怪談募集第二弾!

皆さんがご存知の背筋も凍る怪談を募集します。以下、条件です。
(前回のものもご参照ください:question:1153568541


(1)言い伝えや先輩からの言伝、親から聞いたもの。都市伝説でも可。
(2)リンクを張らないようお願いします。自身の知識のみで語って頂く為です。
(3)二宮金次郎が突然走り出し、グランドを全力疾走で10週した、などという、笑えるホラーも同時に募集します。


※ご存知の方もいらっしゃいますでしょうが、前回はある事情により(前回分のコメント参照:question:1153568541)、回答がなかなか集まりませんでした。よって新たに募集いたします。ドシドシ参加してください。

回答の条件
  • 1人5回まで
  • 登録:
  • 終了:2006/07/31 19:45:16
※ 有料アンケート・ポイント付き質問機能は2023年2月28日に終了しました。

回答35件)

id:takejin No.1

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント12pt

昔住んでいた家の近くにあった、大きな墓地の話です。

大きな墓地で、太い道が中央を通っていました。

その道は、車がほとんど通らないので、自転車で皆よく通っていました。でも、さすがに夜になると怖いので通ってはいませんでした。

ある、月の無い晩のことでした。私の友人が、塾で遅くなってしまいました。どうしても見たいテレビがあったので、墓地を通り抜けることにしました。急いで通れば大丈夫だと、自分に言い聞かせたそうです。

墓地に入ってしばらくすると、遠くで軽い足音がします。小さな子供が走っている様な感じでした。友人はどきどきして、自転車のスピードを上げました。

すると、その足音もスピードをあげて、近づいてきます。それに、なにやら声が聞こえてきました。

「ねえ、あそぼうよ。」小さな女の子の声です。とてもさびしそうで、思わず自転車の速度が緩みそうになりました。女の子の声は、だんだん近づいてきます。「ねえ、どこ行くの?いっしょにあそぼう。」

結構早く自転車をこいでいるのに、女の子の声は、もう真後ろです。「そっちいかないで。そっちは、出口だよ。」女の子の声は泣きそうです。友人の耳元まで、声が迫ってきました。

墓地の出口が見えてきました。女の子の声は、耳元で聞こえます。「こっちでいっしょに遊ぼうよ」

出口がもうすぐなので、友人はスピードをさらに上げようと、足に力をこめました。そのとたん、足音が急に大きく強くなり、野太い声で

「行くなー」

という恐ろしい声がすると同時に、右耳と左脇の横から、太い腕が突き出されてきました。

その腕が友人を捕まえようとして曲がる前に、猛然と足に力を入れ自転車の速度を友人は上げました。

かろうじて、その手をかいくぐり、墓地の出口を抜けると、恐ろしい声は小さくなっていきました。どうやら墓地から出ることができないらしかったのです。振り返りもせず、友人は家に帰りました。

それ以来、私たちは昼間でも墓地を抜け道にすることをやめたのでした。

id:ElekiBrain

ひいぃッ!

……いきなりきましたか。怖すぎです。結構物理的に、ダイレクトに訴えかけると凄みがありますね。

それでは私も小話をひとつ(またしてもトンネルネタ)。

「あるタクシーの運転手がトンネルを走行中だった。そのトンネルは出る、との噂で、タクシー運転手は内心恐怖に震えていた。何事も無くトンネルを走行……(続く)」

※すみません前回のリンク

question:1153568541

ではアクセスしにくいため、アクセスには以下を参照してください。

http://q.hatena.ne.jp/1153568541

2006/07/31 18:53:46
id:akkk No.2

回答回数395ベストアンサー獲得回数6

ポイント12pt

ごき○○を捕まえた人が

勿体無く思っててんぷらにして食べたら、

ごき○○の生命力は半端なく、実は生きていて

体の中で復活して内臓やら全てを食べつくし

その人は死んでしまった・・・。

昔聞いた都市伝説です。

id:ElekiBrain

これ、聞いたことあります。むかし、びっくり人間大賞だったか、ゴキブリ食った人間が数日後に死亡したとか。真偽は定かではありませんが。ハリウッドばりのB級ホラーも結構集まりますかね……?

「……走行していたところ、運転手はなにやら背筋に走る寒い感覚を覚え始めた。運転手はいぶかしく思ったが、そのまま運転を続けることにした。……(続く)」

2006/07/31 18:53:44
id:seven_stars_CF No.3

回答回数35ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

これは5年前に友人から聞いた話です。

季節もこんなジメジメした曇った夏の夜。

友人は仕事を終え、一人原付で家路へと向かっていました。

辺りは街頭もまばらな一本道で、夜になるとあまり車は走らない道

だったそうです。

案の定、友人はその薄暗い一本道を一人で走っていると、それまで

ジメジメしていたのに、一瞬ヒヤっとした感覚に襲われ鳥肌が立ちました。

「気持ち悪りぃなぁ・・・」


それから数分後、友人の後ろからパトカーの音が聞こえてきました。

そしてパトカーから

「そこの原付!!左に寄せて止まりなさい!!」

という声が聞こえてきたので、友人はその指示に従いました。

「あぁ、スピード違反かぁ・・・ついてねぇ。」

警察官がパトカーから降りてくると、こう言いました。

「後ろに乗せていた女性はどこにいった?」

友人は何の事だか分からず「はい?女性?俺一人ですけど?」

警察官は「君ね~、私は見たんだよ?君の後ろに女性が乗ってたじゃないか!」

友人は血の気が引きました。そして警察官に

「あの~、見ての通り一本道ですし、万が一女性がいたとしても

すぐ分かるんじゃないですか?」

モチロン友人は一人で原付に乗っていました。

警察官も「う~ん、確かに・・・。」

友人は「そうでしょう?大体この年になって原付で2ケツなんて

しませんよ!」

警察官はしばらく黙ってからこう言いました。

「そうだね・・・でも罰金は罰金だから!!さっさとこれに記入して!!。」

幽霊も怖いけど、警察はもっと怖い・・・

id:ElekiBrain

これ、よく冷静に対処したと思います。パニクッちゃって何かよく分からないことを口走り、余計に警察に疑われる、という点を見事に回避。しかも、話のオチには「警察はもっと怖い」の一文が。

警察官「その女性はこんな顔をしていませんでしたか……(『のっぺらぼう』より)」

「……しかし、おかしい、どんどん気温が低下してくるではないか。運転手は冷え切った体温とは逆に、額に大量の汗をかき始めていた……(続く)」

2006/07/31 18:53:41
id:takejin No.4

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント12pt

広いフロアの窓際。残業で一人だけ、夜中に仕事。

警備員さんがやってきて、

「遅くまでご苦労さま。がんばってください。」といってドアを閉める。

キーボードをたたく音だけが、広い空間に響いている。

私の後ろの大きなガラス窓から、今、

トントン ・・・・・ トントン  ・・・・

とノックする音が聞こえてきた。



此処は13階、ビルの外側はガラスが一面に貼ってあり、誰も上ってくることはできないはず。


どうしても、振り向けない。


(二本目なので、ポイント等は要りません)

id:ElekiBrain

いま、現実に、リアルタイムにですか!?

ヤバイ、怖すぎです……。

(ポイントは気にしなくてもいいですよ。怖かったから。身を挺した体験、リアルでした)

「……やがて、トンネルの中ほどに差し掛かったころであろうか。余りの寒さと悪寒で運転手は震える体を抑え、ハンドルを必死になって操るのが精一杯になっていた。

「なんなんだ、このトンネルは」……(続く)」

2006/07/31 18:53:40
id:nano327 No.5

回答回数759ベストアンサー獲得回数35

ポイント12pt

背筋が凍るほどの話ではないので前回の質問で参加を見送ったのですが、今回は「笑えるホラーも」とのことなので書かせていただきます。

笑える話でもないのですが、私の体験談です。

もう、17年も前の話です。




私は小学生の頃から近所の高校の吹奏楽部に入るのが憧れでした。

同じ学区内で音楽を嗜む子供ならば、皆、憧れるほど、良い成績を納める華やかな吹奏楽部でした。

私は中学生となりました。

同じ部活でクラスメートでもあるKちゃんのお姉さんがその吹奏楽部員ということもあり、憧れはいっそう強くなりました。

中学2年生の時、Kちゃんのお姉さんと同じ学年のその吹奏楽部の部員が、夏の林間合宿中に崖から転落して亡くなりました。

部活中の事故だったため、吹奏楽部はしばらく活動停止となりましたが、そのあとの大会で見事な成績を納め、暮れには亡くなった部員を偲ぶコンサートが開かれました。


私は高校生となり、Kちゃんとともに憧れの吹奏楽部へ入部しました。

毎年全国大会で良い成績を納める部だったので、1年のうちは先輩の身の回りの世話に追われ、合間をぬって自分の練習をする日々を送っていました。

部活の上下関係になれた頃、夏休みになりました。

朝9時から夜の7時までみっちり練習するだけで体力が失われましたが、そうこうしている間に合宿の季節がやってきました。

2年前に部員が亡くなったため、去年は合宿はなかったのですが、今年は学校に泊まって合宿する事になりました。

合宿は3泊4日で、朝6時~夜中の1時まで、ひたすら練習三昧というスケジュールでした。

とはいえ、1年生は自分の練習の合間に先輩の身の回りの世話と先輩の楽器の手入れをし、食事の用意や布団の上げ下ろしや掃除など、すべての雑務をこなしていたので、へとへとでした。

