PostgreSQLのみをサービスする贅沢なLinuxサーバを構築しようとしています。
目の前にはRAID10で400GB程度になるHDDを積んだマシンがあります。
この条件でRHEL 3(ES)をインストールするときどのようにパーテションを切るのが最も効率的でしょうか?
PostgreSQL 8.0を前提として書いてみます。
HDDは、物理ディスクが複数ある構成でしょうか?
同一ディスクであれば、ぶっちゃけどう切ってもパフォーマンス的には変わりはないので、稼働後のデータ量の増加に対応出来るように、テーブル領域を多めに取るくらいでしょうか。
もし、複数の物理ディスクが存在する場合、以下の優先順位で異なる物理ディスクへ配置することが望ましいです。
1.Point In Time Recovery(WAL)
→更新時に必ずログが書き込まれるため、他の領域と明確に別ディスクに配置することでパフォーマンスが向上します。
2.データベース本体
→トランザクション管理を行うため、データ領域と別ディスクに配置することでパフォーマンスが向上します。
3.Tablespaceの配置
→同時に更新する可能性のあるテーブルは、別ディスクに配置することが望ましいです。交互に異なるディスクをアクセスするような配置がベターですね。
今は同一の物理ディスクであっても、将来的な拡張を考えた場合、以上のような分け方でパーティションを切っておくと、移行が容易になると思われます。
http://slashdot.jp/developers/05/01/19/0641233.shtml?topic=113
スラッシュドット ジャパン | PostgreSQL 8.0 リリース
解説ありがとうございます。
移行を念頭に置く必要があるわけですね。