(1)前者の三要素の出自
(2)後者の三要素について書かれているページ、もしくは文献
よろしくお願いいたします。
こちらには演劇の三要素は「台本・演出・役者」とあります。
こちらには「舞台・観客・役者」とあります。
この3つが演劇の三要素だという記述は他にもみられました。
また、質問者さんが言われた「観客・脚本・役者」だという方も結構いらっしゃるみたいです。やはりこちらが最も多数派のようです。
これに「劇場」が加えられて四要素といわれる場合もあるそうです。
それに対し、もう一つの方、「空間・照明・観客」では検索に引っ掛かりませんでした。
結論としては、基本的(おそらく教科書などに載っている)には「脚本・役者・観客」ですが、監督さん・演出家さんなどによっては自分なりのこだわりがあり、演劇の三要素をアレンジしているのだと思われます。
また、さきほど4つ目に「劇場」が加わるケースがある、と申しましたが、そこらへんでごちゃ混ぜになった可能性もあります。
「照明・空間・観客」の場合も、これを言った方の強いこだわりが「照明」や「空間」という要素を加えさせたではないでしょうか?
なお、それぞれの出所は分かりませんでした。
ごめんなさい。。
ありがとうございます。
私もいろいろ検索しましたが、どこも「三要素」といえば「脚本・役者・観客」なんですよね・・・。そこに「演出」と「劇場」ですか。
私が「空間・照明(光)・観客」説を聞いたのは高校時代でした。理由は
「空間がないところに芝居は成立しない(朗読劇は別)、空間は必ずしもハコ(劇場)に限らず」
「光のないところでは最早何も見えないので、これまた芝居は成立しない(これも朗読劇は別)」
「たとえ役者が演技をしていても、それを見る人がいなければ芝居は成立しない」
ということだったと思います。三要素に役者(演技者)が入っていないのは、未だに謎ですが、演劇が成立するために不可欠なのはどっちか?と聞かれれば、役者より観客のほうだと思います(個人的な感覚として)。
あと「脚本・役者・観客」プラス「演出」「劇場」について、これを否定する意見を述べるとするなら、以下のとおりになります。
(1)脚本・・・即興劇という分野も成立しており、必ずしも必要不可欠ではない。
(2)役者・・・保留(謎なので)
(3)観客・・・これは不可欠
(4)演出・・・これも即興劇という分野があり、かつ優秀な役者は十分に自己演出力がある。その他の効果演出(音響・地明かり以外の照明効果・大道具など)もなくても十分に成立する。よって「演出をする人」という意味では必要不可欠ではない。
(5)舞台・・・劇場や役者のために用意された雛壇でなくても、「空間」があればOK。
上記のことから考えて、脚本と演出(する人)は必要条件とは思えません。
そうか、三要素じゃなくて「三大必要条件」と質問すれば良かったんですね。
ちなみに今「必要条件」で検索してみましたが、希望のものは引っかかってきませんでした・・・。