おまけに、それまで1年生に対して不満を募らせていた2年生に夜な夜な説教を喰らい、殆ど眠る事すら出来ませんでした。

3日目の夜、体育館で大会のレギュラーメンバーの先輩達が演奏する中、1年生の私達は眠気を抑えながら先輩達の演奏を見学しておりました。

眠くてたまらず、「いつになったら終わるんだろう」と思いながら体育館の時計を見ると、もうすぐ12時になりそうでした。

前日に近所の人から「真夜中に演奏されたらうるさくてたまらない」と注意されていたのに、顧問はいつもにも増して熱を入れた指揮をしていました。

そのうち、先輩の誰かがミスをしました。

顧問が指揮棒を床にたたきつけて怒鳴り散らしました。

「こんなんで全国狙えるのかよ!」

それまで楽器の音でこだましていた体育館が、急に静かになりました。


次の瞬間、




ドォン・・・。



どこからか、太鼓を叩くような音が聞こえました。

「誰だ、音楽室開けっ放しで来たのは!」

顧問が怒鳴り散らしました。

部室である音楽室を空にする時は必ず鍵を閉めてくるのが決まりでした。

部員全員と顧問の先生3人の、部活の関係者は全員体育館に居たのです。

音楽室の入り口は防音のためにジュラルミンで出来た分厚い観音扉の1箇所だけでした。

扉が閉まってれば音が聞こえるわけはありません。

その日、吹奏楽部のほかにテニス部も学校で合宿していました。

だから顧問は、鍵を掛け忘れて来たから、テニス部が勝手に入っていたずらしたのだと思ったのです。

そして私達も、誰もがそう思いました。

音楽室の鍵は、顧問、3年で副部長のO先輩、2年で副部長のS先輩がそれぞれ持っていて、3つしかありません。

「O、お前鍵掛け忘れたのか?」

顧問はO先輩に言いました。

O先輩「鍵は持っていますが、最後に出てきたのはS君です」

S先輩「僕はちゃんと締めて来ました。Yも一緒に確認しています」

Y「僕も確認しました」

顧問「寝ぼけて確認し忘れたんだろう。1年、お前ら連帯責任だ。早く部室行って締めて来い!」

そういわれて、私達1年生は全員で音楽室へ走りました。

S先輩から鍵を預かったY君は、鍵を持って一番に音楽室にたどり着きました。

音楽室の扉は閉まっていました。

もちろん、鍵も掛かっていました。

Y君は恐る恐る、鍵を開けました。

中は、電気もエアコンも消えていて、むっとした空気が立ち込めていました。

電気をつけてみると、誰も居ません。

念のために奥にある、楽器をしまってある準備室も確認しましたが、そこにも誰も居ませんでした。

・・・ただ、いつもならば、チューニングのされていないぼろぼろの大太鼓が垂直に置いてあるはずなのに、今誰かが演奏していたように斜めにセットされていて、その下に大太鼓用のスティックが転がっていました。

大太鼓の上に棚があるわけではなく、スティックが落ちてきて鳴ったというのも絶対にありえません。

仮に落ちてきたとしても、防音がしっかりされている音楽室の更に奥の準備室での音が、体育館まで聞こえるはずがありませんでした。


私達は狐につままれたように呆然としましたが、顧問に叱られるのが嫌で、全員で音楽室に鍵を掛けたのを確認して体育館へ戻りました。

顧問は憤慨して「お前ら、もっと責任感を持って行動しろ」と怒鳴りました。

体育館にいた先輩達は、いつものように「だから1年は・・・」と言いたげな顔で私達を見ていました。

Y君が顧問に報告しました。

「鍵はちゃんと掛かっていましたし音楽室に誰もいませんでした。でも、予備の大太鼓がセッティングされていて、バチが転がっていました」

次の瞬間、一人の女の3年生が泣き叫びました。

まるで伝染していくかのように、他の3年生も顔を青ざめさせ、漣のように泣き出しました。

さっきまで顔を赤くして怒鳴っていた顧問まで、魂が抜けたように脱力していました。

2年生は、何か耳打ちしあって、時々頷いていました。


結局、そのまま、その夜の部活は終了しました。

本当は3年の女子の先輩からお説教を受ける予定だったのに、それもなくなりました。



合宿のあった週末、2年前の亡くなった吹奏楽部員の3回忌の法事がありました。

その部員を知る、最後の生徒である3年生が居たため、部活動を昼で切り上げ、顧問と部員全員で法要が行われる寺へ行きました。

お坊さんのお経と、故人の母親からの挨拶があり、そのあと、O先輩が部員代表として、挨拶をしました。

「私達が1年だった時、お世話になったN先輩が山で不幸な事故に遭われました。忘れもしない、8月○日でした。

 N先輩は1年生に優しく指導してくださいました。

 ご自分のパートのバスドラムでリズムを打ちながら、ロングトーンした練習は忘れません」





合宿の3日目の深夜、つまり、4日目は、8月○日でした。

バスドラムとは、大太鼓のことです。


2年前に亡くなった部員のN先輩は、命日に自分が生前演奏していた大太鼓を叩きに来たのかもしれません。

id:ElekiBrain

少し怖かったですが、何か、故人の寂しさと人柄を漂わせるいいエピソードでした。ちゃんと読ませる話(実話ですが)になっていて、面白かったです。

「……気を落ち着かせるためにタバコに火をつけ、しっかりと離さないようにハンドルを握る。

オレンジ色のランプがひときわ怪しく見えた。周りに車は見えず、対向車すらも見当たらない。――深夜の走行だ、当たり前だ――。運転手は自身にそう言い聞かせると、思い切り吸い込んだ煙を吐き出した。

……(続く)」

2006/07/31 18:53:36
id:bokemayo No.6

回答回数7ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

短いですが、実際に職場の後輩が体験した話。

その後輩はとても霊感がある事で、本人もすごく悩んでいました。

沢山ある経験の中から、つい最近のものを話してくれました。


彼の住居は6畳のワンルーム。

居たのは彼一人。

深夜。


彼は部屋のテレビをつけたまま、一人で風呂に入っていた。

シャンプーを流そうとシャワーを頭にかけ始めた丁度その時、急にテレビのボリュームがうるさいほどに大きくなった。

「あれ?どうして音量が上がったんだ?」

そう思いつつ、シャンプーを洗い流していた。

急にテレビの音量が消えた。

シャワーの音だけが響いている。

その時、風呂のドアのすぐ外側に強い気配を感じた。

(わ!ドアの所に何かがいる!)

次の瞬間、その気配が「ずわっ」と頭を洗っている彼の耳元に移動してきた。

顔のすぐ横に誰かがいる!!

目が開けられないまま、背筋が凍りつく。

そして彼の耳元に乾いた声がささやいた。


『今の、聞こえた?』


次の瞬間、その気配は来た時と同様に「ずわっ」と去っていった。

同時にテレビの音量が元に戻った。


彼はしばらくの間、恐怖のあまりその場を動けなかったそうです。

id:ElekiBrain

ホラー映画を見た後、風呂場でシャンプーしている時には絶対に目は瞑りたくないものです。しかも実際にシャンプーを洗い流している時にこういった現象が起こると、後々トラウマになりかねません。実生活に影響するお話、ありがとうございます。

「……その瞬間であった。

何かが前方をさえぎったかと思うと、激しい勢いでフロントガラスを突き破ってきたのだ! ボトボトボトッ!! そう形容するしかないであろう音が車内に鈍く響き渡り、

男は前方を見失い、ブレーキを震える足で力いっぱい踏み込んだ。同時にスピンするタイヤの音と、けたたましい騒音が耳を劈(つんざ)く。……(続く)」

2006/07/31 18:53:34
id:takejin No.7

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント12pt

最後にもうひとつ、少しかわいいものを。

ある夏の黄昏時、江ノ島の防波堤の近くを車で流していました。

助手席には、当時付き合っていた彼女が乗っています。

防波堤の上には、すでに釣り客は消えて、恋人たちが、あちこちに座っています。そう、あちらに二人、ちょっと距離があってまた二人、今度はだいぶ空いて二人、・・・・。いろいろな距離があって、面白いなあ、と私はほほえましく眺めていました。

すると、助手席の彼女が独り言を言っていました。

「ふーん、おんなじ間隔ですわるんだ。おもしろいなぁ。」

はて、恋人たちの間隔は、まちまちです。カモメでもどこかに並んでいるのかと思って、聞いてみました。

「だれが、並んでるの?」

彼女が答えます。

「防波堤の上のカップルよ。おんなじ間隔で並んで座ってるじゃない。」

私には、ばらばらの間隔で座っているようにしか見えません。

ふと、思い出しました。彼女は霊感が強く、いろいろなものが見えるらしいことを。たぶん、彼女の眼には、私の見えている恋人たちの間に、ちょうど等間隔になるように座っている、「何か」がみえているのでしょう。

彼女は楽しそうに続けています。

「あら、あの彼女の着物かわいいじゃない。隣の彼氏はお侍さんかしら。ちょんまげが乗ってる。あっちの人の着ている水着変ねぇ、男の人なのに上下つながってる・・・・・」

夏は、誰にでも、楽しい恋の季節なのかも知れません。

id:ElekiBrain

昭和や大正、はたまた江戸時代の「逢引き」まで時系列ばらばらで登場するとは。なんか漫画みたいですごい光景です。ある意味見てみたいかも。

なお、現在5回まで回答できるように設定していますので、また怪談話がございましたら最後とは言わず、お気軽にどうぞ。

「……目を開けることもできぬまま、何回転したことであろう。運転手は他の車がいないことを幸いに思いながら車のスピンが止まるのを待った。一瞬が永遠に感じられる瞬間だった。

やがて車は止まり、運転手は目をゆっくりと、静かに目を開いた。……(続く)」

2006/07/31 18:53:34
id:takejin No.8

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント12pt

夜中に、一人で読んでる人限定。




おい、後ろに誰かいるぞ。

ちょっと、頭を左に傾けてくれ。

ダメダメ。ゆっくりじゃ、そいつも合わせちまう。

こんどは、サッと右に頭を振ってみて。

そうそう、今、チラッと見えた。

長い髪の毛みたいなの。

もう一回やってみよう。今度は左右に大きく急いで体ごと振るんだ。

そうだ、見えたぞ。

みたいだ。青白い顔してる。

え、あんたも見てみたい?

見ないほうがいいって。

え、気になるの?

そりゃそうだ。

じゃあさ、ゆっくり左の方から後ろを向いていって、

急に右向くんだよ。

いいかい。左からだ。

ダメだ、ダメだ。右に向くのをもっと早くしなきゃ。

今度は、右からやってみよう。

え、怖いからやめる?何を今更。

後ろのやつも、あんたのやってること、わかってるみたいだよ。

ほら、ちらちら、こっち見てる。

よし、右からゆっくりと後ろを向いて、急に左を向くんだ。

今だ。隙がある。

まだ、見えなかった?

しょうがないな。

じゃあ、ゆっくりと今度は前かがみになるんだ。で、急に上を向く。かがんでるときに、きっとやつは、あんたの顔をのぞこうとする。そこで、急に上を向けば、真上にやつの顔が来るって。

やってみよう。

え、やっぱり怖い?

