GPLのソフトウェア(例えばBLOGのようなウェブアプリのGPLのソフトとします)を改造して使っている場合、
ソースをオープンソースコミュニティに戻さないといけないのでしょうか?
またその方法には決まりとかあるのでしょうか?
メールでアーカイブして送ればよいだけなのか?
常に自分のウェブサイトなどでアーカイブをダウンロードできるようにしていないとならないのか?
http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html
GNU 一般公衆利用許諾契約書 - GNU プロジェクト - フリーソフトウェア財団 (FSF)
あなたの義務だけについて書きますと
もしその改造版を公開するのであれば、
それに対してソース公開の要求があったら
ソースをGPLに従うものとして公開せねばなりません。
ですから成果品(バイナリ)を公開したものについて、誰かが欲しいといわなければ公開しなくていいです。
まあいちいち応対するのは面倒くさいですからWebか何かにおいておくのが楽ですが。必須ではありません。
送る方法はメール添付でもフロッピーで郵送でもなんでもいいです。
SourceForge.jp: Welcome
http://blow-away.net/openoffice/docs/main/about_source_forge_jp....
SourceForge.jp を利用するにあたって
ちょこっと補足します。一番目の回答者さんが示された日本語訳でいうと
複製、頒布、改変に関する条件と制約
の1,2,3が該当部分です。
置きかたについては欲しい人が最終的にソースを得られればよいので、オリジナルソースの置き場所へのリンク+改変部分を含む差分パッチという手段も可能です。
なおURLはOpenSourceコミュニティでよく使われているSourceForgeとその解説ページです。
もしあなたの改変が大規模で、新規プロジェクトになり得るならここに乗っけてみるのはどうでしょうか。
そういう派生プロジェクトというのも結構ありますので。
ありがとうございます!
置きかたについては欲しい人が最終的にソースを得られればよい
http://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.ja.html#GPLRequireSourcePost...
GNU GPLに関して良く聞かれる質問 - GNU プロジェクト - フリーソフトウェア財団 (FSF)
さらに補足します。
あなたが、GPLでライセンスされたソフトウェアを個人で改変したものを使用する限りにおいてはソースコードの公開を強制される謂れはありません。
ただし、Web上でそれを不特定多数が使える状態にするのであればソースコードを公開するように(いつかは)要求されると思います。また、元の作成者に変更点を連絡してあげた方が車輪の再発明をしなくて済むということで喜ばれると思いますが。
ありがとうございます!
ソースコードを不特定多数の方に使ってもらう気はなくて、ただBLOGのサービス自体を複数の方に使って欲しいのです。この場合もソースを公開しなければならないのでしょうか?
続けて回答します(3.の回答者です)。
上のリンクのように、GPL派生物を調べて警告することをFSFが行っているところから、公開した方が無難だと思います。
http://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.ja.html
GNU GPLに関して良く聞かれる質問 - GNU プロジェクト - フリーソフトウェア財団 (FSF)
GPLの適用に関しては、こちらのFAQを通して読んで、あなたの置かれている状況にあてはめるのが早道かと。
ありがとうございます!
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/11/23/009230
スラッシュドット ジャパン | LAMEプロジェクトからSonyBMGへの公開質問状
少し前に./JでLGPLの話ですが該当しそうな話がありますね.
> ソースコードを不特定多数の方に使ってもらう気はなくて、ただBLOGのサービス自体を複数の方に使って欲しいのです。この場合もソースを公開しなければならないのでしょうか?
サービスを実行しているソフトウェアがGPLならたとえば記事に対してコメントを書いた人ですら要求されたらソースを渡さなければいけない可能性はあると思います(コメント記入機能を「使用」と判断できる
ありがとうございます!
>記事に対してコメントを書いた人ですら要求されたらソースを渡さなければいけない可能性はあると
に疑問です。OpenOfficeでXLSファイルを作ったとしてもXLS作成者はソースを公開しなくてもいいですよね?
ありがとうございます!
ソース公開の要求があったら公開しないといけないんですね。なるほど。