私としては「Aでない場合」と「Aの場合で、C以外の場合」と答えてほしかったのですが、どうしてわからなかったのでしょうか?その後1時間以上かけてやっと、「Aでない場合」というのが出てきました。
クセがついていないというより、いろいろな方面から物を見ることができないんですよ。できることであれば、指導すればいんでしょうけれど。
あと、仕事上の課題があったときに、自分の場合だと、あんな方法や、こんな方法やそんな方法があって、どれがいいかなぁと思いつつどれかあるいは複数を選択してなんとかしているわけですが、彼の場合は、あるひとつの方法しか思いつかないのです。応用とか発展とかがなく、抜けが多い。抜けている部分について質問すると、それはこうですと答えてくれるので、能力がないわけではないのですが。
たぶんその彼は“何か絶対的な前提”が先に頭に浮かんでしまい、それ以上の事は
考えられない/思いつかない状態になっているのでしょうね。
では順番にいきましょう。
「Aの場合は」は、先ず彼も考えついた訳ですよね。
だとしたら、“自分が考えた事と正反対を考えるクセ”を先ずつけさせる様にするのです。
何度かそんな機会を与える必要があると思うので時間は掛かるかもしれませんが、
Aを考えたら、“Aじゃない場合”と言うのもセットで必ず考える様なクセを付けさせる。
そしてそれができる様になったら、次の組合せに移るっと言う方法です。
何度か体験するうちに、また指摘されるうちに「あー、物事には他の事もあるんだなぁ」
と感じてくれるのではないでしょうか?
などと言うのは簡単なんですけれども、実際なかなか上手くいかないのは良く分かります。
現在自分も似た様な問題を抱えていますので。 私の場合は、相手の立場からも
物を見て欲しいのですが、自分の立場でのみしか考えられない人と接しています。
なので、「相手の立場だったら、どう思う?」といつも言う様にしています。
ABCDの様に幾つか要素がある場合は、マトリックスを作らせるのも一案かと思います。
ゲームの総当たり戦の対戦表みたいな感じです。
そうすると、いろいろなケースがある事が視覚的にも分かるので、彼本人も
自ら感じる事ができるのではないでしょうか?
これも、私は時々使う手です。
そうやって、一歩ずつ地道に慣れさせていくしかないのではないでしょうか?
自分は今そう思っていて、地道にやっています。
では
とつい思ってしまう様なケースだったのではないでしょうか?
勿論何事にも100%はあり得ないので、よーく考えると「Aじゃない場合」
etc.の別のケースがある状態だったのかもしれませんけれども。
と言う事で、「物事には100%は確実はあり得ないんだよ」と言う事を話し、
今後はいろいろな方面から物を見るクセをつける様に指導されては如何でしょうか?
見当違いのコメントでしたら、ごめんなさい。
では