥当な」要求かもしれません。
まあ、以上、適当な例え話になりましたが、けっこう適切なことをいったのではないかと思います。この内容にご満足いただけましたら、どうぞ、その満足具合に相当するポイントをわたしに配分してくださいなとお願いすることは正当なお願いではないかと考えます。おれって相当図太い神経しとるわなあ。
※
あと、よく料理番組とかで「適量」というのを「適当な量」と同じ意味で使っているようなのがわたしは気になりますね。「適量」って「適切な量」だと思うんですよね。クスリの服用量などと同じように適切な量だと思うのですが、どうも「適量」が「適当」mになってます。・・・とこの話でもひととりまたできそうですね。
長いたとえ話をありがとうございます。しかしながら、私の国語力では残念ながら理解できませんでした。
URLはダミーです。
■正当
正しく当てはまるべきものごと。何か根拠があり、それが正しいという後ろ盾がある。
ただし、思想によってその根拠は異なるため、誰かにとっての正当は誰かにとっては正当ではない可能性がある。この違いは主に、宗教や文化など、比較的大きなボーダーラインによって異なる事が多い。
例)中絶を禁止するのは、カトリックには教義にもとづいた正当な理由である(教義は絶対であるため)
■適当
理に適うやりかたやものごと。ただし、今日では「いいかげんに」という意味でも用いる。
例)次の問題を読んで、適当な答えを選びなさい。
■妥当
そのようにすることが悪くはない、そこで収めてよい段階のものごと。最上ではない。プラスよりもマイナスの物事に用いることが多い。
例)示談の交渉はそのあたりで双方引くのが妥当であると思われた。
■相当
なにかとほぼ同じである。
一億円相当のダイヤモンドは、一億円とほぼ同じ価値のあるダイヤモンド。
■適切
適当と似るが、適当よりも好ましいものごと。「切に適っている」から。「切に」とは、「極めて」という意味。
例)彼の応急処置は適切だった。
↑ parodic dummy
正当:わたしがさけぶとき「すべての落し物はわたしに所有権がある」
適当:わたしが決めること「子供のお年玉を、母親が再配分すること」
妥当:わたしが認めること「体重にあわせて、腹いっぱい食べること」
相当:わたしが坐わるとき「これ以上は譲れない、ぎりぎりのスキマ」
適切:わたしが答えるとき「適当な理由が途切れたら、何度も繰返す」
ほかの質問(1118258555)にお答えいただいたときほどのキレは残念ながら私には感じられませんが、ともかくユニークな回答をありがとうございます。
皆さん、こむずかしく書かれておりますので、私の様な意見は良くないのかな?と思いますが『誰にでも分かる』定義ということで、自分勝手な意見かも知れませんが、書かせて頂きます。
正当 自分の為の表現、行動
例)『正当な意見を言って…しようとしてない?』
『あれは正当防衛だったんだ!』など…
適当 雑な考え、行動(良い意味合いの用い方もあると思いますが。)
例)『適当でいいんじゃない?』
『この仕事は適当にやるなよ!』
妥当 物や事柄にそれなりに見合っていること
可も無く不可もない状態
例) 『高校時代の友達の結婚式だし、3万円で妥当じゃない?』
『これは妥当なところで○○くんか△△くんに、お願いしたらいいんじゃない?』
相当 評価。その位。
例) 『○○くん、あんなに怒るんだから、相当(その位)ストレス溜めてたんだろうね』
『あの指輪10万円相当(その位)らしいよ』など…
適切 先ほどの『適当』の良い用い方
良い。当てはまること。
ただし、『適当=それなりに』
『適切=最も』という意味合いの違い。
例) 『あなたのミスは私が適切な処置を施しておいたから、大丈夫よ』
などなど…いかがでしたでしょうか?
見解の違いがもしあったら、すみません。
久しぶりに、頭をフル活動させて頂きました★有難うございました★
ありがとうございます。
正当は、正しい万人が認めるような理由がある場合
適当は、物事に対して一番よい物を選ぶこと
妥当は、他にも有るかもしれないが、現在の状態でもいいということ
相当は、それに値する物や代わりになる物をたとえるとき等
適切は、そのときにふさわしいもの
こんな感じに理解しています。
※URLはダミーです
辞書は使っておりませんので、
多少意味が違うかもしれません。
ありがとうございます。
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回答が一通り出たようです。多様な・多数の答えを期待していたのですこし残念ですが、質問を締め切らせていただきます。ありがとうございました。
質問に「辞書類…ただ…要約したりするのはご遠慮ください。」「無関係なURLの回答はおことわりします。」と書いてありますが、お読みいただけましたか。
また、ご回答いただいた内容にある「相当」の定義の意味がよくわかりません。「相当」という単語の意味を説明する定義内に「律令制で…相当する位階に配して…」などと「相当」ということばが出てきています。