目の前に顔がきたら、怖いわなぁ、そりゃ。

でも、気になるって。それもわかる。

それじゃ、大きく背中をそらそう。いすの背もたれに背中を乗せて、イナバウワーだな。そうすると、やつは、あんたの足元にくるだろう。見えなくても、足になにか触るかも知れん。

おう、やってみるか。そう、そう。大きく反るんだ。

え、足元に何か触ったって。

そう、そいつだきっと。ほら、あっちへ動いてく。あんたの右目の隅っこにも見えてるはずだ。

夜中には、そういうの結構いるんだよ。

ん?もう帰るって?怖い?そうだよな、こんなとこで、一人で残業なんてやめたほうがいいって。

じゃあな。











☆わが社が開発した、時短推進ソフトです。残業が多く、過労が懸念される社員のデスクトップに、いかがでしょう。ストレッチも兼ねて効果満点☆

id:ElekiBrain

途中まで真剣に読んだ私が馬鹿だった……。

イナバウアーあたりでおかしいな、とは思ったのですが(笑)。どんなソースで動いてるのでしょうか? モニターから出てきたりして(そりゃリング)。

「……まずは今まで車がスリップした状況を見ようと、右側を向いた。タイヤの擦り切れた後が見える。黒いタイヤの跡がオレンジの光に照らされて、朧なグレーに見えた。

――そして、ごくゆっくりと、怯える心を抑えながら、極めて慎重に正面を向いてゆく。

「何も無い」

そこにはフロントガラスの割れた空洞しかない。急いで足元を見たが、そこにも割れたガラスの破片が散らばるのみである。運転手はまるで狐につままれたような心境で、呆然とするしかなかった。口から落としたタバコの灯火がわずかに足元を照らした。

……(続く)」

2006/07/31 18:53:28
id:eggist77 No.9

回答回数13ベストアンサー獲得回数1

ポイント12pt

■峠を走る走り屋さんが体験した話

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

いつものように夜中に峠を走りに行った帰り道での事。


山を下り終わって一つ目の信号で止まると

隣の生垣から男の子が車に近づいてきたそうです。


時刻はもう真夜中。なんでこんな時間に男の子がいるのだろう?と

思いましたが、すぐ近くに住居があったこともあり

窓を開けて男の子に話しかけてみたそうです。


男の子は「お兄ちゃん、この車カッコいいね。」と言ってきました。


信号が青になり、家に帰るように注意したあと車を進めました。

しばらくしてまた信号で止まりました。

するとさっき信号で近づいてきた男の子がまた車に近づいてきます。

おかしいな?と思いながら窓を開け男の子に話かけると


男の子はまた「お兄ちゃん、この車カッコいいね。」と言ってきたそうです。


気味が悪くなり、信号が青になるのをまたずにすぐに車を出しました。

山道でくねくねしてるので近道でもあるのだろうと走り屋さんは考えました。

しばらくしてまた信号で止まりました。


まさかと思ったのですが、前の信号で近づいてきた男の子がまた近づいてきます。

走り屋さんはなにかのイタズラだろうとすごく腹を立て

窓を開け、近づいてくる男の子に向かって怒鳴りつけたそうです。

すると、男の子は・・・


「お兄ちゃん、この車カッコいいね・・・ぼく・・・この車に轢かれたんだ・・・」と・・・


後で知った話らしいのですが、走り屋さんが買った車は

格安の中古車で以前人身事故が起こした車だったらしいのです・・・



■高速道路での話

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

高速道路を走っていると後ろの車がやけにパッシングをしてきたそうです。


始めは、ほっておいたのですがそれでもパッシングをやめません。

運転手は腹を立てて、速度を落とし車を止めました。

後ろの車もそれに続き、車を止めたそうです。


運転手は、車を降りて後ろの車に文句を言いに行きました。

すると、後ろの車の人が怒っています。


「危ないじゃないか!高速道路を走っているのにサンルーフから体を出しては」と・・・


運転手は、唖然しました・・・

だって自分が運転していたボックスタイプのバンにはサンルーフなんて

ついてなかったんですから。


後ろの車の人の話では、女の人が上半身を車から出していたというのです。

いったいなにが車の上にのっていたのですかね・・・



※聞いた話を文章にするのは難しいっすね。読みづらかったらすいません。

id:ElekiBrain

走り屋の兄ちゃんの話、これはヤバイですね。男の子が何食わぬ顔で言う台詞も鳥肌が立ちました。やはり車道にはこういう話がつき物ですね。引き続きお話をお待ちしております。

運転といえば、タクシーの運転手はさてどうなったのでしょうか。続きをどうぞ。

「……しかし、いつまでも呆然としているわけには行かず、床のタバコを脚でもみ消すと、止まっていたエンジンを始動させ、アクセルをふかした。動く。運転手はとにかくこの場所を離れなければ、と思い、斜線に車を戻し、再びぼろぼろになったタクシーで運転を始めたのだった。

「会社にひどく絞られそうだ」原因は何だったかすら分からない。しかし、フロントガラスは割れているのだ。虫であろうか。それにしても巨大な虫である。フロントガラスの穴は小さな、20センチほどの円形が重なり合って開いたような、そんな形状だ。……(続く)」

2006/07/31 18:53:25
id:takejin No.10

回答回数1543ベストアンサー獲得回数203

ポイント12pt

では、ラスト。もう、帰ります。警備員室へいかなきゃ。




お帰りですか。遅くまでご苦労様。

今日は、あなたが最後ですね。13階のフロアのキーっと。

警報装置、13階確認っと。お疲れ様。

え、怖くないかって?

こんな商売やってて、怖いなんていってられないよ。正直、建物の中なんて、ぜんぜんこわくない。

いや、だから、強いてあげるとね、自転車が怖い。

夜中の自転車って怖いよ。

そこの塀があるでしょ。その高さって、ちょうど自転車運転してる人の、首の高さなんだよ。ね。そうするとさ、最近は、自転車乗りながら携帯でメールしてんだよね。メール読んでるときって、うすぼんやりと青白い光が顔に映ってるじゃない。しかも、自転車だから、上下動なしに、スーーっと動くわけよ。

塀の上を、薄ぼんやりと青白く光った首だけが、スーーーっと上下動なしに動いてるわけ。どう見ても怖いでしょ。

ほら、ちょうど来たよ。その左の塀の端。だんだん近づいてくるでしょ。訳分かっても、怖いと思わない?そうだよね。こわいよね。

でもね、門のところ通るときに、自転車がみえるからほっとするのさ。ほら、門のところ通るよ。

ね、安心するでしょ。

また来たよ。やっぱり不気味だけど、門のところで一安心。ね。

はい、手続き完了。ご苦労様でした。

明日は早いの?あ、今日か?大変だね。

また来たよ。今度は2台だね。ほら、門にかかるよ。

ん?

自転車・・・・   1台   だったね。

ま、そんなこともあるさ。はは。ははは。・・・はぁ。

夜中って、いろんなやつがいるからなぁ。

おい、君。大丈夫か?顔色が悪いぞ。

怖くないですか?って?

俺が怖いのは自転車。首だけってのは、怖くないんだょ。

おい、大丈夫か?意外に弱いんだな。おーい・・・・

ぉーぃ・・・・・







おい、君、大丈夫?

すまんすまん。急にトイレに行きたくなったから、警務室空けておいてしまって。こんなところで倒れてて、毎日残業続きで、体調崩したのかね。

え?さっきの警備員って?警備は今日は二人だけど、もう一人は今は15階を巡回中のはずだよ。だから、たった今はここは空き部屋。

だから、いないって。

おい、大丈夫か?真っ青だよ。早く帰った方がいいぞ。

え?怖くないですかって。

こんな商売やってて、怖いなんていってられないよ。

でも、強いてあげれば、怖いものが一つだけあるんだ。





夜中の自転車、さ。

id:ElekiBrain

なんか粋というか、昔話の怪談の現代版っぽいノリ、結構好きですね。落語のような、古典を感じさせる調子がなかなかナイスです。喋ってる落語家の顔が浮かんでしまいました(あっ、「顔」が浮かんじゃいけねぇや。こりゃ失礼)。

「……どうやって会社に説明するかも分からず、運転手は車を走らせた。余計な事を考えているうちに、運転手は次第に平静を取り戻しつつあった。そうだ、できるだけ余計な事を考えればよいのだ。

しかし、それもつかの間だった。

運転手は見た。天井から降ってくる赤い物体を。

目の前を通り過ぎる瞬間それはいやおうなしに運転手の目に飛び込んできた。

血みどろの手! 無数の血みどろの手がボタボタと大量に降ってくるではないか!!

「ギャアァァァ!」

……(続く)」

2006/07/31 18:53:24
id:sexyboy No.11

回答回数39ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

実体験です。

私は今、家を建て直して住んでいるのですが、新しく建てた家に住み始めたときの話です。

自分の部屋というものを初めてもらい、当然自分の部屋で寝ることになったのですが…。

住み始めて数日経った夜のことです。夜中に突然部屋が明るくなり、目を覚ましてみると息が苦しく空気を吸うのも精一杯で家族に背中をバンバン叩かれていたのです。

ようやく、息も整って親に聞いてみると私の部屋から叫び声が聞こえたから来てみたら苦しそうにしていて起こしたというのです。

自分では寝ていて突然明かりがつき、気づいたら苦しくてという状態だったので、覚えていません。でも私は小さい頃に小児喘息にかかっていたのですがその頃はそんな症状は一切なく何が原因だったのか今でもわかりません。

と、そんなことが起きた日が始まりでした…。

その日はまた起こるといけないから家族と同じ部屋で寝ました。その日はその後何事もなく朝を迎えることができました。

それから数日経った夜のことでした。

夢なのか何なのかわからないのですが、昔の戦争での軍隊の人なのかわかりませんがそのような人で腰から下がなく、私の上からこちらを見ているように帽子をかぶっていたのですが顔が向いていたのです。そのとき、これは何かあるのではないかと思い家族に相談してみたのですが、この土地は昔は電気屋でそこに家が建ってることぐらいしかわからないと言われたので何か霊とかそんなのではなく、ただ偶然が重なっただけだと思いました。

でもちょっと怖くなったので、一人で寝るとそういうことが起こるから、犬を飼っているので犬と一緒に寝れば起こらなくなるだろうと思い数日犬と一緒に寝ることにしました。

そうしたら、本当に犬のおかげなのか怖い体験をすることがなくなったのです。だったらもう一緒に寝なくてもいいだろうと思い、それからは一人で寝ることにしました。

それが間違っていたのです…。

一人で寝るようになって数日経った夜のこと。また前のように夢なのかはわからないのですが、リングの貞子のような髪の毛が長く、白い服を着た女の人が私の上に乗っかってきて首を絞めてきたのです。もしかしたらこのまま殺されてしまうのかと思い、前にテレビでそのようなことが起きたらとにかく謝ることが大事だと言っていたのでとにかく心の中でごめんなさいと謝っていました。

そして気づいたら朝になっていました。

それからはそのような体験はしなくなりました。

一体自分の身に何が起こっていたのか、他の家族には何も起こっていないのになぜ自分だけだったのかそれは今でもわかりません…。

id:ElekiBrain

どこかの霊能者が、家の中が霊道(霊の通り道)と化している家も結構ある、という話をTVでしていたのを思い出します。しかし、もう起こらなくなった、ということですので……。なんだったのでしょうか。

少しゾッしました。怖い話、ありがとうございます。

「……ハンドルを切ったかどうかも分からない。無我夢中右へ左へと車を操り、ついに車内に強烈な衝撃が走った。激突。運転手が思うや否や、計器類の電気は消え、体はシートベルトへと激しく食い込んだ。

