日本ではプライベートイクィティの出資先企業はどちらかというとネガティブなイメージが強いですが、海外では必ずしもそのイメージではありません。
企業の成長過程・成熟度にも寄りますが、短期的な業績にこだわらない場合もありますし、業績悪化によりすぐにリストラが始まるわけでもありません。PE会社の立場からしても、ポテンシャルの高い企業を若い段階で捕まえて、リスクを抑えつつて大きく育て、大きな利益を後で上げるのが本来の姿です。もちろんプライベートイクィティの出資先企業は大半が小さく少数のキーパーソンによって成り立っています、下手にリスたらするとポテンシャルの芽を摘むことにもなります。PEはこの事を良く知っています。
PE傘下の企業で働く事のメリットはやはり、会社内の活気と新鮮なエネルギーにあると思います。はっきりとしたターゲットを課せられつつ、様々なアイデアや手法を駆使しつつその目的にまい進する事は、働いている方としても達成感が強いです。普通に成熟した会社で単なる企業の歯車となることを嫌な方はすごく働き甲斐のあるところだと思います。もちろん、失敗の余地が少なく、プレッシャが多いのも事実ですが、その分更なる考えを磨く必要があります。個人の自信や経験は掛け替えの無いものと思います。強い成功経験のある方はその後も多方面より強いニーズがあるように見受けられます。
PEの戦略にもよりますが、傾いている企業の建て直しを強制的にするPEばかりではありません。マスコミはそこのマイナスばかりを取り上げる気配がありますが。
自分が今まで経験したPEは http://www.warburgpincus.com で、今も中規模の外資系JVにて米国勤務しています。創業5年、社員500人弱で金融ソフトウェアサービスを提供し、年間350億円の売り上げを挙げている事を考えれば出資者にはとても実入りのいい投資です。
再回答です。
弊社の会社形態はLLCです。現在はPEからMBOという形で資本はPEからは独立しましたが、いまだに経営コンサル的なつながりはあります。PEからPEに売ることは考えられますが、米国では他社との合併やMBOの方が多く聞きます。
http://q.hatena.ne.jp/1157022455 URLはダミーです。
ご回答ありがとうございました。
回答ありがとうございます。ちなみに貴方が勤務している会社は株式会社ですか?もし株式会社でなければ投資を回収する手段は企業価値を高めて高く売る方法しかありません。そうなると次のPEがどのような戦略で方針転換するかわからないので不安ではないですか?