もし、そうだった場合、どんな機構が考えられているのでしょうか?
(分子レベルに近いレベルでお願いします。)
http://www3.kmu.ac.jp/legalmed/lect/chem.html
http://www.oita-med.ac.jp/gakui/no59/ka298.htm
http://health.nikkei.co.jp/navi/supplement/case_d23.cfm
3です。
3の訂正を。
pHは下がり、酸性が増します。間違えました。
胃癌の発生過程は、
①胃粘膜の損傷、②胃の炎症、③胃の腫瘍、④胃癌
ですよね。
現在、塩分と胃癌には、相関があることはわかっているようですが、メカニズムはまだ証明されていないようですね。
H.ピロリとNaClの相性がいいというのは証明されつつあるようですが。
ただ自分は、食塩に発癌作用があるとは正直思えなかったです。
それなら体表の方が汗の所為で常に塩分が多いし、海水魚や海の生物は癌まみれでしょう。
なぜ舌癌、喉頭癌、膵臓癌とかではなくて胃癌なのか?という疑問もあります。
塩分が胃においてのみ癌を引き起こす理由に対しての自分の仮説を述べます。
●まず、食塩の電離度は約0.9、つまりほぼイオンで存在するようです。
塩分の多い食品を食べると、胃の中で食塩の濃度が高まります。
胃は長く食べ物が入っているので、濃度が高い状態は維持されます。
その状態が化学的(食塩)&生物学的(ピロリ)に胃の粘膜を傷つけ、いずれ癌になる、というものです。
ただ、これでは説明が弱い気がします。要約すると、
①胃には長く食べ物が入ってるから
②胃の粘膜は食塩に弱いから
③ピロリ菌は食塩を好むから
これだけだと、
#長く口に塩分の濃いもの(するめ、塩キャンディとか)を入れておくと粘膜の炎症を起こすのでは。
#なぜ胃の粘液は塩酸さえ防ぐのに食塩にはそんなに弱いのか。
#ピロリ菌はそこまで癌の発生に強くかかわるのか。
という疑問が解決しません。
そこで、食塩を取りすぎると胃酸が増すのではないかという仮説を立てました。
汗をかきすぎると体内の塩分濃度が減り、胃酸の合成が減少し、食欲不振になります。
塩分を必要なだけとらないと、胃酸が合成できず、食欲不振になります。
減塩病というそうです。
その逆に摂りすぎると胃酸が過度に合成されるということは考えられないでしょうか。
2の人のHPの動物実験でも、長期的に塩分を多く与えたはずです。
その塩分が胃を通るときだけ、胃の粘膜を傷付けると考えるのではなく、もう一度胃酸になって傷つけるから、胃癌になると考えられます。
食塩は2度胃を通るから胃にのみ癌を起こすのだと結論します。
まったくの余談ですが、自分は高校の頃、生物の授業で、「人間は毎日塩を摂らないと死ぬし、摂りすぎても死ぬ。戦乱の世の内陸国は塩倉に塩を貯めるのが重要なことだったし、
サラリー(給料)の語源がソルト(塩)なのも生命の維持に不可欠だから貨幣の代わりとして成り立った。
食塩・NaClは水に溶けてイオン化し吸収され血液中をめぐる。Na+は血液中で浸透圧に関することをし、Cl-の一部はH+と結びつき、塩酸(HCl)になる。
そして、胃で胃酸として分泌される。胃酸は消化酵素と塩酸の混合物の呼称だ。塩酸は大腸で他の無機塩類とともに再吸収される。
濃度を調節する腎臓が血液を漉しとり、尿として塩分は排出される。ちなみに尿は含まれてる物質からにがじょっぱいことがわかる。」
と、いったことを習ったのが、なぜか記憶に残っています。ナトリウムポンプについて習う前振りでしたが、結構衝撃でした。
塩分が胃壁を荒らすのですよ。
全く単純な回答ですが、まさに端的に言うとこういう事なのです。
そういうことなんですか。
炎症の多発は癌につながりますもんね。
でも、何で、舌癌、喉頭癌、膵臓癌とかではなくて胃癌?
