お手数かけますが、以下のURL(私のダイアリー)を参照下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nobita_t/20060722
日テレ世論調査(http://www.ntv.co.jp/yoron/2006_07/200607/index.html)の首相靖国参拝問題の項をベースとして、同じような主旨で「はてな世論調査」を実施したいと思っています。
そこで、設問文と選択肢の回答文を練ろうと思うのですが皆さんの力を是非お貸しください。
とりあえず「A級戦犯」「公人・私人」「政教分離」などのキーワードをどう盛り込むかに悩んでいます。フリートークでいろいろな意見を聞かせてもらえるようにいわしで質問します。
今回のメモの信憑性も聞いちゃえ。信憑性はかなり高い
と、個人的に思いますが。今回のメモが小泉首相の参拝
に与える影響を聞いてみるのもいいかもしれませんね
天皇のメモの真贋がどうであれ、ここまでの騒ぎになっていることが不思議でありまた違和感も感じます。
このメモに世論が左右されてしまうというなら、立憲君主制の崩壊の危機です。なので、goldwellさんもおっしゃっているように、このメモについては適当に流しておけばいいと思います。
今、社会人の方々の何パーセントが、
昭和天皇の語録や日常についての知識を持っているのか、と言いますと、
私は殆ど知りませんが、大抵の方、特に中年以下の方は、
殆ど何も知らない筈です。
例えば、私の記憶では、
昭和天皇がどのような方であらせられたか、という逸話では、
島根県?か、長野県か?、に御幸された折柄、
もうかなりなご年齢であらせられたにも係らず、
それまでうな丼をお食べになられたご経験が無かったという逸話です。
(記憶違いならばすいませんが、趣旨としての話ですが)
昭和天皇はご内心でうな丼の味に感動めましたが、
お日頃の自制心から我々庶民のように自由に何でも食うと、
いう訳ではなかった、と。
昭和天皇は、ただ、
1杯だけお変わりをご所望なされたということです。
日頃の質素な生活が伺われる話か、と。
上記の逸話は私の記憶違いかもしれません。
しかし、昭和天皇の日頃のご生活やお心の有り様に関しては、
そもそも、
現代社会人のどれほどの人間がどれほどの知識を持っているのか、
その点ただイメージで報道を見ているだけでは駄目でしょうと、
いう点、1点留意せねばならないことかと思います。
靖国の一件如きのみをあまりに過大に考えることは、
返って昭和天皇に対する礼に反するとも言えましょう。
もっと色んなお考え、ご見識を持たれていた筈ではないでしょうか。
天皇といえば、右翼の街宣車や考えてはいけないものとして、庶民は触れちゃいかんみたいな教育というか空気の中で育ってきた気がします。
逆に、天皇関連の知識を漁る人は怖い印象がありました。
それをいきなり「天皇についての知識を持っておけ」と言われてるようで戸惑いのほうが大きいです。
下の世代ほどこの傾向は大きいんではないでしょうかね。
右翼の街宣活動ですが、「右翼の人→怖い人→右派的な考えは怖い考え」というイメージを子どもの頃から植えつけるために一部の左派が先導しているような気がしないでもないかも。
話は変わりますが、いろいろな史料を調べてみると、昭和天皇は激動の時代を生きつつも、当時の日本人の中では一番冷静であったようにも感じます。だから私は昭和天皇の人となりをそれなりに見るべきものがあると考えているので、今回のメモに関しては「一人の人間」として「ああ、そうなんだ。そうなんだろうな」と思うこともあります。これを「天皇の意見」という視点で見ると、今の世論のブレようには違和感を感じますが。
陰謀論やら真贋問題まで出てきて、波紋が広がっているようですが・・・。
その辺の議論はさておき、
万が一このメモが発端になって首相が参拝を取りやめたとしたら、結果的に天皇の発言(それが正式・非公式に関わらず)が国政の首長の行動を掣肘したとして、問題になると思うのですが(あ、これは特に公人参拝ならば、ですけどね)。
そういうことは望まなかった昭和天皇の意向に背く以前に、「陛下のご意向はこうである」と言われて国民の行動を縛るということで、それこそ戦前に前戻りですよね。
(この場合、小泉首相が"君側の奸"になるのかな?)
ということで、この際は問題にせずほおっておけばいい、というのが個人的な感想ですが。
やはり天皇の発言メモも出てきましたので、この点が一番の議論になりますよね。