各支店にて採用した社員の中で、全国転勤を希望しないスタッフを「エリア総合職」として雇用したく思っています。他社（特に金融）ではこの職掌をよく聞くのですが、「総合職」との待遇差をどのくらいつければよいのか、悩んでいます。参考になるサイトがあれば教えてください。

飛島建設のプレスリリースです。

今般新設した「エリア総合職」は、異動エリアが一定地域内に限定されるだけで、業務内容、昇級・昇格、役職任免等は「総合職」と全く同じです。また、中途入社についても公平な処遇を行なっていきます。

待遇の格差は無いようです。

基本給で￥10,000位の差ですね！

そもそもエリア総合職になにをどこまで期待するかによりますし、また御社の業種や地域採用をお考えの職種もわからないので・・・、一般論として、「基本的には同じ仕事をやる限りにおいて、転勤に伴う社員の自腹相当額＋αくらいはディスカウントを行っても差し支えないと思います」、あるいは「リンク先で様々なケースをご検討されてはいかがでしょうか？」くらいのことしか言えないです。ただリンク先を眺める限り、新卒初任給で5％～10％程度違う事例が多いので、それを御社の給与テーブル全般にあてはめ、さらに諸手当ての要不要などを勘案すれば、ざっくりした数字が作れそう。金融営業職の場合、能力給のウエイトが高いため業界・職種によっては参考にしづらいでしょうし、またあれは単なるコストカットだけでなく長期的な経営戦略の一環として策定された側面が強いように見受けられます。報酬体系は社員のビヘイビアを方向付けるため、大きなピクチャーを描きながら検討すべきだと思います。

自分が勤めていた外食大手にもありました。

「エリア社員」という制度です。

基本給は正社員の８割、賞与も８割ぐらいでした。

店長以上の上位職種に就くことが難しいため、将来への期待値の差からこのような待遇の差を設けているという説明でした。

なお、その会社は、完全職務給制に移行しており、年齢給、職能手当などの制度は全廃されていました。