「みんなでもちよって酒瓶に酒を集めようとしたところ、だれも酒をもってこずに水しかはいってなかった」
とかそのような内容のものがあり、
意味としては、みんなでするべきことは、人任せにしていても達成はしないといった感じだったとおもうのですが、
その言い回しと、解説をどなたかごぞんじでしょうか?
また、同様な意味のことわざあれば教えてほしいです。
どうもそれは『ぶどう酒が水になった話』というお話で、小学校の教科書に載っていたということのようです。
検索で引っかかった2chの【確かこんな話】昔道徳の教科書で読んだ話
http://ex.2ch.net/kankon/kako/1018/10186/1018649232.html
では、次のように紹介されていました。
フランスのとある村で、えらい学者の先生が別の街に引っ越すということで
街の皆でせんべつがわりに「ぶどう酒」を各自一杯ずつプレゼントすること
になり、街の広場に大きなカラの樽が用意される。町人はそれぞれ用意した
一杯のぶどう酒を、順番に樽の中に入れていき、樽は満タンになった。
えらい先生は町人達にお礼を言い、プレゼントの樽を持って引っ越して行く。
新居に移って数日後、先生が樽のぶどう酒を飲もうと樽についている蛇口を
ひねると、中から出て来たのはぶどう酒ではなく、ただの水だった、という
話し。(町人が「自分一人くらいなら、水を入れてもバレないだろう」とい
うセコイ考えの持ち主ばかりだったのです)
また、小学校の国語の教科書にあったとする方は
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/syou_dayo/?Y=2005&M=2&a...
フランスのある村ですごく長生きのおじいさんが居ました。
この村はワインの名産地で、おじいさんもワインが大好きでした。
しかし、貧しい村ゆえ作ったワインはお金を得るために出荷され、
なかなか自分たちで飲むこともままならなかったのです。
小さな貧しい村ですが、みんな人情味も有り、家族同然のような近所付き合いをしていました。
そしておじいさんが100歳になったお祝いに、村のみんなでお祝いをすることになったのですが、
何を贈れば良いか、相談した結果、おじいさんの大好きなワインを一樽贈ろうということになったのです。
何処の家も貧しく、余裕は無かったのですが
100歳の誕生日をみんなで少しずつワインを持ち寄って祝うことになりました。
村の広場に大きな樽を置いて、各家庭が順番に桶に入れたワインを注いでいったのです。
そして樽が一杯になり、村長以下数名で担いでおじいさんの家に持っていきました。
そのワインの樽を見ておじいさんは涙を流して喜びました。
貧しい村人たちの気持ちに感謝で一杯でした。
そしてその晩樽を開けてワインを飲んでみると・・・・
なんとワインが水に変わっていたのです。
おじいさんは落胆しました。
何故ぶどう酒が水になってしまったのでしょう?
というような記憶を語られていました。共通点は「フランスの話」、そして教科書の話というところですね。
どこかの童話、として紹介されている方もおられました
http://msaicc.at.webry.info/200509/article_52.html
これに相当することわざ・格言というのもちょっと思いつきませんが、敢えて言えば
「天は自ら助くるものを助く」でしょうか。
話の元(らしい)フランスにちなみますと、あちらの格言で
Aide-toi et le ciel t'aidera.
(自分を助けよ、そうすれば天はあなたを助けるだろう)
にあたります。
ご回答ありがとうございます。
お話を総合すると、私も道徳かなにかの時間で
読んだお話を、ことわざだったと曲解していた可能性大です。
http://ex.2ch.net/kankon/kako/1018/10186/1018649232.html
のURLは思わず読み込んでしまいました。
http://diary1.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/syou_dayo/?Y=2005&M=2&a...
の方に載っていた、「赤信号、みんなでわたれば 怖くない」
というは逆の意味でもこの話の核心ついているように感じます。
このような、逆の意味でもかまいませんので、ほかにもよい言い回しはあるものでしょうか?