塩分が胃壁を荒らすとは?胃壁特異的?
それとも、他の癌も胃壁と同程度増える?消化管以外の癌は増えない?
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/11/igan_1.html
動物実験などから、胃の中で食塩の濃度が高まると粘膜がダメージを受け、胃炎が発生し、発がん物質の影響を受けやすくなることが示されています。そのような環境では、慢性的に感染することにより胃がんリスクを高めることが知られているヘリコバクター・ピロリという細菌の感染も起こりやすくなることが知られています。
まだはっきりした因果関係はわかっていないようですが、上記のような説があります。
ありがとうございます。
そもそも、胃炎みたいな炎症自体が癌の原因ですもんね。
(ヘリコバクターピロリだって、ヘリコバクターピロリが発癌性というよりは、ピロリによる炎症の続発が癌の原因だし)
ただ、そこで、今度は1さんに答えたような疑問が。
これらについての回答があれば、よろしくお願いします。
塩分=塩化ナトリウム。つまり、NaCl。これは水に溶けてイオン化し、Na+とCl-になる。Na+は血液中で浸透圧に関することをします。そしてCl-はH+と結びつき、塩酸(HCl)になります!そして、胃で胃酸として分泌されます。つまり、胃酸の主成分は塩酸なんです!その塩酸が増すから、pHが増し、刺激が増え、胃癌に繋がるんです。
下で追加回答されているのでこちらはスルー、と。
http://www.fucoidanmart.com/cancer14.htm
まず、私たち日本人にとっては関わりの強い因子である塩分摂取についてです。
「14ヵ条」は9条で「塩分摂取は1日6gにする」としています。
胃がんは、欧米ではかなり少ないがんとなっていますが、アジア諸ではいまだに発生率の上位を占めるがんです。その多発地帯と野菜や魚などの塩漬けを多く摂る地域が見事に一致しているというのです。
塩分の過剰摂取は胃粘膜を傷つけ、胃壁が食品の化学的作用や発がん物質にさらされやすくなることから、胃がん発生に結びつくと考えられています。
このことは最近、胃がんが減少しつつあるわが国の食生活の推移を追うことでも察しがつきます。戦前は、わが国では全国的に1日に20g以上の塩分を摂っていました。なかでも東北・北陸地方は20gをはるかに超えており、いずれも胃がんの多い県として上位にランキングされていました。寒冷地で、長い間、野菜の漬物(保存食)が冬場の重要な食品であったことが原因であったのでしょう。
しかし、冷蔵庫の普及で保存食への依存度が低下したこと、経済成長に伴い食生活がバラエティーに富むようになったことなどがあいまって、東北・北陸地方はもとより全国的に塩分摂取量は激減。
現在の平均摂取量は約12gにまで減ってきています。
「14ヵ条」 は、その2分の1の「6gとすべし」 と勧告していますが、これは味噌、しょう油などを常食とする日本人にとっては、かなり辛い摂取量になります。しかし、家族歴があるなど胃がんのリスクの大きい人にとっては意味のある数値だと受け止め、少しでも塩分摂取量を減らす食生活の工夫が必要です。
胃・十二指腸潰瘍発症に強く関与しているヘリコバクターピロリ菌は、胃がんの数%の発症にも関わっていると推測されていますが、もしかするとこの塩分過剰摂取と相互関係があるのかもしれません。つまり胃がんの発生においては、お互いの働きを助け合う、補完するといったような関係です。
いずれにしろ 「14ヵ条」 では、塩分摂取を目標値まで減らし、野菜や果物を積極的に摂れば胃がんの66~75%は防げるかもしれないと言っています。
だから、一般論じゃなくて、メカニズムを聞いてるんだってば!
aiainaさんはいつも聞いてくれてませんね。
>でも、何で、舌癌、喉頭癌、膵臓癌とかではなくて胃癌?