……(続く)」

2006/07/31 18:53:20
id:Yuny No.12

回答回数953ベストアンサー獲得回数13

ポイント12pt

q.hatena.ne.jp/1122129695

↑昔やってた「はてな百物語」は、ユーザー投票により80話で止まっています。

100話まで行かなかったのは……はてなの呪い? この種のお話が好きでたまらない方はどうぞ。


さてはて。

日常的なモノが突如として恐怖対象になる、というのは、怖さが倍増しなんですよね〜。

つい先日、我が家が誇る癒し系グッズ、エンゼルフィッシュの水槽で……。

……。

…………。

………………。

殺人事件が。


6尾くらい飼育していましたが、そのうちの1尾がもう、病弱で病弱で、眼は白内障みたいになっていて。ほとんど泳がないでふよふよ浮いているだけ。端から見ると「死んでいるんじゃないか」としか見えないけれど、よく見るとえらとかひれとか動いている。あ〜生きてるんだ、みたいな。そんなヤツがいたんですよ。

いってみれば、仙人みたいなヤツで。


薬物強制的に治療するよりは、スローライフな方が合っているんじゃないかと思い、他の魚に何かの感染が無い限りは好きにさせておきました。

餌も、密やかに食べていたみたいです。まあ、生きてるわけだし。

一番目立たないはずなのに、何故か他の活発な連中よりもするっと目が行くのはこの仙人様。脱力系? ですかね。


しかし、ある朝からポッカリと姿が消えたんです。


ふと気が付くといない。


室内で飼育しているので、猫や虫、鳥に食べられる危険はほぼ無いです。水槽の地面の下に埋まったとか、海藻に紛れて隠れているとか、それも無さげ。


2日くらいかけて、よくよく観察してみると……………。


骨? 皮? 尻尾? らしきものが海藻の根元に!


つまりですね、いつも私に元気をくれていた、のんきな存在のはずのほかのお魚さんが…………


食・べ・た。


網ですくってみたら、確かに骨でした。

仙人様が、食べられて終わった。

短い魚生の最期に、彼は何を思ったのでしょうか……。


仙人を殺したから殺人。現場は今も呑気に見えます。

今朝、餌をあげたら、犯人たちはむしゃむしゃ食べてましたよ。

でも、可愛い顔して、怖い連中です……。

id:ElekiBrain

なんか今となっては懐かしい『シーマン』を彷彿とさせるネタです。リアルな顔で共食いをしていたシーンを思い出します。しかも、ほかのシーマンが「(あいつ)吸われてる~」と無邪気に解説。ある意味18禁。心に嫌なシミを残してゆくゲームでした。

「……なんだ、なんだ! なんなんだ!! 慌てふためきながらも懐中電灯を探しだし、辺りを照らす。正面は割れたガラス。足元は!? 足元がうす黄色いライトの光にに照らし出された。まだら模様の血の跡!

……しかし、そこには血みどろの手など、一つも残されてはいなかった。探せど探せど何一つ見つからない。残るは血痕のみであった……。

【完】」

2006/07/31 18:53:18
id:nano327 No.13

回答回数759ベストアンサー獲得回数35

ポイント12pt

5番目に解答した者です。

そういえば、まだ色々あったなと思い出したので再回答させていただきます。

今度のもあまり怖くない話なのですが(汗)。


私の通っていた高校は、戦国時代、首の切り落としの処刑場があったという曰くつきのところにありました。

学校を囲む四方にはお稲荷さんがあり、校舎の一部分だけがなぜか1階低い作りになっておりました。

「お稲荷さんが東西南北4箇所にあるのは、昔処刑された人の霊達を封印する為」

「校舎の一部だけ低いのは、他の部分と同じ高さにしようと工事すると、なぜか工事関係者が怪我をするから、のろわれているのかもしれないってことで取りやめになった」

そう、先生や先輩が真顔で言うのでした。

そして決まって「3年間この学校に通って、霊体験をしない人は居ない」と言うのです。


1年生の期末試験前のことです。

夜7時までの部活動を6時まで短縮し、その後は自宅で試験勉強をするよう顧問に言われましたが、私を含めた4人の一年生は学校に残って勉強をしていました。

中間試験で3教科も赤点をとってしまった子が一人居たのです。

その子は顧問から「期末でも赤を1つでも取ったら部活どころではないから退部させる」と宣告されていました。

私達はなんとかしてあげたい一心で、数日間、部活の後に学校に残って勉強を教えていたのです。

私達は1年3組の教室で勉強していました。




2F|1-4|1-5|1-6|1-7|1-8|2-1|2-2|2-3|2-4|

    目                                           目

1F|1-3|1-2|1-1| 下駄箱 |          |職員玄関|職員室|


※下駄箱と職員玄関の間は何もなく、繋がっていない。ジュースの自動販売機のみある。

 「目」は階段。

 


試験前ということもあり、学校には私達4人と、私達を待ってくれている副顧問のD先生だけしか残っていませんでした。

静まりかえった中で、頭の良いMちゃんがRちゃんに一生懸命勉強を教えていました。

「おなかすいた」と言いながらKちゃんがふらっと廊下に出て行きました。

Kちゃんの上履きの音が「きゅっきゅ・・・」と遠のいていき、しばらくするとまた近づいてきました。

「ジュース買いに行ったんだけど、鍵しまってた」

「あはは、当たり前じゃん」

部活が終わったあと、部の1年で校舎中の戸締りをしていました。

開いていれば、下駄箱の横のドアが開き、外にある自動販売機でジュースを買えたのですが、すでに戸締りをしていたので出る事が出来ません。

M「もうちょっとで終わるから我慢して」

その時突然、廊下の電気がふっと消えました。

「蛍光灯切れたかな?」

私とKちゃん二人で廊下に出て行きました。

1階の廊下の蛍光灯のスイッチは1-1の教室の前にありました。

行って見ると、スイッチがオフになっていました。

なんでだろうと疑問に思いながらスイッチを入れ、電気がついたのを確認して二人で1-3の教室へ戻ろうとした瞬間、今度は教室の電気が消えました。

「きゃあああああ」

Rちゃんの叫び声がしました。

「Rちゃん、Mちゃん!」

私達が教室へ走っていくと、教室の電気がつき、RちゃんとMちゃんが恐怖に満ちた顔でしゃがみこんでいました。

「大丈夫?」

「大丈・・・」

言いかけた途中で、今度は廊下の電気が点いたり消えたり点いたり消えたり・・・何度も何度も繰り返して、真っ暗になりました。

突然のことに声すらでずに立ち尽くしていると、今度は下駄箱の方からものすごい数の破裂音が聞こえ、青白い閃光が見えたような気がしました。


私達4人は恐怖のあまり、その場で動けなくなってしまいました。


数分して、D先生が職員室から2階を通って教室にやってきました。

「お前達、真っ暗な中でなに遊んでるんだ」

先生は、私達は教室で爆竹遊びをしているのだと思いやってきたのでした。


下駄箱の出入り口に鍵がかかって行き止まりになっていたので、1-3の前の階段からでないと1階の教室へ来る事は出来ないというのに、人が通った気配は全く無く、隠れている様子もありませんでした。

もちろん、4人の誰かがいたずらをしたわけでもありません。


多分、これが怪奇現象というものだったのではと思った出来事でした。

id:ElekiBrain

これと似たような経験、実は私もあります。詳しい明記は事情により避けますが、ある家(旧家)に行った時、仏壇から不気味な気配がしており、ある時、バチバチと電気がついたり消えたりを繰り返したのです。そこに住む人いわくそんなことは普段はまずない、とのこと。というより、電気が明滅する瞬間をその人も目撃していました。通常ならこのことは電気系統のトラブル、と捕らえるのでしょうが……実はこのあたりに話せない事情があるので今回はさすがに割愛します。

「……タクシー運転手のお話、いかがだったでしょうか。この話はそのまま出すよりも、小説風にリライトしたほうがおしろいかな、と思って、かつて高校の先輩に聞いた話をお話としてまとめてみました。その先輩いわく実話だそうですが、真偽のほどは分かりません。まあ、怪談話というのは真偽が分からず、秘密のベールに隠されていればいるほど怖く感じるものだと思います。」

2006/07/31 18:53:13
id:neoarcheologist No.14

回答回数776ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

ある学園都市での話。

ある夜、ある男性がマンションの一室から美しく輝く星空を見上げていた。男性がふと向かいのマンションに目をやると、その部屋の住人らしき女性も同じく星空を見上げていた。その後も男性が夜空を見上げる日には必ず女性も夜空を見上げており、男性は次第に彼女に好意を持つようになる。

ある日、男性は彼女に会おうと決意し、向かいのマンションの彼女の部屋を訪ねる。扉を開けると、そこには窓際で首を吊って死んでいる彼女の姿があった。首を吊って死んでいる姿が、夜空を見上げているように見えていたのである。

id:ElekiBrain

これはややゴシック・ホラーよりの内容。新鮮です。触れることもできず、時には見ることさえできない幽霊を描く日本の怪談の形式とは違い、ゴシック・ホラーは肉体を持った何らかの不気味な存在が人々を恐怖させるところに真髄があります。今回は死体が見事にその役を演じきった(??)わけです。

東洋より西洋のほうが何かにつけ物質的という傾向はホラーにおいても不思議と当てはまります。

本当は何か続きの話を書きたいのですが……思い出したら書いてみましょう(朝ですし、今はちょっと時間的に……。でも回答はガンガン書き込んでくださいね。夜にお会いしましょう)。

2006/07/31 18:53:11
id:Kozewo No.15

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

ポイント12pt

しばらく前に知人から聞いた話です。

高校の夏合宿で学校に泊まっていた彼と彼の友人は、先輩に言われて教室まで荷物を取りに行かされました。

教室は旧校舎の3階にあり、彼らは階段で上に上がって行きました。

知人は内側、彼の友人は外側を歩いてのぼったそうです。


夏休みで無人の階段をのぼり、踊り場で内側だった知人は外側へ、彼の友人は内側へと入れ替わり、

折り返して2階を目指しました。

そして階段を数歩上がった後。


知人は階段を「降りていく」女の子の姿を目撃したそうです。


夏休みの合宿をしているのは彼の所属していたバスケ部だけだったそうなので、学校に女の子が来ているはずはありません。

それ以上に、「誰にもすれ違っていないのに」階段を下る人影は見えるはずがないんです。

内側にいた彼の友人も真っ青になり、顔を見合わせて急いで教室まで行ったそうです。

そのときは「見た?」「見た」

で終わったそうなのですが・・・。

その話は10数年後にその友人と再会した時に蘇ってきたのです。



知人「あの時階段下ってった女の子なんだけどさ」

友人「ああ、あのこっちを見上げて


   死ぬ程睨んでた女の子?」


どうやら、階段の内側を歩いていた友人はその子が階段の下の方に降りてから気付いたらしく、

彼女はこちらを見上げて恐ろしい形相で睨んでいたそうなのです。

階段の外側を歩いていた知人からは見えなかったそうなのですが・・・。

後になってその話を聞いて、知人は恐ろしい悪寒を覚えたそうです。

id:ElekiBrain

なんで睨むんでしょうか……。

勘弁してください、女の子。

2006/07/31 18:53:08
id:gunboy56 No.16

回答回数3ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

昔 聞いた話です。

ご存知ならすいません。

昔、一言もしゃべらない子供がいたそうです。

誰が話しかけても うつむいたまま何もしゃべらなかったそうです。

そのため、家族もその子を避けるようになりました。

ある日、食事をしているとその子供が

”おじいさん...”とつぶやきました。

みんなは 普段しゃべらない子供がしゃべったので大変驚きました。

すると翌日、おじいさんが急に亡くなってしまいました。

お葬式も終わり数日後、また食事中に今度は

”おばあさん...”つぶやきました。

すると翌日 同じようにおばあさんが亡くなりました。

そうやってこの子供が家族の名前を口にするたび

翌日になくなってしまったのです。

そうやって、最後にお父さんだけが残ってしまいました。

そしてその恐れる時がやってきました。

子供が”お父さん....”とひとことつぶやいたのです。

お父さんは、自分の命が残り少ないことを覚悟しました。

そして、翌日.....




