プッシュプル出力について詳しい説明お願いします。
詳しい説明のあるWebsiteへのリンクでも構いません。
またこのような出力端子がある場合よくプルアップ抵抗をつなげたりしますが、その理由を詳しく説明できればありがたいです。
以上です。宜しくお願いします。
http://www.orixrentec.co.jp/tmsite/know/know_openc64.html
ここがわりと詳しいかな。
ロジック回路に限って、でいいんですよね?
オープンドレイン(上記URLはバイポーラトランジスタなのでオープンコレクタですが理屈は同じ)は出力回路のFETのドレインがどことも繋がっていない状態になっています。ですのでプルアップ抵抗を介して電源(Vcc/Vdd)と繋いで初めて動作します。ものによっては電源電圧より高い電圧での動作を保障しているものもあります。PCでいうとプリンタ端子は確かオープンコレクタ回路だったはず。
これが使われる用途は例えば多数のオープンドレイン出力を1本のプルアップ抵抗に繋いでORを取りたい(ワイアードOR)ときとか、一般に普通のプッシュプル出力よりも大きな電流を流せることが多いので外にアナログ的な回路やリレーなどを繋いで直接ドライブしたいとかそういうときに使います(実際に使うときにはマニュアルを見てください)。
ロジック回路のプッシュプルは出力の上(電源側)と下(グラウンド側)にそれぞれスイッチング素子が付いていて上側が導通すると出力がHレベルに、下側が導通するとLレベルになる形式のものです。上記URLの図2または3ですね。普通プッシュプルとわざわざ断って言うことはありません。
返信ありがとうございます。
上記Webサイトは一番参考になりました。
なぜ上記の質問をしたかと申しますと、マイコン
によってはオープンドレインかプッシュプル出力かを選択できるマイコンがあるのですが、
そのときの出力端子の対処方法を知りたかったの
です。
以上です。
「誰か答えるのかな」と思って、ウォッチリストに入れていました。
マイコンの選択で知りたいとの事で、ちょっとコメント致します。
一応、マイコン屋です。
出力選択ができるとの話ですので1チップマイコンの事を指して
いるかと思うのですが、2番のKumappusさんが書かれている通り
オープンドレインでは外部の駆動回路を動かす事で大きな電流を
流す事ができます。 用途としては、例えばLEDの点灯やリレー,
ソレノイドのON/OFF etc.です。 (物にもよりますが)
プッシュプルの場合は、単にH/Lの出力だと受取って下さい。
外部に何の部品も付けずに済むのが、良い点です。
(オープンドレインでH/Lを出力するには、プルアップ抵抗が必要)
用途としては、H/L(1/0)を伝える為の単なるデータ線etc.です。
用途により使い分ければ良いと私は思います。
単にH/Lを伝えるだけか、又は外部回路を駆動する必要があるのか。
失敗談として、以前オープンドレインである事に気づかず出力端子に
プルアップ抵抗を付け忘れ、そのまま次の部品に接続する回路を
作ってしまった事があります。
マイコン内の回路と端子先の回路のバランスで一見動いている様に
見え、だけれども動きが不安定で悩んだ事があります。
先ず端子先の回路を疑ってしまったので、デバッグに非常に時間が
掛かりました。 気づいた時には基板を起こした後だったので、
抵抗が空中を飛ぶ基板となってしまいました。 格好悪い....
お気をつけて。
では
回路開発の際に必要となる回答をしてください。
回路設計技術者以外は返答を差し控えていただけると助かります。