僕はたまに女性のバラードをカラオケで歌います。当然、高音は出せず大変苦しい思いをします。
しかし、キーをあげていくと今まで必死になっても出なかった音域が「ス~っ」と出ることがよくあります。
多くの人は、高音の声が出ない時はキーを下げますが、キーを下げていくと自分の声が低くなっていってしまいます。
どういうことなんでしょうか?音楽的にはどういうことなのか教えてください。
「必死になっても出なかった音域が「ス~っ」と出る」というのは、オクターブ下の音で歌っているのではないでしょうか。
「ドレミファソラシド」の最後の「ド」を出しているつもりが、実は最初の「ド」の方の音になってしまっているということです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%...
オクターブは最も基本的な音程である。人間の耳には、オクターブ違いの音が本質的に「同じ音」として聴こえる傾向があると言われている。
>オクターブ違いの音が本質的に「同じ音」として聴こえる傾向がある
そうなのかもしれません。
いわゆる裏声だと思います。
本来の高さの声に対し、声帯の振動を倍にして、高音を発声するものです。裏声のうち、特に訓練して十分に音量のある声が出るようになったものをファルセットとも呼びます。
男性は女性に比べ、もともとの声が低い(声帯が太く声の周波数が低い)ため、倍音である裏声を出しやすく、あまり意識せず裏声を出せる人もいます。
たしかに、「ス~っ」と高音が出る時には十分な音量があります。ファルセットの可能性が考えられますね。
キーを上げて1オクターブ下げる、ということでないのなら、おそらくキーを上げることによって「声区」が高い方で一定するからでしょう。
「声区」というのは要するに音域の区分のことで、たとえば低い方を胸声区、高い方を頭声区などと呼んだりするんですが、声というのは音程の高さで、発声の仕方が全然違ってくるんですね。
これを、めまぐるしく行き来しながら、メロディの高低を歌っていくわけですが、胸声区から突然頭声区に入っていくことはとても難しく、専門のボイストレーニングを受けている人ならいざ知らず、普通はどうしても喉を絞めてしまって、いかにも苦しそうな高音になってしまうわけです。
ところがずっと高音だけで歌っていれば、ずっと同じ発声で歌えますから、慣れてくると自然に喉が開いてくるんですね。おそらくキーを上げていくことで、曲全体を自分なりの頭声区にシフトしているんでしょう。
さらにそのままキーを上げていくと、仮声区(ファルセット)の領域に入っていきますが、そこまで上げなければ、裏声でない自分の声で、高い音が歌えます。
キーを上げた方が歌いやすいという人は、かなり実力のある人です。専門のボイストレーニングの経験が無いとすれば、自然に歌の基本を体で覚えちゃってるんでしょうね。これはすごいことです。普通はなかなか自己流では身に付かないですよ。
せっかくの才能です。喉に無理をかけない程度に、どんどん高い音で歌い込んでいってください。きっとさらに歌唱に磨きがかかって、素敵な歌が歌えるようになると思います(^-^)
>キーを上げて1オクターブ下げている
残念ながらこちらの可能性が高そうです。
>ずっと高音だけで歌っていれば、ずっと同じ発声で歌えますから、慣れてくると自然に喉が開いてくるんですね。おそらくキーを上げていくことで、曲全体を自分なりの頭声区にシフトしているんでしょう。
ずっと同じ高音で歌っていれば、自然に喉が開いてくるというのは、私に関してはあてはまりそうにないです(;;
キーをあげていってもどうしても出せない曲もありました。
やはり1オクターブさげて歌ってしまっているのでしょうか。。。
裏声をだして歌っているのでなければ、キーをある程度以上にあげると、気がつかないうちに自然と1オクターブ低いキーで歌ってしまっているのではないでしょうか。
半音ずつキーをあげていくと、12個目で1オクターブです。
たとえば5つあげたキーで1オクターブ低く歌えば、元のキーから7つ下げたのと同じことになります。
おっしゃるとおり1オクターブ低いキーで歌ってしまっている可能性は高そうです。
そうするとキーを5つあげたときの声は元のキーから7つ下げた時の声と同じことになりますよね。
しかし、キーを5つあげたときの声の方が高い気がしますがこれは思い込みのせいでしょうか。
うーん・・・
あげて声が出るのはおかしいですね
きっと、オクターブが間違っていますよ
声の高さは人それぞれなんで、2オクターブぐらい高くしたい、なんて言われてもかなり無理な話ですが、高い声で歌う練習をすることである程度は高くなります。あと、腹筋を強くするという手もあります。
今すぐ少しでも高い声を出したい、というのであれば、こういう方法もあります。まず、立ち上がって歌うことです。さらに、体をのけぞらせるとより効果的です。あと、単純に叫ぶように歌うだけで、それなりに高くなります。
やはり1オクターブ下げて歌っているのでしょうか・・・。そろそろ納得しないといけないですけど、なんかまだ釈然としません。
例えばゆずの「夏色」でなんかは標準キーでは高音が出ないのに原曲キーにあげれば(たいてい3#)すればすんなり高音が出るんです。
この感じなんです。
普段CDで聴いている耳覚えのある高さだからすんなりと歌えるのかなとも思いますが、カラオケのBGMってCDとはなんか違いような気もしますし・・・、うーん。
既出の回答とかぶりますが、一オクターブ下げて歌っているのだと思います。
音楽は高くても、特別な訓練をしていなければ声域に限界があるからです。
けれど、音は通常聞きなれたものよりも高いので、耳から入ってくる情報は「高い音」のままです。
耳から入ってきた「高い音」という情報がによって、体が喉に高い声を出そうと準備させているのかもしれません。
予め喉の準備が出来ていれば、サビなどで張った声を出す時に出しやすくなり、それが「いつもよりも高い声が出ているような気がする」のではないでしょうか。
>いつもよりも高い声が出ているような気がする
自分では高い声が出ている気になっているだかなのかもしれませんね。
そうなんでしょうかね。