悠然とほろ酔えば雑草そよぐ
滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ
願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃
ゆきとけて 村いっぱいの 子供 かな
春夜洛城聞笛 誰家玉笛暗飛声 散入春風満洛城 此夜曲中聞折柳 何人不起故園情
こういう観念好きです。すごく。
読んでて思い出しました。
「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」
「裏を見せ表を見せて散るもみじ」
「吹きとふく 風な恨みそ 花の春 紅葉も残る 秋あらばこそ」
も好きな句です(特に良寛さんの句は泣きそうになります)。
「大たわけ これが雨具か やい女」(川柳)
和歌に関して、あまりにも有名な太田道灌のエピソード
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http://www.tokyo-np.co.jp/00/thatu/20060613/mng_____thatu___...
狩りに出て雨に見舞われた太田道灌が農家で蓑(みの)を借りようとした ところ、その家の娘が後拾遺和歌集の古歌「七重八重 花は咲けども 山吹の みのひとつ だに 無きぞ悲しき」にかけて、無言で山吹の一枝を差し出したという言い伝え
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に関しては、落語のパロディ「道灌」もありますが、まったく相手が野暮天で無教養だったら、こういう話は通用しないものだね・・・ということをメタ的に皮肉っていて、はじめ聞いたときは大笑いしてしまいました。
討つものも 討たるるものも かわらけよ くだけてあとは もとの土くれ. ★, 三浦 義 同 ( よしあつ ) 辞世。
http://www.aburatsubo.co.jp/rekishi/rekishi.htm
討つものも 討たるるものも もろともに 如露亦如電 応作如是観
http://free.jinbunshakai.net/shimazono/index.php?itemid=4
というのもありました。
どちらも辞世の句ですが、達観した歌の様子が逆に悲しみを感じさせます
http://www.bashouan.com/puBashous.htm
中学生のとき、この句が教科書に載っているのを見てたじろぎました。
インパクトの強さでいえば一番なのでは?
私は人を驚かすようなものが好きな傾向があるようです。
おもしろい!こーれはおもしろい!!あー大好きですこういうの!
「道灌」という噺は知りませんでした。今度聞いてみます。テープかCDで探してみようと思うのですが、誰が演っているかご存知ですか?(あるいは誰のがお勧めですか?)