隣のだんなさんが亡くなりました。......orz


おおー話も寒い....

id:ElekiBrain

……なんでつぶやくんでしょうか。

勘弁してください。男の子。

※医師の宣告より怖いですね。

2006/07/31 18:53:05
id:aka-maguro No.17

回答回数26ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

父が木の伐採を仕事にしています。

7年ほど前、雷に打たれ倒木の危険のある神社の

大きな杉を伐採しました。

大きな杉の木だったので柱を取ろうと

チェーンソーを入れようとしましたが...

チェーンソーの歯が「ガチッ」と撥ねて切れませんでした。

杉の木には五寸釘(ゴスンクギ)がびっしり刺さっていました。

最近の釘から古い木に練りこまれているようになっている釘まで

実際に見たのですがゾーっとしました。

捨てるために手斧でみんなで解体している最中に

突然、「パンッ」と大きな音を立てると木が撥ねて真っ二つに裂けました。

一緒に解体を見ていた神主さんにぶつかり神主さんが救急車で

運ばれていきました。

神主さんの太ももに、はじけた木からでた釘が深々と刺さっていました。

すぐに解体はやめ、皆で御祓を受けました。

ホントに怖かったです。

id:ElekiBrain

今でもあるんですよ、こういうところ。

京都の貴船神社という場所だそうですが、

http://plaza.rakuten.co.jp/ikuhiro3/diary/20060621/

今でも呪詛の為の藁人形が見つかったりするそうです。

2006/07/31 18:53:05
id:noriko55 No.18

回答回数3ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

本当にあった話だそうです。


とある男性が、東京の街中でカラスの群れに遭遇したとき、一匹だけ頭の白いカラスを見つけました。

「全身白いならまだしも、頭だけ白いなんて珍しい。突然変異だろうか?」

男性はそれ以上は疑問に思わず、ときおりその頭だけ白いカラスを見かけていたそうです。

そしてある日、そのカラスが一匹だけいるところに遭遇しました。

何気なく、男性はそのカラスに近づいていきました。

すると、その白い頭は……






頭蓋骨が剥き出しだったのです。





おしまい♪

id:ElekiBrain

どうやって生き延びてきたのでしょうか。

何か壮絶なカラスの人生(烏生)を感じずにはいられません。

2006/07/31 18:53:02
id:bijyou No.19

回答回数107ベストアンサー獲得回数4

ポイント11pt

 小学生のとき、週の半分は学校から直接塾に行き、夜、ひとりで歩いて家まで帰っていました。

 その奇跡的なルートは以下のとおり。

一、仏像が乱立している寺院と池に挟まれた小道。

二、幽霊に引き寄せられるという噂のある、投身自殺の多い踏み切り(無数に並んでいる汚れた地蔵が雰囲気を最凶へ)。

三、首吊り自殺が多発していた雑木林。

四、戦中の空爆により亡くなられた方の遺骨を回収せずに建てたため、自殺者と神経に変調をきたす者が後を絶たなかった工場。鎮魂のためにおかれた仏像が・・・・・・。

五、なぜか首塚がド真中に置かれている駐車場。


 なぜ、このようなルートを選んだかというと、この道を通らないと八時までに家に帰られなかったから。

 心霊スポットは怖かった。でも、お母さんはもっと怖かった。

id:ElekiBrain

武勇伝ですね。これは。これだけのご回答が寄せられるなか、怪奇現象には一切遭遇せず、無事生きてらっしゃるあたりが、逆ギャグマンガのような雰囲気さえ感じさせます。

ウチは親父が怖かったです。星一徹ばりのスパルタで、食わず嫌いがあっただけでも家を放り出された記憶があります。

そんな親父も小6の頃亡くなり、今は空の上です。

そういえば、親父が亡くなった日、親戚や家族が不思議な夢を見ました。ある親戚は花畑の向こう側で親父が呼んでいたが行かなかった、と話しており、またある親戚は、車に乗った親父が夢の中に現れ、「一緒に行かないか」と言いい、「仕事があるから」と断ると残念そうに一人で行ってしまった、という話しがあったりしました。ウチの姉にいたっては、お経を上げる際に親父の亡骸があった場所から親父が起き上がってきて、庭を散歩し、部屋に戻ろうとすると「わしの部屋にこんのか」と親父が言い、行こうとすると突然母が来て、「いい加減にしなさい、何時だと思っているの」と諭したそうです。

どの体験談も、そのままついていったらどうなっていたか分からない、という話しでした。きっと寂しかったのでしょう。

2006/07/31 18:53:00
id:kubira711 No.20

回答回数132ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

【芋喰い婆あ】

昔天明の大飢饉のころ、今の茅ヶ崎市の有名高校のある場所、ここは今でも少し高台になっているのだがここに寺があった。

寺の境内では坊さんが自分で食うために芋を植えて、自分たちで世話をしていた。

ある夏の真夜中、坊さんが蝋燭の光で読経していた「如是我聞一時佛住祇舎窟仙中眷属萬弐千人倶皆是大阿羅漢等・・・・」

と、境内でかすかにがさごそと物音がしたような気がした。

蝋燭をかざして境内に出てみると芋畑に蹲っていた餓鬼の姿をした婆あが気がついて、ガバッと立ち上がってじっとこちらを見ている。

「この泥棒めがぁああ!」坊主は婆あをとっ捕まえるとそのまま境内の井戸の中に投げ捨ててしまった。

この有名高校の校舎の片隅には今でもこの井戸があって、夏休みの夜、合宿の運動部員の中には夜中にこの井戸から不気味な声がするのを聞いた者が何人も居る。

「芋が食いたいぃぃぃ・・・ 芋が食いたいぃぃぃ・・・」

id:ElekiBrain

今回の質問で初めて「学校の怪談」らしい怪談を聞いた気がします。今までの学校関連の話しはリアリティがありすぎてかなり怖かったのですが、これはなんだか日本昔話のような怪談で面白く聞かせて頂きました。

2006/07/31 18:52:58
id:q123 No.21

回答回数8ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

タンスの手

これはボクがまだ小学生だった頃、両親が出掛けて家に弟と二人きりになった時の話です。ヒマだったので、二人でカクレンボをしようということになりました。最初ボクがオニになって、弟を捜し始めました。そして、親の部屋に入り、洋服がたくさん掛けられてるタンスの中に手を突っ込んだ時、いきなり手をグッと握られました。ボクは弟を発見したと思い、手を握ったまま引っ張りだそうとしました。「早く出てこいよぉ!」と言ってその手を強く引っ張っても中々出てきません。洋服が邪魔で中の様子は見えないし、全然喋らないからオカシイなぁと思い始めてきました。その時、背後から「お兄ちゃん何してんの?」と弟が現れました。ボクは訳がわからなくなってその手を力一杯振りほどいて猛ダッシュで家の外に逃げ出しました。その後、両親が帰宅するまで家に入れなかったのは言うまでもありません。あの手は何だったんでしょうか?泥棒?それとも…

id:ElekiBrain

隠れるような泥棒だったらまず見つかった時点で逃げ出しますし、仮に肝の据わった泥棒でもそんな意味不明な行動はとらないですよねぇ。

それとも……。

2006/07/31 18:52:56
id:bijyou No.22

回答回数107ベストアンサー獲得回数4

ポイント11pt

 19の者です。

 ぼくも、細かいのにはたびたび遭遇しています。

・朝弱いのに、なぜかその日は五時半に起きたきり目が覚めました。

 夕方、中学校から帰宅すると、となりの家のおばあさんが亡くなったことを聞かされました。起きてこないのを不審に思った家の人が発見したそうです。

 そこではじめて、おばあさんの部屋が、塀越しにぼくの部屋の向かい側にあったことを知らされました。

 そして、聞いてもいないのに祖父が教えてくれた推定死亡時刻は、5時から6時の間とのことでした。


・これは一年前の話。

 真夜中、ふと目を覚ますと、カリカリッ、カリカリッという音が玄関の方からする。

 ワンルームのアパートなので、ベッドからでも、玄関付近の音はよく聞こえる。どうやら、玄関の外側になにかがいるようだ。恐怖で体が動かない。

 カリカリッという音がやむと、次は、玄関の投函口(新聞などを入れる所)を開け閉めする音が部屋に響きはじめた。中を覗こうとしているのだろうか。

 しばらくすると、音もなく、そのなにかは玄関から去ったようで、部屋に静寂が戻ってきた。もちろん、寝られない。動けない。

 翌日も、夜中に同じようなことがあったため、朝、玄関をよく見てみたが、とくになにも残っていなかった。

 ネコでも人でもそれ以外でも、とにかく怖かった。


・だれも信じてくれない話。

 それからしばらくして、やはり寝ていると、夜中にカサカサ、カサカサと音がする。

 音が聞こえるベッドの左側、いま坐っているパソコンのある方向へ首を向けると、白装束を着た、ちいさなおばあさんが、四つんばいになって床を歩き回っていた。

id:ElekiBrain

四つんばいで!!

