小売業に勤める者です。売価に関しての質問です。粗利益23%で100円の経費をカバーし、最終の利益が8%残るようにするは売価を何円にすればいいでしょうか?また、できれば計算式と考えられるロスも教えてください。
◆解答方法=ロスを考慮しない場合とした場合の2つ解答を聞きたいです。
ロスを考慮しない場合。
100円÷(100-23-8)×100=145円
上記リンク先を参考に、ロスを2%とした場合
100円÷(100-23-8-2)×100=150円
これでよろしいでしょうか。
http://www.kessansho.com/general/study/02_03.html
決算書.com:決算書の読み方・使い方・見方がわかる!
粗利益23%で100円の経費をカバーし、最終の利益が8%残るようにするわけですから、23%-8%=15%が経費の100円に相当すればいいわけですよね。
15%:100円=100%:x円
x=100*100/15
=667円
つまり売価667円でいいと思います。
ロスは…たとえば万引きですか?この場合、売上原価(棚卸し高)の方に反映され、売上原価が大きくなります。つまり粗利益が少なくなります(上の式は同じです)。
粗利益=売上高ー売上原価
メールマガジンも良ければ参考にさせていただきます。参考になりました。
http://www.hatena.ne.jp/1129034899#
人力検索はてな - ◆質問。 小売業に勤める者です。売価に関しての質問です。粗利益23%で100円の経費をカバーし、最終の利益が8%残るようにするは売価を何円にすればいいでしょうか?..
ロスがない場合
元の売価を(X)とし、
0.23×(X)-100=0.08(X)
(0.23-0.08)(X)=100
(X)=100÷0.15
=667円
ロスがある場合は
0.23(X)-100-(ロス額)=0.08(X)
で求められるか、と。
こんなんで良いのでしょうか?
なるほど理数系の出身ですのでこの計算式は参考にさせていただきます。
①売上高-売上原価=売上総利益(粗利益)
0.23x=100 x≒434.7≒435円
粗利23%の達成
→売上減率77%???高すぎではないですか。
②ロスを考慮しない場合
③売上高-売上原価-販売費一般管理費-支払利息割引料等+受取利息配当金等+特別損益-租税公課=最終利益
棚卸資産償却損等のロスは特別損失に該当します。
業種にもよりますが販売費等は20~30%
支払利息割引料は一般的に3%程度
租税公課は課税所得の約50%
ロスを含めた特別損失が10%
→全て売上高比とすると
粗利は50%と仮定して、
売上高>200
50+20+3=73%
よってロスがなければ最終利益27%
ロスを考えた場合は17%程度ですね。
売上原価率77%で企業経営が成立するのでしょうか。
ありがとうございます。今の私にはまだ勉強が必要です。売上-売上原価は基本式ですが、租税公課は知りませんでした。もう少し勉強します。参考になります。
ビジネスていレベル研究所
100÷(0.23-0.08)=666
で、価格は税抜きで約666円になります。
これはロスが全くない場合の計算で、100円は固定費と考えた場合です。
666×0.23=約153円ー100円で53円となり、53÷666=約0.08で8%残ることになります。
ロスを考慮する場合、まずどれくらいの割合でロスがでるか、どういう性質のロスであるかを合理的に見積もる(過去のデータ等で)必要があります。これは計算でなく実態を調査してロス数を把握し、繰り返し行いデータ化をして販売数に対しロス数の比率を求める以外ありません。
仮に100個の商品のうち2個、ロスが生じたとすると2%のロス率になります。
ロスが生じた原因に①売れ残りや期限到来で販売出来なくなった場合、②買い手があったのに納品の期日に間に合わなかったり、何らかの手違いによって売れ残った場合(機会ロス)
①の場合のロスを含んだ計算は仕入値に対して2%のロスを考慮するわけですから
1-0.23=0.77
0.77×666円=約512円
512円×0.02=約10円
100+10=110円
110÷(0.23-0.08)=約733円となります。
②のロスの場合の算出は売価の666円で同様の計算をし、約753円税抜きとなります。
ご質問の内容からは上記の計算になりますが、そもそも売価設定の場合、販売個数が重要な鍵とまります。もっと重要なことはこの100円という経費の算出方法です。
紹介した上記の計算は100円の中に変動費以外全てが含まれている場合です。
粗利23%であれば仕入値は77%となり売る量と比例して仕入れ費用も増加しますから会計上、変動費とよばれるものです。この変動費を除く全ての費用(人件費や家賃、高熱費や雑費、税金や販促費等、他)が固定費と捉えた計算です。
売価設定はとても難しい問題です。全ての費用を計算し、販売数量によって利益計算は変化し、販売量は販売価格によって変化するためマーケティングや販売計画が必要にもなります。それから商品を複数構成して売価設定をするセールスミックスによる計算もあります。
尚、説明上の計算は小数点以下を切り捨てにしています。
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
HP拝見しました。今後も参考にさせてください。ありがとうございます。