下記は一例です。
http://www.modea.jp/index.html
ナノクラスター水の効能ってなんかうさんくさいんですけど、
どなたか論理的な反証をしていただけないでしょうか。
なんでも赤ちゃんは生まれたときは
体内水分はみんなナノクラスター水だとか、
ナノクラスター水を500ml飲むだけで通常の水1L飲んだのと同じ効果だとか…。
よろしくお願いします。
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/appendix/faq1.html
水関係ではここのサイトが有名です。
で、そこのFAQに
Q. 水のクラスター分析をやって、水の機能の評価ができますか?
A. そういう測定方法はありません。
Q. クラスターの小さい水は体にいいですか?
A. 2重の意味で嘘です。
がありますので、読んでみてください。
簡単に言うとそもそもクラスターの大小を測定することができない以上、それが効果をもたらすかどうか到底言えるはずがないということです。
ネオジウム磁石を使ってクラスター水を
作る工作をしました。
界面活性による効果で説明できる範囲では
500ml飲んだで1000mlと同じ効果があるとは
思えない。
水の吸収速度は速くなるかもしれないが"水"
そのものは量は増えない。
人間が1日2l必要な水が1lになるわけではなく
単に吸収がしやすいだけで摂取必要量にかわりはない
クラスター化された水にはそれなりの効果はあると
実感してます。
ネオジウム磁石でクラスター
http://www.geocities.jp/toki2010/intro20041024.htm
これなんぞが、良いのでは?
私はむずかしくて良く分かりませんが…
結構そういう 水商売の おかしい部分を取り上げてるHPです。
分かるところもありますけど。
http://www.google.co.jp/search?q=%22%EF%BC%A9.%EF%BC%A5.%EF%...
まず「I.E.E.E学会」って何でしょう。ぐぐってみましたが、該当するページは全てVIVOについて言及されているページだけでした。
さて、
私たちは、赤ちゃんの頃、身体中にナノクラスター水が満たされていました。しかし、歳をとるにしたがって、ストレスや環境汚染物質などにより、この美しい星形分子の水(ナノクラスター水)が、変化してしまいます。
について。
そもそも胎児の体液は100%母胎由来ですから、赤ちゃんの頃に身体中にナノクラスター水が満たされているなら、それは母胎がナノクラスター水に満たされていた、ということを意味します。だったら今さらそんなの飲む必要はないでしょう?
また、胎児や赤ちゃんはストレスに対する耐性が大人より弱く、さらに体が小さいだけに、同量の化学物質を摂取した場合、赤ちゃんの方がよほどにその影響は深刻です。タバコの伏流炎もシックハウス症候群の原因物質も、赤ちゃんにこそ危険なんです。
ストレスや環境汚染物質などによる影響は、生まれた時から、いやむしろ胎児の時から始まっていると考えなければなりません。
その観点から考えると、水を飲むより、ストレスや化学物質の影響を「赤ちゃんの頃から」軽減していく努力の方がよほどに重要だと結論づけられます。
さて、
その大きさと形状から体内の細胞壁を自由自在に通り抜けることができます。
これはいったい何の生き物の話でしょう。細胞壁は植物や菌類、細菌類の細胞にみられる細胞膜の外側に位置する細胞外マトリクスの1つであり、人間をはじめとする動物の細胞には存在しない構造です。
もしかするとこの水は、園芸用か、単細胞微生物を飼ったりするのに適した水なのかもしれません。
うはははははは。本当にうさんくさい!
