http://www.shiojigyo.com/etc/system_1905.html
基本的に、日露戦争のための戦費調達と、
低価格な外国産塩に対抗する必要性からでした。
塩の専売制は1905年から開始されていますが、
これは前年に始まった日露戦争の膨大な戦費を調達するため、
という目的を担った物でした。
同時に低価格な外国産塩に対して、
国内の製塩業の保護・育成、安定供給を図る必要もあり、
専売制ということで自由な流通を制限する必要があったわけです。
実際、明治末頃になると化学工業の発達や
人口の増加により塩の需要が増え、
国内産の塩だけでは不足するようになった結果、
専売制を取っていながらも、その自給率は
20%程度にとどまっていたということです(1938年当時)。
ここに専売制継続の必要性がありました。
戦争というものに振り回されてきた塩が自由化されたことで、
やっと日本の「戦後」が一つ終わったと言うことが出来るでしょう。
塩 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9
日本でも江戸時代に塩の専売を導入する藩があった。忠臣蔵で知られる赤穂藩はその代表格である。明治時代になり、政府でも日露戦争の財源確保のために、塩に税金を掛ける案が出たが、これに反対する人たちが塩の販売を専売制にするように提案、これが議会で通り、塩の専売制が始まった。
1905年(明治38年)塩専売法 施行となる。
前の年にロシアとの間に日露戦争があり、戦争にかかる費用を用意するためでした。
後に、専売制の目的は生活に必要な品物の値段を安定させることに変わりました。
なるほど。
http://www.shiojigyo.com/etc/system_1905.html
基本的に、日露戦争のための戦費調達と、
低価格な外国産塩に対抗する必要性からでした。
塩の専売制は1905年から開始されていますが、
これは前年に始まった日露戦争の膨大な戦費を調達するため、
という目的を担った物でした。
同時に低価格な外国産塩に対して、
国内の製塩業の保護・育成、安定供給を図る必要もあり、
専売制ということで自由な流通を制限する必要があったわけです。
実際、明治末頃になると化学工業の発達や
人口の増加により塩の需要が増え、
国内産の塩だけでは不足するようになった結果、
専売制を取っていながらも、その自給率は
20%程度にとどまっていたということです(1938年当時)。
ここに専売制継続の必要性がありました。
戦争というものに振り回されてきた塩が自由化されたことで、
やっと日本の「戦後」が一つ終わったと言うことが出来るでしょう。
なるほど。
つまり、「専売事業」についてですね?
国が特定のモノの販売を独占する事業です。
その目的は国の収入です。
例外的にアヘンという特殊なモノは専売権を国が持ってます。(当然ですが)
たばこ・塩については国の収入のためだったようです。
専売権を国が持ち、公社が運営するカタチで流通していたわけです。
公社が民営化されるにしたがい、国は税収で収入を得るカタチに変わりました。
補足:
公社ってのは国や地方自治体の出資で公共性の高い事業を経営する法人。
なるほど。