母確率だと思います。
母は母数の意味で、真の値を指す。または、母集団の世界での確率という意味。
母平均や母分散というように、母集団のパラメータを表す場合に推定値と区別するために、頭に「母」をつけます。
かなり文脈依存の可能性がある単語と思うので、違う使い方である可能性は高いのですが参考までに‥
コインを100回投げて60回表が出たとします。このとき、コインの裏表が等しい確率である可能性はどんなもんでしょう?あるいは、コインの表が出る確率が0.6と言える可能性はどのくらいでしょう?という問題が、よく教科書に載っていると思います。このとき「コインの表が出る確率が0.5」とか「0.6」とかいう仮説を立てるわけですが、この数値を「真の確率」(true probability)と呼ぶと思います。
使用例はなかなか見つからないんですが例えば:
http://humansci.let.hokudai.ac.jp/m/terao/stat/q_and_a/answer200...
ただ、日本語ではわざわざ「真の」とつけないことが多いように思います。単に「生起確率」とかにしてしまうんじゃないでしょうか。英語でも混同されそうですが、それ以上に日本語だと真偽のうちの「真になる確率」と混同しそうですし。それを嫌うと「本当の確率」とか「確率の真値」などと呼ぶこともあるかもしれません。
すいません、訂正します。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/p-conf.html
回答者1さんの「母確率」には違和感を感じたんですが、理屈は正しいというかtrueはたしかに「母」と訳すという点で、思い出しました。たぶんこの「母比率」の方が一般性が高いと思います。
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