読み方はジュリアスとユリウス、どっちが一般的でしょうか?読み方を変えることで意味に違いが出ますか?ジュリアスシーザーは結局のところ良い人なんですか、悪い人なんですか?
Juliusという単語はヨーロッパ語圏の人にも馴染みのある単語なのでしょうか?
重要なことは、欧米人は、名前は自分流に勝手に読むということです。日本人は、なるべく現地読みを尊重しています(中国を除く)
ジュリアスは英語読みをカタカナに直したもの。
ユリウスは、日本に入ったときの読みをカタカナに直したものです。
アメリカ人にユリウスといったも通じないと思います。というか、ジュリアスといっても通じない。シザーといわないといかんのちゃうかな。
また、ユリウスというなら、ついになるのはカエサルです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Julius_Caesar
あといい人というか悪い人というか、あの時代に生きたすごい人だと思います。今とは価値観が違うんでしょう。
私は米国内で働いており、つい先週迄、隣の席にJuliusというドイツからインターンで働いている男性がいました。まわりの米国人はみな「ジュリウス」or「ジュリアス」と自分の呼びやすい呼び方を使っていましたが、本人は別に気にしていません。別のドイツ人、イタリア人、フランス人、スペイン人、オランダ人の同僚は正しい発音に従って「ユリウス(ユは実際にはユとウの中間音)」と読んでいました。他の中国人、台湾人、韓国人は「ジュリウス」でした。私はユリウスでしたが、別の日本人は「ジュリウス」と呼んでいました。イギリス人はいないのでわかりませんが、同じヨーロッパ圏内の方々は正式な呼び方をしてあげているのではないでしょうか。アメリカ人は綴りに従って読む傾向が強いです。
これはまた興味深いお話をありがとうございます!
ちなみにドイツ語読みだと「ツェーザー」らしいですね・・・そこまで違うともう全然出所がわからなくなってしまいますが。。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%...
と、書いてて気づきました。
ツェーザーはカエサルの部分のドイツ語ですね。
じゃ、ドイツでもユリウスさんなんですかネ。
ちなみに、ユリウスは個人名ではなく、家門名です。
ガイウス(個人名)・ユリウス・カエサル(家族名)は、ユリウス一門のカエサル家のガイウス、ですが歴史上いっぱいいたりします。
カエサルについてよく知りたければ、この本がお勧めです。(絶賛してます)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101181586
カエサルが象を意味するとか、ローマの皇帝はみなユリウス・カエサルだったとか、いろいろ面白いですよ。
ついでに、イタリアではカエサルはチェーザレと発音されるようです。
あ・・・家門。盲点でした。
ご紹介いただいた本、面白そうですね!
特にカエサルについて知りたかったわけではないのですが、この本は興味をそそられます。
イタリア語ではチェーザレ・・・・コレとは別件でイタリア語を習おうと思っていたところでしたが習う前に挫折しそうです(^^;
本来は「ユリウス・カエサル」でしょう。ラテン語を読む時の一般的な読み方に従うと。
英語で「ジュリアス・シーザー」って言うだけです。
(英米人が日本をジャパンと呼ぶみたいな感じ)
言い方は言語によってばらばらで(特に欧州では)、
例えばフランス語では「ジュール・セザール」になります。
結局、現地での言い方にあわすしかないでしょう。
そうなんですよね・・・ジュリアスシーザー、ユリウスカエサル・・・。
Julyを連想させる言葉を捜していたので候補としてどうかな、と思った次第です。
>欧米人は、名前は自分流に勝手に読むということです。
ははは・・・忘れてました(笑)
ワーテルローをウォータールーと読んでいる英語圏の人々はその典型ですね(^^;