天皇・天皇論について広く知るにはどの本がお薦めですか?
また、必読文献はどのような本ですか?
教えてください。
とっかかりとしてはこんな本はどうでしょうか?
天皇と日本のナショナリズム_神保・宮台マル激トーク・オン・デマンドIV
この本もお勧めで、第三章では天皇と戦争責任の問題について論じられています。
「 天皇論と家族論 」
小林よしのり氏のこの作品は必読文献といえると思います。
http://q.hatena.ne.jp/1167888008/63772/#i63772
手っ取り早いところで「マンガ入門シリーズ 皇室入門」
http://www.asukashinsha.co.jp/topsozaitemp/koushitsu/koushitsu.h...
歴史を含めて研究するには、おすすめの本
「天皇―その論の変遷と皇室制度」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E2%80%95%E3%81%9D%E3%...
皇位継承の伝統を守ろう!―皇室典範に関する有識者会議の問題点
昭和天皇―戦争を終結させ、国民を救った日本の元首 (まほろばシリーズ)
以上のような参考文献が必要になると思います。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%...
「ドキュメント昭和天皇」7巻 田中伸尚・著(緑風出版)
記憶が確かならば7巻までは出ていると思います。その後も出ているかどうかは未確認です。
その他だと「天皇と東大」(立花隆・著)でしょうか。上下巻でています。
逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
このシリーズの第一巻は特に天皇制の起源や原理について正確に記述しています。というよりシリーズのメインタイトルの一つが天皇制だとも言えます。現在、文庫だけでも8巻まで出ていますが。
http://www.amazon.co.jp/dp/4061496883/
本書は代表的天皇論を紹介していますので、本書と本書に出てくる参考文献を読むとおよそ今までの天皇論の歴史について知ることができます。
隆慶一郎 著 『花と火の帝』
徳川全期を通じて最も気性の激しいと言われた、後水尾天皇の一生を描く。
作者急逝のため未完の作品となっている。
歴史小説ではあるが、徳川幕府初期の禁中並公家諸法度、紫衣事件等の事件、当時の幕閣の禁中に対する扱いなどからみる全体像への洞察は鋭く、歴史考証も深く説得力がある。
多々あるフィクションの部分を差し引いても読む価値のある一冊であると思う。
天皇の持つ力とは何か。この問いに答えることができるかも知れない本です。
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