単純に胃にとどまる時間が長いからだとおもいます。
食塩を多く取っても別に塩酸は増えないです。仮に塩酸が増えたとして、pHは上がらず下がります。
でも、特別高くない塩分濃度の生理的食塩水くらいを飲んでも、きっと胃には悪いですよね。
例えば、生理的食塩水につかってたら(皮膚呼吸云々は抜きにして)
皮膚がんの発生率は高まる??
塩分で細胞はダメージを受け、その時間が胃の場合長いだけってこと??
ますますわからなくなってきました。
http://www3.kmu.ac.jp/legalmed/lect/chem.html
http://www.oita-med.ac.jp/gakui/no59/ka298.htm
http://health.nikkei.co.jp/navi/supplement/case_d23.cfm
3です。
3の訂正を。
pHは下がり、酸性が増します。間違えました。
胃癌の発生過程は、
①胃粘膜の損傷、②胃の炎症、③胃の腫瘍、④胃癌
ですよね。
現在、塩分と胃癌には、相関があることはわかっているようですが、メカニズムはまだ証明されていないようですね。
H.ピロリとNaClの相性がいいというのは証明されつつあるようですが。
ただ自分は、食塩に発癌作用があるとは正直思えなかったです。
それなら体表の方が汗の所為で常に塩分が多いし、海水魚や海の生物は癌まみれでしょう。
なぜ舌癌、喉頭癌、膵臓癌とかではなくて胃癌なのか?という疑問もあります。
塩分が胃においてのみ癌を引き起こす理由に対しての自分の仮説を述べます。
●まず、食塩の電離度は約0.9、つまりほぼイオンで存在するようです。
塩分の多い食品を食べると、胃の中で食塩の濃度が高まります。
胃は長く食べ物が入っているので、濃度が高い状態は維持されます。
その状態が化学的(食塩)&生物学的(ピロリ)に胃の粘膜を傷つけ、いずれ癌になる、というものです。
ただ、これでは説明が弱い気がします。要約すると、
①胃には長く食べ物が入ってるから
②胃の粘膜は食塩に弱いから
③ピロリ菌は食塩を好むから
これだけだと、
#長く口に塩分の濃いもの(するめ、塩キャンディとか)を入れておくと粘膜の炎症を起こすのでは。
#なぜ胃の粘液は塩酸さえ防ぐのに食塩にはそんなに弱いのか。
#ピロリ菌はそこまで癌の発生に強くかかわるのか。
という疑問が解決しません。
そこで、食塩を取りすぎると胃酸が増すのではないかという仮説を立てました。
汗をかきすぎると体内の塩分濃度が減り、胃酸の合成が減少し、食欲不振になります。
塩分を必要なだけとらないと、胃酸が合成できず、食欲不振になります。
減塩病というそうです。
その逆に摂りすぎると胃酸が過度に合成されるということは考えられないでしょうか。
2の人のHPの動物実験でも、長期的に塩分を多く与えたはずです。
その塩分が胃を通るときだけ、胃の粘膜を傷付けると考えるのではなく、もう一度胃酸になって傷つけるから、胃癌になると考えられます。
食塩は2度胃を通るから胃にのみ癌を起こすのだと結論します。
まったくの余談ですが、自分は高校の頃、生物の授業で、「人間は毎日塩を摂らないと死ぬし、摂りすぎても死ぬ。戦乱の世の内陸国は塩倉に塩を貯めるのが重要なことだったし、
サラリー(給料)の語源がソルト(塩)なのも生命の維持に不可欠だから貨幣の代わりとして成り立った。
食塩・NaClは水に溶けてイオン化し吸収され血液中をめぐる。Na+は血液中で浸透圧に関することをし、Cl-の一部はH+と結びつき、塩酸(HCl)になる。
そして、胃で胃酸として分泌される。胃酸は消化酵素と塩酸の混合物の呼称だ。塩酸は大腸で他の無機塩類とともに再吸収される。
濃度を調節する腎臓が血液を漉しとり、尿として塩分は排出される。ちなみに尿は含まれてる物質からにがじょっぱいことがわかる。」
と、いったことを習ったのが、なぜか記憶に残っています。ナトリウムポンプについて習う前振りでしたが、結構衝撃でした。
うーん、仮説はともかくとして、イマイチしっくりきませんね。
僕も一応、生物系専攻の薬学博士なくらいですから、
ピロリ菌や胃などについて、最低限の知識はあるつもりです。
ピロリ菌が胃癌につながるのは、主にピロリ菌による続発的な炎症のせいだと言われていると思います。
一方、プロトンポンプは、H+/K+-ATPaseと言われているわけで、Na+が増えたところで、作用が変わるとはあまり思えないのですが……。(むしろ、塩化カリウムを取りすぎると胃酸が増えすぎて…って話なら分かるんだけど。)
結局のところ、食塩過多→胃癌の詳細なメカニズムは不明、ってことなでしょうか?
