さて、去年の売り上げはいくらでしょうか。
この問題において
去年の売り上げ*(1-0.4)=60万円(今年の売り上げ)
という計算式が成り立ちますよね。
※
ここで、疑問に思うのは2点です。
第一に、なぜかけ算になり、足し算にならないのか。(去年の売り上げ*…の部分がかけ算になるということ)
第二に、(1-0.4)という計算は何を意味しているのか
ということです。小学生用の説明をお願いします。
1.去年の売上=減少した売上高+今年の売上高
今年の売上高=去年の売上-減少した売上高
→去年の売上高×1-減少した売上高
→去年の売上高×1-去年の売上高×0.4
→去年の売上高×(1-0.4)
減少した売上高=去年の売上高×0.4
今年の売上高=去年の売上高×0.6
→去年の売上高×(1-0.4)=60
2.今年の売上高は去年の売上高の(100-40)%
→今年の売上高=去年の売上高×(1-0.4)
1-0.4
(100%-40%)÷100%
→今年の売上高÷去年の売上高
去年の売上高に締める今年の売上高の割合です。
一応、小学生になった気持ちで説明したいと思います。
まず、40%減って、60万円ということは
100%-40%=60%で、60万円ということは、
60%=60万円ということになります。
そうすると、10%=10万円ということになるので、
100%だと、100万円ということになります。
これでどうでしょうか?
ありがとうございました
1.去年の売上=減少した売上高+今年の売上高
今年の売上高=去年の売上-減少した売上高
→去年の売上高×1-減少した売上高
→去年の売上高×1-去年の売上高×0.4
→去年の売上高×(1-0.4)
減少した売上高=去年の売上高×0.4
今年の売上高=去年の売上高×0.6
→去年の売上高×(1-0.4)=60
2.今年の売上高は去年の売上高の(100-40)%
→今年の売上高=去年の売上高×(1-0.4)
1-0.4
(100%-40%)÷100%
→今年の売上高÷去年の売上高
去年の売上高に締める今年の売上高の割合です。
論理的な回答でわかりやすかったです。
去年の売上を出さねばならない訳です。
与えられた数字は
・今年の売上
・去年の売上から今年の売上がどれだけの割合減ったか?
どちらも今年の数字に直してやります。
・今年の売上 60万円
・今年の売上/去年の売上 1-0.4=0.6 ※第二
これを=で結ぶためにはどちらも同じにしてあげる必要が有ります。
今年の売上/去年の売上に去年の売上を掛けてやると、今年の売上になります。
つまり
0.6×去年の売上 = 今年の売上 =60万円 ※第一
となります。
算数や数学を解くコツは、「小さなことからコツコツと。」by西川きよし
です。
可能な限り細かく分解して、考えましょう。
ありがとうございました。わかりやすかったです。
塾講師で、教員免許目指してます。小学生に教えるのは難しいですよね。
>第一に、なぜかけ算になり、足し算にならないのか。(去年の売り上げ*…の部分がかけ算になるということ)
割合だからです。割合という分野で扱うからですが小学生にそんなこと言っても仕方ないですね。
割合ってわかりますか?割合というものは、元の数にかけることで効果を発揮します。例えば消費税ってわかりますか?消費税は元の値段に0.05かけると消費税の値段がわかります。200万円のダイヤにかかる消費税はいくらでしょう。200万+0.05じゃおかしいよね。足さないでかけるのが割合なんだ。そう、10万円もかかるんだ。このように導入していきます。バーゲンで50%引です。といったわかりやすい数値で%に慣れてからでないと厳しい気がします。でもこれがわからないとお買い物で困るんだよ、このお肉が10%引きと100円引きとか書いてあるとき騙されて高いほう買っちゃうと困るよね、大人の人は皆できてるんだよ、家とか車とかブランド品とか高いもの買う時は気をつけないと大損だよ、頑張ろうと動機付けしていきます。
>第二に、(1-0.4)という計算は何を意味しているのか
バーゲンの例から元の金額に対する割合という概念を教えるといいと思います。
さすが、日々教えているだけあって、わかりやすいですね。
具体例でイメージをわかせて教える姿勢は見ならいたいと思います。きっと、良い先生になるでしょうね。がんばって下さい。
論理的な回答でわかりやすかったです。