……これはヤバイ。『呪怨』とか、そういった感じのエピソードです。一旦お払いすることをお勧めします。マジで。

ただし、高い金額を要求する業者には注意してください。最近はボランティアで浄霊をやってらっしゃる方もいますので、そういった方にお願いするとよいでしょう。

……あれ、これじゃ回答者みたいだな。

2006/07/31 18:52:53
id:ripcurrent No.23

回答回数4ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

友人に聞いた話。

友人が生まれる前、田舎は、絵に描いたような、のどかな村だったそうだ。

そんな平和な村である晩、殺人事件が起こったらしい。

争い事一つない村に起こった前代未聞の出来事に、村人は恐れおののいた。

結局、犯人は捕まらなかったそうだ。

でも、友人の両親を含めた村人達は全員、犯人を知っていた。

事件の日を境にして毎晩、村中に響き渡るような、この世のものとは思えない叫び声が、ある家から聞こえてくるようになったそうだ......。

友人曰く、「これを親から聞いた時、どんな怪談より恐ろしかったよ」

それを聞かされた当時は、俺もビビった。

id:ElekiBrain

殺した者の苦しみは、殺された者より時として苦しいのかもしれません。戦争体験者の話とは違い、死ぬまでそのことを他人に話せないわけですから、苦しみは倍増ですね。

精神に異常をきたしてしまったのでしょうか。

2006/07/31 18:52:48
id:fumie15 No.24

回答回数377ベストアンサー獲得回数7

ポイント11pt

怪談ではないのですが、私の母が若いころ、ある観光地で赤い橋から下に流れる川を覗き込んでいたら、いきなりすぐ隣の男の人が橋から落ちて自殺をしたそうです。母とその男の人はその男の人が川に落ちていくまで目が合ったそうです。



それからその橋は自殺防止のため金網がはられているらしいです

id:ElekiBrain

これに似た話しがあります。まだデジタルカメラも無い頃の話です。

私の姉の担任の女教師が、自殺者で有名な東尋坊へと旅行へ行った時のことです。

女教師は素晴らしい景観を一度カメラに収めておこうと、カメラを手にして断崖に向けてシャッターを押したのです。

女教師は旅行を終え、無事自宅へと戻りました。翌日、写真を現像に出し、写真屋から現像完了の知らせが届きました。

女教師が旅行の各地で撮った写真を眺めていると、ふと一枚の写真に目が行きました。

なんと、髪の長い女性が、崖をから飛び込んだ瞬間を写し取った一枚があるではありませんか!

女教師は焦りました。

「なぜこんなものが」

しかし、同時に色々な疑問が浮かびました。飛び込んでいる女性がいる割には、当日、周りの客に変化が無いのはどう考えてもおかしく、カメラを構えていたとはいえ、ファインダー越しにでも飛び込んでいる姿が映るはずなのです。

周囲の状況は極めて平和そのものだったのです。

女教師はこの話を生徒に怪談話として伝えました。噂は瞬く間に全校生徒へと広がり、その中には写真を見たものもいたそうです。

……しかし飛び込んだ長い髪の女が、生存者であったのか、はたまた……。

【完】

2006/07/31 18:52:46
id:sanzouhousi No.25

回答回数11ベストアンサー獲得回数2

ポイント11pt

四年前の事です。

ちょうど、五月納期の仕事が一段落した第四週目の半ばでした。

私の仕事場は、作業着からクリーンルームでさらに作業着に着替えて仕事をするのですが、その日の10時すぎに仕事を終えて電気を消そうと思い振り返ると青いつなぎの姿の人が立っていました。

スウ~と消えてしまい、またいつもの現象化と思っていました。

六月の第二週目に仕事が深夜まで続いた日です。

夜中の二時ごろに駐車場に向かって歩いていたら、自分の車の横に青いライダースーツを着た人影が立っていました。

近づいても消えず、車に乗り込んでも立っていました。

そのまま、運転してその場を去りました。

次の日、クリーンルームで着替えて帰ろうとしたら消したはずの電気がついていました。

消しに行くと、はっきり青いライダースーツでメットをかぶり足まである人が立っており「じゃあ」っと声を掛けられスッと消えました。

第三週目の後半、朝起きるとコンセントの抜いて(仕事が忙しくて、本体にコンセント巻き付けてしまっていた)あるプレステがテレビと一緒に電源が入っており、ゲームの途中で一時停止していました。

仕事場では、ちょうど自分が統計を録っておりはっきり記憶しています。

実は、7月にはいって友人がバイクで仕事場から帰宅途中にトラックにはねられ死亡しました。

しかも、外傷は一切なしで青いライダースーツ・・・・・・・

そう、はっきり見た姿のまま死亡したのです。

これで、身近な人が死ぬ前に挨拶に来るのは三度目です。

しかも、今回ははっきり携帯に日付と時刻をメモしていたので

かなりの恐怖感を覚えました。

ちなみに、命日が近づくと・・・・・・・・・・・・・。

id:ElekiBrain

これも怖いですね。今ちょっと寒気が走りました。

……しかし、冷静に考えてみると、なんとも律儀な幽霊(友人)ですね。死ぬ前に挨拶に来るとは。しかし、勝手にプレステで遊んだことについてはノータッチだったんでしょうか。

そういえば、死んでしまった人は、生きている人に気づいて欲しくて色々な怪奇現象を起こすらしいですね。お友達もきっと気づいて欲しかったのでしょう。

2006/07/31 18:52:40
id:kubira711 No.26

回答回数132ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

江戸の昔、越後の山村に、両親に相次いで死なれてしまった兄弟がいた。

兄は十一、弟は七歳だった。近所の施しでなんとか食いつないでいたが、年貢が納められず、「そら、布団だけは恵んでやるぞ!」と言って、庄屋がこの二人を雪の降る晩に布団一つで外に追い出してしまった。兄弟は抱き合って一つ布団にくるまってしんしんと冷える雪の夜を外で耐えたが翌朝抱き合ったまま凍死していた。

庄屋は道端に土饅頭を造って二人を埋めさせ、布団は干してから売り払ってしまった。

この布団は北陸道の安旅籠に売られたが、この布団で寝た客が、夜中に子供の声で目を覚ました。

「兄ちゃん寒かろ。・・・」「おまえ寒かろ・・・」

「兄ちゃん寒かろ。・・・」「おまえ寒かろ・・・」

id:ElekiBrain

おお、なんか懐かしいテイスト。これも『まんが日本昔話』風でいいですね。しかし、『まんが日本昔話』は昔は紙芝居みたいな絵柄ですごく味があったのですが、何十年ぶりに見てみたら、普通のアニメーションになっていたのでちょっと残念です。かつては結構芸術的だったのですが。

2006/07/31 18:52:35
id:kubira711 No.27

回答回数132ベストアンサー獲得回数0

ポイント11pt

>>21への回答

両親は出かけたのではなく隠れてHしてたのでしょう。

id:ElekiBrain

オチがこれだったら確かに笑える怪談ですね。

しかし、できれば、ご自身の体験談、もしくは人づてに聞いた話を書いて頂きたいのですが……。

2006/07/31 18:52:33
id:FireBird No.28

回答回数39ベストアンサー獲得回数1

ポイント11pt

 

 下の話から 順番に 熱心に 読んできたひと

 

 モニター画面に なにか うつってるでしょ

 うしろ 背中の後ろを見て

  

id:ElekiBrain

これ、単純だけど効果ありますね。一瞬振り返りそうになりました。

ですが、先ほども申し上げたのですが、できれば体験談や人づてに聞いた話を書いて頂きたいですね……。

2006/07/31 18:52:28
id:eggist77 No.29

回答回数13ベストアンサー獲得回数1

ポイント11pt

■トンネル

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

あるライダーさんのお話です。


遠出した帰り道、どうしてもその日のうちに

家に帰らなくてはいけない事情があり山をひとつ

越えることになったそうです。


山道は慣れていたので順調に走っていると

急にエンジンの調子が悪くなり止まってしまいました。

確認してはみたものの原因がわかりません。

しかし、しばらくするとなにごともなかったかのように

エンジンがかかりました。


また調子が悪くなってもいけないと思い先を急ぎました。

夜は更けて周りはもう真っ暗です。

カーブをいくつか曲がると薄暗い先の見えない

トンネルが見えてきました。


バイクの調子も悪かったこともありライダーさんは

この気味の悪いトンネルを一気に通りすぎてしまおうと考えました。


トンネルをしばらく走っていると背後になにか気配を感じました。

車でもきたのかな?と思い振り返りましたが

ライトの明かりもなければ車の形もありません。

思い過ごしかと思いながらトンネルを進みました。


しかし、どうしても背後になにかを感じます。

そんな気味の悪い感じがしながらバイクを走らせていた時です。

バイクのサイドミラーになにかが映りました。

車のライトでもないしなにかな?と注意深く

ミラーを覗くとずっと後ろのほうからなにかが近づいてくるのが見えます。

なにかと思い振り返り見てみるとそれは

ものすごい勢いで近づいてきたそうです。


どんどん近づいてくるそれが確認できる

距離まで近づいたとき血の気が引きました・・・

近づいてきたのは、長い髪を振り乱しながら

四つん這いになって走る女だったのです。

長い手足を使ってものすごい勢いで近づいてきます。


トンネルの出口はずっと先に見えます。

怖くなったライダーさんはトンネルを抜ける為

スロットルを開け全開で逃げました。

しかし、出口は見えるのですが一向に近づく様子がありません。

すると「シュタタン・・・シュタタン・・・」と音が近づいてきました。

気がつくと全開で走ってるのにもかかわらず

その四つん這いの女がすぐ真横まできています。


もうダメだと観念したライダーさんは

フルブレーキをかけバイクを止めたそうです。

バイクを止め恐る恐る周りを見ると

さっきまでトンネルの中を走っていたはずなのに

トンネルの外にでていることに気づきました。

女の姿も見当たりません。


そして、自分が止まっている場所にゾッとしたそうです・・・

そこはトンネルをぬけた一つ目の急カーブ。

道と谷のぎりぎりの場所に止まっていたのです。

止まっている場所のガードレールは以前の事故に

よってかボロボロに壊れ、深く暗い谷底が

覗けるようになっていました。


深く暗い谷底を覗いていると底のほうから女の声が・・・


「・・・落ちればよかったのに・・・」





※この話は、中学の修学旅行のときに友達から

 聞いて以来、10年以上忘れられません(笑)

 あのときは 本当に怖かった・・・

id:ElekiBrain

これは! もしかして私が第一回目で話した

http://q.hatena.ne.jp/1153568541

話の元ネタかもしれません。似ていますので是非ご参照を。ひょっとして全国的に有名な話なのかもしれませんね。なお、題一回目の yzfr1red04 さんの最初の回答はまさしく背筋が凍ります。今回の takejin さんの最初の回答と1.2を争うできだと思います(あくまで個人の感想ですよ)。

2006/07/31 18:52:17
id:kubira711 No.30

回答回数132ベストアンサー獲得回数0

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中軽井沢から鬼押し出しへ向かう一本道、かなりガスっぽかったが

少し行くと真っ白で何も見えなくなってしまった。しょうがないから少し車のドア開けて、隙間からセンターラインを確認しながらのろのろと走っていた。

と、突然むき出しの手がドアのへりをつかんだ。血だらけだった。

あまりの恐ろしさにアクセルをふかした。なおもしばらくつかんだまま離さず引きずったまま走った。一瞬顔が見えた、顔も血だらけで恨めしそうに目をむいていた。手が離れて振り落ちていった。

自分が轢いたならわかる。あれはそうではなかった。はじめからセンターラインの向こう側に倒れていたのだ。

(フィクション)

id:ElekiBrain

すみません。さすがにフィクション丸分かりはちょっと勘弁してください。フィクションかフィクションでないかが明確でなく、薄気味悪いところに怪談の面白さはあるわけで。

>27

でも殆ど質問の趣旨と違うことを書かれていましたよね? もう一度質問内容をお読み頂けますか?