薬学博士なら話は早いですね。
食塩の摂取と胃がんとの因果関係はよく分かっていません。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/11/igan_1.html
総合的な食塩摂取量による胃がんリスクを反映しているのかもしれませんが、塩分濃度が高い食品が、特にリスクになるものと解釈出来ます。あるいは、食塩だけでなく、塩蔵加工で生成される化学物質が胃がんリスクに関わっているのかもしれません。
とあるように、食塩ではなく何らかの化学物質によるものかもしれません。
それなら、舌癌や食道がんではなく、胃がんの原因になるということも説明できます。
少なくとも食塩が発がん物質であるという研究はないようですね。
以下は嘘説明。
食塩つまりNaClを摂取すると、胃の中でNa+イオンが発生し、これが水分と反応することにより、水酸化ナトリウムが発生する。
水酸化ナトリウムは胃壁を溶かし、胃がんの原因となる。
どうですか?
6の説明をまねてみました。w
まあまあ。
科学というのは仮説を立てて、それを実証していくものなんだから、
たとえ誤った仮設を立てたとしても、
仮説を立てること自体を否定していたら科学の進歩なんてありませんよ。
(6さんも、「自分の仮説」だと前置きしているわけだし。…わざわざポイントくれなくてもよかったのにー。)
うーん、食塩との因果関係は分かってないのか。
何となく、分かってなさそうだなあ。
すみません、しっかり調べてお答えすることにします。まず、胃の特徴ですが細胞分裂の盛んな組織です。したがって癌を抑える一つの機構、増殖抑制がかかっていません。そういう意味では他の組織と違うわけです。たしかに皮膚も増殖していますが、体の表面はケラチンはワックス様の物質で守られていますし、胃ほど露出していません。
まず、胃の特徴ですが細胞分裂の盛んな組織です。したがって癌を抑える一つの機構、増殖抑制がかかっていません。そういう意味では他の組織と違うわけです。たしかに皮膚も増殖していますが、体の表面はケラチンはワックス様の物質で守られていますし、胃ほど露出していません。
さて、塩分が胃癌の危険因子であるというのは疫学的な解析から明らかになってきたようです。
で、ではメカニズムはということになります。胃癌は胃粘膜が荒れた時にできる腸上皮化生という異常な細胞からがんが発生するようです。腸上皮化生は慢性の胃炎ので発生する、腸上皮様の異常な細胞です。このことが他の組織との違いを鮮明にしているように思います。胃はその特徴的な癌に発展しやすい腸上皮化生の誘導が見られるわけです。
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2005q3/20050921.html
そういうことで塩分はこの慢性の胃炎の状態を作り易くするあるいは助長するものと考えられます。しかし、下記のURLには
"食べものも胃癌を発症させる要因であるとされてきました。塩分の多い食べものや炭水化物の取りすぎ、硝酸塩と呼ばれる保存料(薫製の食品に多い)の過剰な摂取、果物と緑黄色野菜の摂取不足などが危険因子として挙げられてきました。しかしこれらが胃癌の原因であるという証拠はまだありません。"
と書いています。どうも疫学的にその可能性が指摘されていますが、具体的なメカニズムに関してのはっきりとした答えが出てないのが現状のようです。
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec09/ch131/ch131e.html
さて、いくらか記憶がよみがえって参りました。動物実験でよく使われるマウスとかですが、もちろん胃癌も発生します。ただし、マウスの胃は非常にセンシティブで、ちょっと物理的刺激を与えただけで非常に癌になりやすく、人の胃癌のモデルにはなりにくいという話を聞いたことがあります。このような理由で塩分と胃癌の因果関係を検証するツールが乏しいのが問題になっているといえると思います。