ご質問にあったリンク先を見てみました。気になった所を以下に箇条書きします。
1、「美しい星形をした超微細な水の分子」:水の分子は星形をしていません。酸素原子1個と水素原子2個の計3つで出来ているので、星形はー、むり。サイトにあった写真はありゃ雪の結晶です。
2、「2003年8月、I.E.E.E学会(ワシントン)にて、VIVOの信頼性に関する学術論文が認知され」
IEEEというのはInstitute of Electrical and Electronics Engineersのことだと思うんですが。その様な論文、見当たらないんですよね。「クラスタ ウォーター」で検索をすると、1こだけ引っかかります(アブストラクトしか読めないので果たしてこれがこの会社が言っているものなのかどうかは分かりませんが)。が、アブストを読む限り、別に「信頼性」に関するものではないと思われます。医学的な「信頼性」は検証も証明もされていないと思います。医学文献には1こも引っかかりませんでしたから。
3、「赤ちゃんの肌がみずみずしく健康的なのは、カラダ中が、細胞膜を自由に移動できる美しい星形をした分子の水(ナノクラスター水)で満たされているからです」:細胞膜は「水だけを選択的に通すタンパク質でできた穴」から水を取り込みます(http://ftp.nips.ac.jp/news/03/)。赤ちゃんの体内にある水は普通の水です。赤ちゃんの肌が健康的なのは他の理由からです。
4、「水の分子構造は不安定」いやー、むちゃ安定していますよ。
5、「さまざまな不純物を取り込んで大きくなる性質」:。。。多分これ、水は比誘電率が高いからイオン性化合物がよく溶けます、って話だと思うんですが、えらく不正確な表現です。
6、「私たちが歳をとるにしたがって、ストレスや環境汚染物質などにより、分子構造は変化し」:断言は出来ませんが、ストレスが水の分子構造を変化させる、という話は聞いた事がないです。
7、「あなたの水和を助ける」:溶媒和(ようばいわ)とは、溶質分子もしくは溶質が電離して生じたイオンと溶媒分子とが、静電気力や水素結合などによって結びつき溶質が溶媒中に拡散する現象のこと。溶媒が水である場合、特に水和という(ウィキペディアから抜粋)。人が水和したらホラーです。水木しげるの漫画にそういうの、ありましたよねー。
8、「美しい星形結晶のため、2℃で凍り始めます」:純水は摂氏0度で凍り(凝固し)ます。それよりも凝固点が高いって事はなんか混ざってるんでしょう。決して「美しい星形結晶のため」じゃないです。そもそも、「結晶」はすでに固体。
百歩譲って上記効果があったとしても
「ナノクラスター水を500ml飲むだけで通常の水1L飲んだのと同じ効果」
は現代社会に必要ありませんね。「水1Lの効果」を得たいのであればペットボトルの水を飲めばすむはずですし。
「効果がある」と言われたから効果があったのかもしれません。
効果があると思い込むことで実際は何の変哲も無い水でも何かしらの効果を引き起こしたりします。
下のサイトに詳しく乗っています。
http://www.page.sannet.ne.jp/onai/Healthinfo/Pracebo.html
また、薬物等の試験をするときはこの効果のデータを排除するために、二重盲検法と言う方法を使用します。
本物と偽者を使い、試験者に本物がどれか分からないようにして試験をするのです。
催眠術等も思い込みと思われます。
この商品の話題は、私の回りでも持ち上がっています。
論理的な反証については、こちらでも調べていますが、その前にまずこちらを。
結晶写真に注目!
これって、江本勝氏の「水からの伝言」という本の表紙の写真じゃないですか。
http://www.tetsugakunomichi.net/product/313
http://www.hado.com/shopping/new/index.htm
結晶写真をクリック!
「水からの伝言」の表紙を飾っているお馴染みの結晶。群馬県の藤原ダムで行われた、大宮市在住の加藤住職による「言霊(祈祷)による水の浄化実験」で出現したものです。(サイトから抜粋)
それから、NNFAの全米飲料水部門で栄誉ある賞?
わざわざ、アメリカのNNFAに問い合わせた人間がいます。
2002年に受賞したのは、ユタ州にある販売会社だそうです。
皆で、NNFAジャパンにも問い合わせてみましょうか?
果たして、論理的反証をするまでの価値があるのか?
しかし、調査中の人間がいますので、後ほど再報告します。
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