【ラブストーリーの本を教えてください】

お勧めは、電影少女(ビデオガール)ですね。

当時の女性の読者コメントで「女性の気持ちが良く描かれていますね」ということがありました。

「主人公が心で思ったり、感じている内容が記述されている」にとても当てはまると思います。

パッと思いついたのですが

安野モヨコさんの「花とみつばち」はどうでしょうか？

ヤンマガに掲載されていたのでご存知かもしれませんが、

もてないもてたい男の子が女の子の気持ちを勉強?して成長していくストーリーです。

同じく安野モヨコさんのハッピーマニアも楽しみながら読めるかと思います。

ホタルノヒカリ・ひうらさとる著

現在連載中・単行本3巻まで出ています。

しばらく恋愛から遠ざかっていた主人公が5年ぶりに恋に落ちて、自分の気持ちや彼氏との距離のとり方などについて悩んでいる姿が描写されています。

少女漫画によくある、切れ目無く続くストーリーものというよりは一話完結型で進んでいくので、連載途中でもあまり気にせず読めるのでは？と思います。

彼のことを思う気持ちや、どう振舞ったらいいかあれこれ考えてみたりするところなど、わかるわかる！と共感して読めました。女の子の楽屋裏的な視点も入っているので参考になるかと思います。

NANA。

大ヒットするだけあって、「不安定な女の子」（＝「ハチ」と呼ばれる女の子）の気持ちがよく描写されていると思います。

これを読んで、「恋愛していないと、彼氏がいないと生きていけない！」というタイプの女の子の気持ちがわかったような気がしました。

「花ざかりの君たちへ」

女の子が主人公のラブストーリーです。

「先生！」

これは年上の男性（って先生ですけど）に恋する女の子が主人公。これはすごく、主人公の心の動きがリアルで、ああ分かる分かる、というカンジ。

「白い血」

これは小説。主人公は男の子です。

「贅沢な恋愛」

これは恋愛小説集です。

読んだばかりの本ですが、この小説には女性の夢と内面がたっぷり描写されていますよ。

私は大変ハマりましたが、男性が読むとどうなんでしょうね。

レビューをご覧になれば、女性たちがどれだけハマってるかわかるかもしれません。

語り手は女の子で、感情の浮き沈みやいろいろなところがわりと赤裸々だと思います。

この作品も女性の夢と欲望が赤裸々に描かれていて、女性の立場からすればとても「わかるわかる」という内容です。

有名な作品だからご存知かもしれませんが。

これを読んでいると男性と女性の考え方の行き違いがよくわかります。とってもシビアです。

以上ですが、お役に立てるといいです。

柴門ふみの「女ともだち」は女性のホンネを活写していて、まだ若かった男の私にはショックでしたね。

高橋留美子の「めぞん一刻」がありえないファンタジーだということを思い知りました。

「冷静と情熱の間」

映画のサイトですが簡単なあらすじがわかると思います。

この本の面白いところは１つのものがたりを江國香織さん（女性側）、辻仁成さん（男性側）と男女の気持ちや状況を別々の作家が書いています。お互いの気持ちが鮮明にわかります。おススメです。

一条ゆかりの漫画はお勧めです。

正しい恋愛のススメとか。

RDレインの小説をもじったような内容の漫画です。好きと嫌いの微妙な恋心の機微が感じられる隠れた名作だと思います。

精神科医の著者が書いた恋愛のお話というか言葉遊び。読んでて深い考察とかも自然にココロに入ってくる感じで楽しいですよ。

年代が古いですが、セックス好きな著者の遍歴。こういう女性もいますよという意味で面白いかなと思って挙げておきます。

山田詠美さん『A2Z』

私の大好きな本です。

女性として共感できるところがたくさんありました。

女性が主人公です。

島本理生さん『ナラタージュ』

私的にはピンと来ない作品だったのですが

周囲の女友達のなかで評価が高かったので

女性の気持ちを忠実にあらわしているのかなぁ？と思ったので紹介します。

かなり女性的な印象を受けました。

カラフル・パレット（あいざわ遥）はどうでしょう。

少女まんがで、主人公は女子大生で恋愛モノ。感情描写はとても丁寧です。主人公以外のキャラのショートストーリーも入っていたりして結構お得ではないかと。　ただ、男性の方は買うのが少し恥ずかしいかもしれません。

辻　先生の　冷静と情熱の間はいかがでしょうか？　赤い本と青い本があって女性からの観点と男性からの観点両方書いてありますよ。

あと傑作なのが同じく辻先生の　「さよならいつか」という本です。感動してないてしまったり、私の場合は今までの恋愛を思い出し切ない感情になりました。

いくえみ綾の「I LOVE HER」です。

先生と生徒という恋愛物です。現実感があって、読みやすいと思います。

ラブストーリーの王道といえば、江国香織(国の字が違いますが・・・変換できませんでした)でしょう！

私は女性ですが、共感できるところが多々あります。

あと、時代小説になってしまいますが、平岩弓枝さんの小説も主人公の心情が良く描かれていると思います。

冷静と情熱の間

がオススメです。

青は男性の視点から書かれていて、男性のの心情がよく表されています。

赤は女性の視点から書かれていて、女性のの心情がよく表されています。

本でしたら、加納朋子の「掌の中の小鳥」がおすすめです！ジャンルとしてはミステリに入ると思うのですが、ふんだんに恋愛が取り入れられています。また、語り手が男女入れ替わるので、二人の考え方、気持ちがわかりいいのでは。ぜひとも読んでみてください！