こどもがききます。「お盆は死んだ人が帰ってくる」というのはどうしてなのか。そしてなぜお盆っていうのか。いま、答えられなくて助けて下さい。おねがいします。

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  • 終了:2006/08/09 19:42:42
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id:nano327 No.4

回答回数759ベストアンサー獲得回数35

ポイント30pt

http://gogen-allguide.com/o/obon.html

http://www.choutin.com/obon/sitteru-iware-frame.htm

こちらにお盆の名前の由来と、お盆の日が決まった起源のようなものが載っています。

わが国の朝廷で行われたのは推古天皇(606年)十四年七月十五日斎会を設けたのが初めてとされ、斎明天皇(657年)三年七月十五日飛鳥寺で盂蘭盆会が催されたとあります。

この7月15日は旧暦なので、現在は8月14・15日辺りに該当します。


「なぜお盆に死んだ人が帰ってくるのか」について、参考になるURLが見つからなかったので、私が以前寺の住職から聞いた話なのですが、この季節になると、あの世とこの世を隔てる門が開き、あの世の者が自由にこちらの世界へ来られるようになるそうです。

迷子にならないよう目印として提灯を出すのです。


香港やシンガポールではお盆になると地獄の扉が開き、さまざまな霊がこの世に溢れかえると信じていて、普通の家の前でも線香をたいたり、紙の金を燃やして「悪さをしないで下さい」と祈念する習慣があります。

もしかしたらこの考えが日本に伝わってきた可能性もあるのではないでしょうか。


余談ですが、私の母の田舎では、人が亡くなり納骨すると、そこから100日は墓からあの世へ繋がっていると信じられているため、妊娠できる女性(月経のある女性)は、納骨から百ヶ日までは墓参りが出来ない風習があります。

私も祖母の納骨には出させてもらえませんでした。

id:aoi_ringo

ありがとうございました。扉の話はいま、こどもに聞かせたらすごく納得してます。ちょうど日本昔話見ているので、またあとでゆっくり話してあげます。ありがとうございました。(体験談もうれしいです。)

2006/08/09 19:39:47

その他の回答4件)

id:hinetk No.1

回答回数516ベストアンサー獲得回数36

ポイント10pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/お盆

仏教用語の盂蘭盆(うらぼん)の省略形として「盆」(通常「お盆」)と呼ばれる

コピペで飛んでください

id:aoi_ringo

ありがとうございます。こういうふうに調べるのですね。

2006/08/09 19:20:27
id:sainokami No.2

回答回数853ベストアンサー獲得回数45

ポイント10pt

定番ですが、wikipediaから

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E7%9B%86

仏教用語の盂蘭盆(うらぼん)の省略形として「盆」(通常「お盆」)と呼ばれる。

盆の明確な起源は分かっていないが、1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残との説がある)が、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭事となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれている。日本では8世紀頃には、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられている。

id:aoi_ringo

同じでした。こういう風ですね。

2006/08/09 19:20:54
id:tfujiyama No.3

回答回数216ベストアンサー獲得回数10

id:aoi_ringo

たくさんありがとうございました。


家族が、「亡くなった人をお盆に夢で見た」といっているのですが、そのあたりどうでしょうか・・。

2006/08/09 19:23:10
id:nano327 No.4

回答回数759ベストアンサー獲得回数35ここでベストアンサー

ポイント30pt

http://gogen-allguide.com/o/obon.html

http://www.choutin.com/obon/sitteru-iware-frame.htm

こちらにお盆の名前の由来と、お盆の日が決まった起源のようなものが載っています。

わが国の朝廷で行われたのは推古天皇(606年)十四年七月十五日斎会を設けたのが初めてとされ、斎明天皇(657年)三年七月十五日飛鳥寺で盂蘭盆会が催されたとあります。

この7月15日は旧暦なので、現在は8月14・15日辺りに該当します。


「なぜお盆に死んだ人が帰ってくるのか」について、参考になるURLが見つからなかったので、私が以前寺の住職から聞いた話なのですが、この季節になると、あの世とこの世を隔てる門が開き、あの世の者が自由にこちらの世界へ来られるようになるそうです。

迷子にならないよう目印として提灯を出すのです。


香港やシンガポールではお盆になると地獄の扉が開き、さまざまな霊がこの世に溢れかえると信じていて、普通の家の前でも線香をたいたり、紙の金を燃やして「悪さをしないで下さい」と祈念する習慣があります。

もしかしたらこの考えが日本に伝わってきた可能性もあるのではないでしょうか。


余談ですが、私の母の田舎では、人が亡くなり納骨すると、そこから100日は墓からあの世へ繋がっていると信じられているため、妊娠できる女性(月経のある女性)は、納骨から百ヶ日までは墓参りが出来ない風習があります。

私も祖母の納骨には出させてもらえませんでした。

id:aoi_ringo

ありがとうございました。扉の話はいま、こどもに聞かせたらすごく納得してます。ちょうど日本昔話見ているので、またあとでゆっくり話してあげます。ありがとうございました。(体験談もうれしいです。)

2006/08/09 19:39:47
id:TomCat No.5

回答回数5402ベストアンサー獲得回数215

ポイント40pt

http://www.choutin.com/obon/sitteru-iware.htm

基本的にはこれはお釈迦様の弟子の一人、

目連尊者の母を救う話に由来していますよね。

 

ある時目連尊者は、亡き母親が餓鬼道に落ちて、

逆さ吊りにされて苦しんでいることを知ってしまいます。

お釈迦様、どうしたら母を救えるのでしょう、

と教えを乞うたところ、

夏の修行が終ったら僧侶を招き(この日が7月15日と言われています)、

ふるまいを行えばその功徳で救うことが出来る、

と教えられたわけです。

 

そこでその通りにしたところ、母親は救われて

極楽に昇ることが出来たと。

そういうお話に由来していると言われています。

 

語源はサンスクリットのウラバンナ(逆さ吊りの意)。

目連尊者の母親の、あの世で苦しんでいた時の姿に由来します。

これが音訳されて「盂蘭盆会(うらぼんえ)」となり、

そうした苦しみに落ちている霊を救う供養の意味となりました。

 

この仏教由来の教えに、日本古来の先祖崇拝の風習が合体したのが

今の日本のお盆のなりたちと言われていますが、

もし小さなお子さんにでしたら地獄の話もなんですから、

 

「お盆というのは古くインドでお釈迦様の弟子だった人が

亡くなったお母さんのために供養をしたら

すごく喜ばれたということが始まりなのよ。

それを受け継いで、その日にみんなが

先祖の供養をするようになったのね。

だからご先祖様は、向こうからやってくると言うより、

おもてなしをするためにこちらでお呼びするの。

そのために焚くのが、お盆の最初の日の迎え火なのよ。

ちなみにお盆の名前の語源はインドの言葉ね」

 

みたいな説明が分かりやすいかもしれません。

id:aoi_ringo

さすがです。このとおり、話して聞かせます。ほんとうにありがとうございます。これからもまたおねがいします。

2006/08/09 19:41:19

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