ありがとうございます。
こういう質問をするとp243さんの答えは参考になります。
僕はもうじき研究職を辞めようと思っているのですが、
辞めた後もこういう質問をしたらよろしくお願いします。
世の中に出回っている文献をあさってみました、そんなにインパクトのある文献は見つかりませんが、、、、
http://www.blackwell-synergy.com/doi/full/10.1046/j.1440-1746.20...
この文献は塩化ナトリウムによるpH調整機構への影響が述べられています。
塩化ナトリウムは胃のiNosの発現をあげるようです。iNosは胃のpH調整に関与していて、pHの上昇がみられ、その結果バクテリアの繁殖をおこし、炎症(胃炎)に寄与しているという意見です。NOは生理活性物質ですが、弱い活性酸素活性がありそのためにDNA障害なども起こるのではないかということです。
http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6T...
H. pyloriが産生するVacA toxinは毒性がつよく、培養細胞にvacuolationの形成を促します。その形成は塩化ナトリウムによって促進されます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=...
mucinという物質の抗発がん機構を塩化ナトリウムが破壊すると考えているようです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=...
炭水化物と食塩の過剰摂取はたんぱく質や脂質の欠乏、生理的に必要なステロイドの生産異常を起こし、hypertrophy (過剰な細胞分裂)やatrophy(異常な細胞)を増やすと、指摘しています。直接的な根拠はなさそうですが、、、
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=...
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=...
これもN-methyl-N'-nitro-N-nitroso guanidine による発癌モデルを使った系で塩化ナトリウムの発がん促進効果を調べています。メカニズムはそんなに書いてなさそうですが、ヒントにはなるかもと思います。
へえ、いろいろなことをやってる人がいるんですね。
そもそも、研究というのは、
こういう疑問が起点となって、それから何かを解明していく形であってほしいなあ、
と小さい頃、偉い学者さんの伝記を読んで科学者に憧れた僕は思います。
(まあ、今はそんな風な動機付けでやってると、とても飯を食ってはいけない世の中なんですけどね。)
僕も、こういう研究をしているところで研究してみたかったな。
……すごい論文は全く書けず、将来は危ぶまれるだろうけど、楽しそうだな。
リンク先までは見ていませんが、この辺が一番まとめですね。いつもありがとうございます。
うーん、仮説はともかくとして、イマイチしっくりきませんね。
僕も一応、生物系専攻の薬学博士なくらいですから、
ピロリ菌や胃などについて、最低限の知識はあるつもりです。
ピロリ菌が胃癌につながるのは、主にピロリ菌による続発的な炎症のせいだと言われていると思います。
一方、プロトンポンプは、H+/K+-ATPaseと言われているわけで、Na+が増えたところで、作用が変わるとはあまり思えないのですが……。(むしろ、塩化カリウムを取りすぎると胃酸が増えすぎて…って話なら分かるんだけど。)
結局のところ、食塩過多→胃癌の詳細なメカニズムは不明、ってことなでしょうか?