英米における、保守主義やリベラリズム、社会主義の歴史について興味があります。
それらが出来た過程などが書かれた本はありませんか?
それぞれの意味や、歴史について書かれた本を探しています。
回答1の方が3冊目に挙げておられる、一橋大の森村先生の『自由はどこまで可能か-リバタリアニズム入門』(講談社現代新書)を私も推薦します。
臓器移植など現代の事例に即した形で、社会思想の系譜を紹介している好著です。(新書ですので手に入りやすいですし)
あとは、明治大学の土屋先生の『正義論/自由論 寛容の時代へ』(岩波現代文庫)が、リベラリズムの系譜を理解するうえで読みやすい本としてお勧めできます。
森村先生の本はかなり硬派な文体でがっちりと図式をつかむには向いていますが、一気に読みきるにはパワーがいるかな・・・と思います。
一方、土屋先生の本は洒脱な文体で文化論の視点をからめながら、でもしっかりとリベラリズム(特にジョン・ロールズの思想)を解説しています。個人的には後者が読みやすかったですよ。
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