(特別早いサービスではなくて、プロパー融資。しかも初めての場合)
大銀行、地方銀行、信金で大体の期間が分かると嬉しいです。
商工会議所(名古屋)会員向けなので、ちと違いますかね。
一応
三菱東京UFJ銀行=申込書類受付から最短3営業日で回答
名古屋銀行=申し込みから原則2営業日以内
とはありますが。
http://www.nagoya-cci.or.jp/shikin/yushi_powersys_plan.html
新銀行東京にもこういうページはありました。
http://www.sgt.jp/loan/guarantee/portfolio_outline.html
原則3営業日で回答。
とのことです。
いわゆる3メガバンクの場合、最近流行のビジネスローン等を除けば、プロパーで新規与信取引開始の場合、早ければ2-3営業日、遅くても10営業日程度でしょう。
ただし、これは「融資審査にかかる期間」=「審査のみにかかる日数」であり、融資申込みから実行までの期間とは異なります。
もし、「融資審査にかかる期間」というご質問が融資申込みから実行までの期間であるとすれば、早くて1週間から遅ければ1ヶ月程度になると思います。
この早い遅いは、一言で言えば「貸しやすい案件か否か」で決まります。
貸しやすい案件か否かを決める要素としては
①融資申込みの経緯
②お客さまの信用状態(財務状態だけではなく定性的なものも含む)
③資金の使い道(運転資金・設備資金・肩代わり・投融資等)
④与信内容(与信種類・金額・期間・金利・返済方法・担保の有無)
⑤業績計画・返済計画
⑥銀行から見た新規与信取引開始のメリットの有無
⑦与信権限(支店長決裁か本部決裁か)
などが挙げられます。
①経緯・・・銀行からの勧誘であれば時間はかかりませんが、お客様からの申出であれば、今の取引金融機関に何故申し込まないのか?など調査することになり時間はかかります。
②信用状態・・・B/S、P/L、CFなどの財務状態が良ければ審査も早いですが、債務超過や、期間損益が赤字、CFがマイナスなど財務面に問題があれば、これらが改善されるという根拠の検証が必要になるので、当然審査にも時間がかかります。加えて、定性的な審査(業歴や経営者の人柄、業界動向、仕入先・販売先の評判など)で問題があれば時間はかかります。(審査というより、融資担当者が、「現在の信用状態は改善される」という資料を作成するのに時間がかかる)
③資金の使い道・・・(増加)運転資金などであれば審査も簡単ですが、設備投資であれば、設備投資の目的・効果、投下資本の回収計画、設備資金の負担割合い(自己資金の割合・メインバンクの負担割合が妥当か)などの検証も必要になるので時間はかかります。
④与信内容・・・割引手形などであれば時間はかかりませんが、無担保で長期の証書貸付などになれば時間がかかります。
⑤お客さまから提示される今後の業績見通し(融資の返済資金の源になる利益計画など)が妥当であれば、審査も短くなります。
⑥取引メリット・・・融資取引以外に為替取引や外為取引などが見込める場合は、貸しやすくなる場合もあります。
⑦権限・・・一般的に本部決裁では、相応の資料作成も必要になり、本部からの指示への対応、物理的な資料のやりとりなど支店決裁に比べ時間はかかります。
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