2006/07/31 18:52:14
id:nano327 No.31

回答回数759ベストアンサー獲得回数35

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5番目と13番目に回答したものです。


これは怖い話というよりは、青春の話かもしれません。



私は高校1年生の頃、部活のI先輩に片想いしていました。

とても物静かで、頭が良く、口数の少ない人でした。

同じ楽器を演奏していたのでたびたび指導を受けることがあり、目が合うと、はにかんだような笑顔を見せ、私はそのたびにドキドキしていました。

けれど、少し変わっている人でもありました。

時々、天井をじっと見上げたり、誰かを見ているのだけど、その人ではなくその人の背後を見ていたり。

I先輩と仲の良いほかの先輩は、「あいつは見えるんだよ」と、わけも分からない私にいつもいいました。


私と、部活で仲の良かったTちゃんは、I先輩の仲良しグループと仲良くなり、部活の後にファミレスやファーストフード店でたむろし、真夜中まで話していることも多くなりましたが、そのうち、I先輩の家へ招待されました。

I先輩は3DKの一戸建て(賃貸)で暮らしていて、両親と妹は隣接するアパートに住んでいました。

「どうして先輩は一人でここに住んでいるんですか?」

先輩は「僕に住んで欲しいんだって」とさらっと言うのです。

誰にだろう・・・と疑問に思っていると、別の男の先輩が「今トイレ入っても平気か?」とI先輩に聞きました。

I先輩は「・・・あ、今は駄目だって」と答えました。

「駄目だって」って?

I先輩は私の背後の天井を指差し、

「あ、もういいってさ」と。

振り返ると、天井に人の顔のような、シミがくっきりと見えました。

ぎょっとしていると、そのうちそのシミは消えてしまいました。


あとで聞いた話ですが、I先輩には強い霊感があるようです。

中学生の頃、そこ地へ引っ越してきた時、自分を呼ぶ何かを感じてその家へ行くと、その家に棲み付く霊が「お前しかここには住めないよ。他の人が住んだら全部呪って追い出すから」と言ったそうです。

「経済的に無理だから」と霊に断ったそうですが、先輩の親も、自分の息子の霊能力のようなものを信じていて、「じゃあ、一人でその家に住まわせよう」と、一戸建てとアパートの2軒借りたのでした。


この話を聞いたとき、「絶対に担がれているんだ」と思いました。



数ヶ月して、私がI先輩を好きだということはI先輩に知られていました。

先輩と仲良くなるために協力していたTちゃんが話したわけでもなく、先輩は「霊が教えてくれた」といいました。

それは冗談で、きっと私の態度がバレバレだったのだろうと私は思っていました。

しばらくして、Tちゃんがそれまで付き合っていた彼と別れ、I先輩と付き合いだしました。

私は本人達からではなく、別の人から聞いて知り、ものすごくショックを受けました。

ずっとI先輩が好きだったことを知っていたTちゃんの裏切りを恨み、同じクラスで同じ部活なのに、Tちゃんを無視しだしました。

そのうち、私たち3人のいきさつをしった周りが私に同情的になり、Tちゃんはクラスでも部活でも孤立するようになりました。

けれど、それは私が周りに仕向けたわけではありません。

昼休みになると、Tちゃんに会いにI先輩が私達の教室へやってくることが多くなりました。

「Tのこと、仲間に入れてやってよ。お前、そんな嫌な奴じゃなかっただろ」

I先輩にそういわれるたびに、私は辛くて仕方ありませんでした。

せめて、「付き合うことになった」と当人達から聞かされていたら、そこまで恨みがましく思わなかったのにと、思っていたのです。


それからまもなく、I先輩とTちゃんは私を見かけると私に話しかけようとし始めました。

けれど、もう傷つきたくない気持ちと、許せない気持ちが、意固地になっていた私に余裕を無くさせていました。

私はずっと、二人から話しかけられるのを無視し続けました。


1週間して、T先輩が部活を休みました。

昼休みにTちゃんに会いにも来ませんでした。

どうしたんだろうと気になっていると、翌日、I先輩が松葉杖をついて学校に登校してきました。

I先輩と仲の良い先輩が、「自転車でこけたら運悪く尖った石が膝につきささったらしい」と教えてくれました。

いつも登校するときに通る、何の変哲も無い道なのに、なぜそんな大怪我をしたのだろうと、みんな面白おかしく話していましたが、私はまだ好きだったので、きちんと直るんだろうかと気が気じゃありません。

けれど、相変わらずやたらと話しかけてこようとするI先輩とTちゃんのことを無視し続けていました。


更に1週間経ち、部活を終えた私は同じ方向の子と一緒に自転車で帰宅していました。

夜の10時頃です。

大きくカーブする道を横断するとき、見通しが悪いので慎重に左右と、カーブミラーを確認し、車が来ていないのを確認しました。

けれど、私は猛スピードを出していたタクシーに跳ねられました。

道幅が10mはある所で、反対車線の歩道まで飛ばされて。


私の意識はここで途絶えました。


目が覚めたときは病院のベッドの上でした。

事故の遭った場所のカーブミラーは誰かのいたずらで泥がたっぷり塗られていたため、夜なのに車のライトが確認出来なかったようです。

タクシーの運転手は、居眠り運転をしていたとのことでした。

自転車はぐちゃぐちゃになり、私の履いていた靴の片方は飛ばされた先の家の裏手へ飛ばされていた程、ものすごい事故だったのに、幸い、その時は無傷で助かりました。

全身を打っていたので、検査のために3日入院していた間、Tちゃんが見舞いにやってきました。

全身が打ち身で痛み、逃げることの出来ない私はTちゃんと1ヶ月ぶりくらいに言葉を交わしました。

「I先輩が、Uちゃん(私)に『事故に気をつけて』って言えなかったのを後悔してる。ごめんって伝えてって」

「どういう意味?」

「先輩の守護霊が『Iが大怪我したら、丁度一週間後にIのことを好きなUも大怪我する』って言ったんだって。だから、Uちゃんが怪我しないように教えてあげたかったし、先輩も自分が怪我しないように気をつけてたんだけど、結局二人とも怪我したから」

そういいながらTちゃんは大泣きしました。

Tちゃんが私にしがみつきながら泣くのが私には複雑でなりませんでした。

振ったくせになんで私に構うのよ。

Tちゃんをいじめてるのは私だと思ってたくせに。

自分が怪我しないように気をつけたって、私を気遣うフリしないでよ。

私は無傷よ。

なんで私が今でもI先輩を好きでいなきゃいけないのよ。

そして、そんな形でも好きでいることを知られているようで、悔しくてなりませんでした。


事故当時、私は無傷でしたが、1年かけて後遺症が出てきて、一年後に手術をしました。

(天気などで時々調子は悪くなりますが、今ではすっかり健康です)


もう17年も前のことなのに、懐かしいような、せつないような思い出話です。

全然怖い話ではありませんでした(笑)。

id:ElekiBrain

これも、まるで少女漫画か少年漫画のようなエピソードです。結構心温まる話ですね。実は私もこういった知り合いがいました。今は疎遠ですが。未来予知とかガンガン当たってましたし、そこらじゅうに霊などが見えたようです。

2006/07/31 18:52:00
id:nichijyou No.32

回答回数1ベストアンサー獲得回数0

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私の体験したお話を1つ・・・

学生だったころ、夏休みと言う事もあり

友人の家に朝6時に行く途中、

『コツーン・コツーン』と、ヒールの音が私の後ろから聞こえました。

何気に振り返ってみると、誰もいません。

気にせず、歩いているとやっぱりヒールの音がつい来るんですね。

辺りを見回しても人の姿はなく、何となく気持ちが悪くなり

友人の家まで駆け足で向いました。

その間ももちろんヒールの音は聞こえていました。

無事、友人の家に着き・・・

友人には詳しく話はしなかったのですが、

「来るまでになんか気味が悪かった」とだけ話をして

その日は他の話題で盛り上がり、また後日の約束をして

帰りました。

その次の日、その友人から電話がかかってきて・・・

「昨日、気味が悪いって言ってたけど・・・

もしかして女の人を連れてきたんじゃない?」との言葉にビックリ

友人は私が訪ねたその日の夜に、上半身しかない女性を部屋で目撃したらしいんです。

その時に初めて、あの日聞いたヒールの話をしたんですが、

友人は一言

「その人がついてきたんだろうね」と・・・。

私は姿を見たわけではないので、背筋が凍る程ではないんですが、

気持ちのよい話ではなく・・・

またその日を境に、私が引き金で誰かが霊体験をするということが

頻繁に起きるようになりました。

id:ElekiBrain

これですね、結構あるんです。自身は気づいてないないけどそういう体質の人って。実は僕もそういう体質だったらしく、以前から人とは何かが違うな、とは感じていたのですが、ある霊能者さんに見てもらい4人ほど憑いていたのを祓ってもらったことがあります。坊さんと武士と中学生二人、計4名が入り込んで大好評だったようで。

ちなみに私は見える性質ではありませんが、感じることができたりします。気功家に近い体質といえば分かりますでしょうか。

具体的には取り付かれると、軽症の場合はなんか「普段と自分の性格が違う」と違和感を感じたり、重症の場合は意識が昏倒して倒れたりしますので注意が必要です(この場合、まず病気の可能性を疑うべきですが)。取ってもらうと一瞬で直るので不思議です。ただし、「お取り憑き期間」が長い場合、霊の記憶を肉体脳が覚えてしまうこともありますので、しばらく元に戻るのに時間がかかります。

取り憑かれないためには、健康な体を維持し、爽やかな心を維持すること。これに尽きます。意外に普通の答えですが、ようは「気」に力が漲れば、自然と寄ってこなくなるということですね。

……なにレクチャーしてんだろ。

2006/07/31 18:51:46
id:KASU44 No.33

回答回数282ベストアンサー獲得回数1

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 私の体験した話。

 忘れもしない2002年6月半ばの話です。

 その時父の仕事の都合で私は南米のA国にいました。

それで、あるとき姉の友達の家(高級住宅)に姉を届けに私と姉と母とでタクシーを頼んで行きました。

 それで、目的地に向かうのですが、どうやら道を間違えたのかみすぼらしい所に出てきました。で、運転手はのん気にも窓を開けっぱなしに運転し、さまよっていた所、なんと貧民街に出てしまいました。

