これらのサイトは著作権的にNGだとおもうのですが何故閉鎖されないのでしょうか?
またこれらのサイトが一般的なブログサービスなどを利用して長期の運営ができているのかもわかると最高です
(ブログサービス元がクレーム対応しないなど以外で)
http://www.linkclub.or.jp/~yoo/copyright/1-4.html
これは基本的に、著作権法違反は親告罪である、ということによります。著作権法第123条第2項では
第119条及び第121条の2の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。
と定められています(第119条は著作者人格権・著作権・出版権又は著作隣接権の侵害に関する罪、第121条の2は商業用レコードに関連する罪を指します)。
告訴、つまり被害者が訴え出なければ、著作権法違反は罪に問われないんですね。他人が「告発」しても、それは法的には意味を成しません。したがって、罪に問われないものは、ブログサービス会社なども、特に規約違反には問わないのが普通でしょう。
私も同人活動をしていますが、広いWeb上の全てを知ることは不可能ですし、よほどに有名なサークルでもなければ、違法行為を見た人も著作者本人への連絡先など分かりませんから、実態が掴めなければ訴えることなど出来ない、ゆえに結果的に放置、ということになるわけです。
要するに、著作の世界は、言ったもん勝ち。
著作権法は、後出しジャンケンに勝利を認める法律。負けた人が、お前、先に俺が何するか知ってたやろ、どー落とし前つけてくれんねん!っていう脅しを有効にするための法律。
脅しを始めない限り、盗人が世にのさばる訳です。
dummy 社団法人日本音楽著作権協会 JASRAC
なるほど。
逆に
>>ブログサービスなどを利用して長期の運営ができているのか
については、本人以外の指摘でもクレームとしては受け付けると思うのですが、時間を割いてまでそんなクレーム入れる人はいないってことですか?
サンライズの名前が挙ったので。
サンライズの許可を取らず、版権降りてないガレージキット(“コピー”品ではない)を売る業者もいます。
http://www.g-system-shop.com/ENG/eng.htm
サンライズはこれらの存在を知っていながら黙認しているようですね。
ある方がサンライズ(バンダイだったかも)にこの件をメールで問い合わせたら、
「由々しき事態だと考えているので対応は考えてます」程度の具体性に欠ける返事が返ってきたようです。
coreorksも無許可とは…
ということはやっぱり版権元もそれほど積極的ではないということでしょうか。
確かに私の知ってる同人誌関係の訴訟や問題もポケモンくらいですし…
Wikipediaから。
漫画・アニメ同人誌を取り巻く状況
著作権との関係
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E4%BA%BA%E8%AA%8C#.E6.BC....
二次創作物とコミックマーケットに対する著作権者の姿勢
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%A...
これらを見る限り、こんな理由かと。
【1】同人誌作者がクレームつけない理由
そもそも自分の同人活動が著作権法上黒に近いグレーの為、表立って抗議(特に法を根拠にしたクレーム)ができない。
【2】オリジナルの作者、出版社などがクレームをつけていない理由
著作権の侵害を防ぎたいのなら本来の抗議対象はスキャンサイトの管理人ではなく、スキャンされた同人誌の作者(つまり【1】)であるべきだが、
同人活動をファン活動の一環として見る向きもあり、同人活動潰し→ファン離れを恐れているから?
最近はそういった層を狙った作品も多いようですし、出版社もそこから新しい人材を見つけているようです。
また2次創作物は直接的に商売の邪魔にならないから?
([ex]ドラゴンボールのファンでないとドラゴンボールの同人誌は買わない
→消費者はオリジナルを読んだ上で同人誌を買っている
→オリジナルのシェアを直接食っていない)
逆に言えば本人であれば指摘ができるということですよね。その場合の被害者というのは二次創作の場合同人作家になるのでしょうか?
それとも著作元?後者の場合だと、大手の同人スキャンサイト(便宜上こう呼びます)に対してはなんらかの指摘をすると思うのですが…(サンライズとか小学館は厳しいですし)。そういったケースの前例に心当たりはありませんか?