 何を血迷ったのか運転手は窓を開けっ放しにしたままゆっくりと徐行し、そこである若い男が一人近づいてきました。

 私は真ん中の席に座っていてよく見えなかったのですが、母曰く、その男は手製の拳銃を運転手に突きつけたそうです。で、運転手は無謀にも男の手を払いのけ急発進してその場を離れ、10分ほどで高級住宅街に出ました。母はその時後ろを振り向いたのですが、その男は首をかしげていたそうです。これは私の推測ですが、その拳銃は作動しなかったのでしょう。(拳銃の玉詰まりは偶にある)


 もしその男が運転手を撃ち殺していたら私達はどうなっていたでしょう。今考えても怖ろしい話です。


教訓・

治安の悪い所で車の窓を開けるな!

id:ElekiBrain

舞台は南米、突然迷い込んだ貧民街。銃を突きつける男。突然の事態に躊躇することなくアクセルをふかす運転手――。

「ようアミーゴ。こんなことは、ここじゃ日常茶飯事さ」

運転手はニヤリと笑った。

なんとハードボイルドでピカレスクな感じなのでしょうか。北方謙三とか、そういう感じ! カッコイイ運転手ですね。

その後フロントガラスを破って手が落ちてきたりして。

2006/07/30 16:27:27
id:take_tone No.34

回答回数2ベストアンサー獲得回数0

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もう十年以上前になるでしょうか。

私が美大を目指していた浪人時代の話です。

当時、仲の良かったN君が夏期講習の最中ある日ぱったりと姿を見せなくなりました。まわりの友人に聞いても誰も理由を知らないようでした。

生徒がある日を境に来なくなる事はよくあることでしたし、また自分らの浪人という立場もあったのでしょうか、次第に彼の名前を口に出す人は少なくなりました。

当時は携帯電話等も普及していなかったこともあり連絡もとりづらく、私も次第に彼を忘れかけていたある日、突然彼は教室に戻ってきたのです。

服装こそ違いませんがラテン系で明るかったはずの彼の暗い挨拶ぶりと見る影も無くやせ細った姿を見ると彼に何かが起こった事は誰の目から見ても明らかでした。

昼休みに入ると彼は一直線に私の所へ来てお昼を一緒に食べようと誘ってきました。

彼が予備校に来なくなる以前までは私と彼と幾人かの友人と非常階段でお昼を食べるのが常でした。

こちらからそっと「どうしたの?なにかあったの?」と聞いたんです。

「ヤバい事になっているんだ」

彼はボソリと二人きりの非常階段で話し始めました。

彼と高校時代の友人3人で千葉県内では心霊スポットとして有名なS民俗博物館に深夜、車で肝試しに行ったそうです。

その建物の先の窪地に大きな池がありさらにその先には処刑台跡があるのです。彼らは冗談半分に何か悪ふざけをそこでしたらしいのです。

「何だ、何にもねぇじゃん」とケラケラ笑いながら駐車場までの階段を意気揚々と上っていた時、一番後の彼の友人が ゴロリ と転がったそうです。

「どうしたんだよ」とS君が手を差し伸べると彼はその手を払いのけ一目散に駐車場へ駆け上がって行き、それを見た彼らは突然薄気味悪くなりあわてて車へ駆け込みました。

「誰かが俺のTシャツひっぱった・・・後ろだれもいなかったよな?」

もう怖くなったS君は直ぐさま車のエンジンをかけアクセルを踏んだと言いました。しかし慌てていたので、バックギアのままだったらしいのです。しかし、車は前どころか後ろにも動かなかったらしいのです。

その瞬間、彼の耳にバン、バンと車を叩く音と友人の叫び声が耳に入ってきました。

彼は恐ろしさのあまり振り向く事ができず、ギアをもどして車を発進させようともう一度アクセルを踏み直し前を見ました。

その時、

べたり

べたり、べたり、べたり

べたり、べた、べた、べた、べた、

べた、べた、べた、べた、べた、べた、べた、

べた、べた、べた、べた、べた、べた、べた、べた、べた、べた、

と無数の手形がフロントガラスに現れた、と震えながなら彼が言ったのを私は憶えています。

彼らはごめんなさいと叫びながら目を瞑ったまま、音が止むのを待ち、すこしづつすこしづつ敷地内から出て逃げ帰ったそうです。

S君はそのまま話を続けました。

一ヶ月前、そこに行った丁度1週間後、メンバーの一人が不自然な交通事故にあった。

その次の週も他のメンバーが交通事故にあった、そしてその次の週も・・・・

今週は俺の番なんだよ・・・・

彼らには決まって事故の前日に不可解な電話があったそうです。

ノイズのような、何とも言えない電話だったと彼は言いました。そう、彼にも昨夜その不可解な電話を受け取ったらしいのです。

彼はそっと非常階段を後にしました。

彼は午後の授業に戻ってきませんでした。

それから二度と彼に会う事はありませんでした。

ただ、彼が午前中に描いた見た事も無い完成度と薄気味悪さを感じる平面デッサンは教室の片隅にしばらく残されたまま・・・

その後、彼がどうなったのか私にはわかりません。

ただ一度、彼の自宅に電話をかけたのですが

彼の母にただ「Sは”いません”」と言われただけで細かい事は教えてくれませんでした。

id:ElekiBrain

どうやっても死から逃げ出すことはできない。つのだじろうの『恐怖新聞』を思い出しました。そのままひっそりといなくなった友人の消息は不明で、薄ら寒いものを感じます。

2006/07/31 18:51:25
id:nyankochan No.35

回答回数323ベストアンサー獲得回数9

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【あるはずの無いもの】(実体験)

もう18年前になるでしょうか、まだ小学生だったころに友達と体験したお話です。


学校が終わり、一度家に帰り隣同士だった友達をつれて、当時ゲーム機をもっ

ていた友達の家に遊びに行きました。

夕方になり、そろそろ帰ろうかと一緒に遊びに来ていた友達といつも通学路にし

ている道を帰る途中、前々から噂になっていたお化け屋敷ならぬお化け小屋に

ちょっと寄っていこうという話になり、その小屋に無断で忍び込みました。


お化け小屋と言われる所以は、確かなのかどうかは解らない事だけれども、数

年前までお婆さんが一人暮らしをしていたのですが亡くなってしまって、その当

時は内装が荒れまくったボロ屋だった為です。ボロ屋敷=お化け屋敷のような

子供的考えがあって、そういう噂がたったのでしょうね。


私達が忍び込んだ時には、窓ガラスも割れていて部屋中の襖や玄関のドアの

片方も無くなっている状態で、怪我すると危ないからとバリケードが張られてい

ました。当然ながらそれが余計に好奇心を掻き立てて中に入ってみたいという

気持ちが抑えきれなくなり、侵入したのですが・・・・


やっぱりというか、噂はただの噂ということでお婆さんの霊が出るわけも無く、た

だのボロ屋だったんです。



最初に見たときは!



あまりにも何も無いので、帰ろうかと友達に促して玄関に向かおうとした時に、あ

ることに気づきました。先程まで何も無かった押入れに、ちょっとボロい襖が付い

ていたんです。


友達に、あの押入れの前に襖なんてあったっけ?と聞くと、「ん~、あったっけ?」

と同じ事を聞き返されたので、どうやら二人の記憶が正しければ、最初はそこに

襖など存在しなかったんです。


急に怖くなって、急いで小屋を出る事にしたのですが、入る時にあったバリケード

が無くなっていた様な、周りを気にしている余裕が無かったため気にもかけなか

っただけなのか、急いで家に帰りました。


翌日、他の友達にこの事を話すと行ってみようかという事になり、恐る恐るみんな

で中に入って見ました。

例の襖はなく、やはりただのボロ屋だってことになり、「怖がりだな~」と笑われま

した。全員が小屋を出る時にも、変化は無く、それ以来小屋に入る事もありませ

んでした。


通学路にあるということもあり、毎朝・毎夕に通るわけですが、2年くらいしたら取

り壊されて無くなり、今では立派な家が建っています。


一緒に体験した友達と二人で見た、あの「襖(ふすま)」は何だったのでしょうか。

・・・・・・もしかして、黄泉の入口?

あの襖を開けなくて良かったのかもという安堵感とは裏腹に、開けてみれば良か

ったという好奇心からの後悔を今でも感じています。



ちなみにですが、現在はその小屋があった上の土手の部分に、大工さんが自分

の家を自作したのですが、結局住まずに、雑草が生い茂って、築8年でボロ屋敷

になろうとしています。


聞くだけだと余り怖くない話ですが、こんなんでいかがでしょう?

id:ElekiBrain

異次元の入り口だとか、あるはずのない世界と現実に接点が存在したら。誰もが恐ろしいという思いを抱きながらも、覗いてみたいと思うのではないでしょうか。

昔、小学校に置いてあった怪談話の本に私は興味を惹かれました。話自体も怖かったのですが、何より挿絵のインパクトが強烈だったのです。黒塗りの背景に白く線で引っかいたような画風。何という作画方法かは分かりませんが(PhotoShopなどない時代ですから)、薄暗い世界観に私を誘(イザナ)ってくれました。とにかく、その挿絵と文章の世界観がまるで異次元なのです。

そういえば最近ではスペシャルでしか放映されなくなった『世にも奇妙な物語』のエンディング・テーマもかなり異次元テイストです。ホラー映画のテーマとしては中途半端な感じですが、オムニバスドラマに用いるのは正解だと思いました。計算したのか、していないのかはわかりませんが、秀逸な恐怖音楽であると感じます。

2006/07/31 19:07:28
  • id:ElekiBrain
    ElekiBrain 2006/07/31 20:03:39
    終了日間際までご回答いただき、ありがとうございました。
    自動終了を忘れてしまったせいでポイント振り分けをすることができなかったことは申し訳ありません。
    当初はここま多くの方にウォッチして頂けるとは思わず、嬉しい限りです。

    この回答の内容や、私の回答に対するレスなどを旅行先や会社、学校などでネタとして披露するなどして、皆さんで涼しさを共有していただけると幸いです。

    「振り向けば、なたの傍にも……?」
  • id:KASU44
    全然カッコイイ運ちゃんではありませんでした。(笑)
    拳銃を突きつけられて抵抗するのは決して懸命な判断ではありません。
  • id:ElekiBrain
    ElekiBrain 2006/08/02 22:02:03
    いえいえ、あれは私の勝手な妄想です(笑)。
    実際にあんな場面になったら、
    運ちゃんの首絞めて揺さぶってますよね。
    しかし、あのまま止まってたら逆に命もやばかったかもしれませんね。多分仲間が大勢いるでしょうから(それとも単なるチンピラかな?)。

    その後、フロントガラスを破って手が(以下略)

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