それに比べて、なぜ日本の物価はあんなに高いのか。特に食料品がアメリカよりもかなり高い。おそらく、業者を保護するために政府が輸入品にかなり高い関税をかけているのではないか・・・
というわけで、日本とアメリカの各輸入品目に対する関税率が気になったので、知っている方がいたらソースを提示した上で教えてください。いるか賞の方には100Pさしあげます。
日本の関税率表は下記のURLにあります。
http://www.customs.go.jp/tariff/2007/index.htm
アメリカの関税率表は下記のURLにあります。
http://www.usitc.gov/tata/hts/bychapter/index.htm
例えば牛肉の場合、日本ではWTO協定と同率の50%がかかります。
ただし割当数量内なら無税となります。
アメリカでは物によって違いますが、4.4セント/Kgや4~26.4%が常にかかるようです。
ただしいくつかの協定に沿って無税となっている物が多いようです。
牛乳は日本が25%+63円/Kgなのに対してアメリカが0.34セント(34円)/liter(≒Kg)なので日本のほうが高いといえます。
ただ乳製品や肉類、穀物は安いアメリカ産を無税で販売しているわけですから関税に関係なく安くなります。
日本産とアメリカ産を比べるなら関税率より生産費で比較したほうが適当でしょう。日本で目につくのは日本産のほうが多いでしょうからそれで高く感じたのではないでしょうか。
具体的に何の関税率か指定無いと物凄い量ですよ。
税関のホームページより
http://www.customs.go.jp/tariff/2007/index.htm
ちょっと全部読む気はしなかった。
一番での回答、ありがとうございました。でも想像していたよりは見やすかったので良かったです。
http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/kanzeiritsu...
主な商品の関税率の目安
http://www.ashmart.com/hassou/zeiritu.html
アメリカ規制&関税率
回答ありがとうございました。
円安なのにアメリカで物価が安いと感じるのはどうしたことでしょうね。
米国の所得水準を考えるとそこからさらに2割引ぐらいが現地の物価感覚かと思います。
ただ、アメリカも消費者物価が高い有数の国です。(http://www.777money.com/torivia/bukka.htm)
とは言え、生活に必要な品目は安いですよね。スーパーなどに行くと驚きます。
最新の実行税関率表はこちらから確認できます。
http://www.customs.go.jp/tariff/2007/index.htm
(一覧のアクセスはこちらから)
http://www.customs.go.jp/tariff/index.htm
日本の物価が高いのは、税関の問題もありますが(国内、国外の)輸送コストが商品の値段を押し上げてると考える方が適切かもしれません。
また国内の小売における卸-小売の構造的問題も根深いです。
米国の小売が大規模店舗によるバルク売り+自社商品開発で社会構造を変化させたのに対し日本は中途半端な規制緩和と規制で商店街は死滅するは大型店舗も死に体だわで店舗に毎日商品を輸送しているコンビニの一人がち状態です。
配送代は最終的には物価に乗ります。
海を越え山を越え運ばれた物品でも、国内で調達するより安いので衣料品や食料などが海を越えてやってくるわけです。
余談が多くなりました。
輸送コスト・・・たしかに日本では卸売業者が物価を底上げしてしまっているという話もよく聞きます。このあたりでも改革が必要なのかもしれませんね。
私はアメリカ在住ですが、日本と同じものであるならアメリカの物価がそれほど安いと感じたことはないですね。食料品もアメリカは安いものがたくさんありますが、基本的にアメリカの物の方がはるかに物が悪いです。また食料品に関しては関税というよりも国内で作られているか、それともそうでないかによると思います。アメリカのお米は確かに非常に安いですね。
日本で売っている物でアメリカの方がはるかに安いと思ったのは唯一ヨーロッパ車の値段とガソリンですね。ヨーロッパ車は確かに関税が違うのもありますが、メーカーの戦略もあると思います。(日本人は少々高くても外車をありがたがって買う) ガソリンは関税というよりもガソリン税の件と産油国であるかないかの違いですね。
「アメリカは安い分質が悪い」という回答をしてくれた人が多かったのですが、果たして本当にそうなのでしょうか?むしろ僕は、日本よりもアメリカの肉や果物のほうがおいしいような気がします。まあ、僕の下が幼いだけかもしれませんが・・・
「オレンジの輸入が自由化される前の日本のオレンジジュースはとてもまずかった」という話を聞いたこともあります。本当に、アメリカ産のものは日本産よりも質が悪いのでしょうか?
申し訳ありませんが、既出ですね。でも、回答ありがとうございました。
http://www.customs.go.jp/tariff/2007/index.htm
乳製品などは概ね20%~40%
牛肉は38.5%
魚は概ね5~15%
野菜などは概ね5~10%
小麦65円/Kg、米402円/Kg
穀類は政府認定の輸入だと無税です(以前の米緊急輸入のような場合など)。
関税の目的は、業者の保護ですが、つまり関税率が高いということは、国内生産品の価格が高いということですね。
日本人が、品質、安全、等級などを気にしすぎるせいで、生産自体というよりチェックにお金がかかるのでしょう。
お菓子等加工品を例にとると、日本では「遺伝子組み換え○○不使用」が当然ですが、アメリカでは「遺伝子組み換え○○無分別」のものも結構あります。
このような違いを認めるかどうかで国が成り立っています。
日本人は他人の気持ちを理解する、高いコミュニケーション能力があります。これが、他の人が「良い」と認めたものは盲目的に「良い」と感じる要因になり、品質の低いものは排除されます。結果、価格がどんどんつり上がります。
まあでも、それが国ごとの特性ですからしょうがないですね。
確かに、日本人が品質管理に対して厳しいことが、国内産品の価格を押し上げている可能性もあるかもしれません。やっぱり安心しておいしいものを食べたいですからね。こういうような国際的な問題では文化の違いにも着目しないといけないですね。
日本の関税率表は下記のURLにあります。
http://www.customs.go.jp/tariff/2007/index.htm
アメリカの関税率表は下記のURLにあります。
http://www.usitc.gov/tata/hts/bychapter/index.htm
例えば牛肉の場合、日本ではWTO協定と同率の50%がかかります。
ただし割当数量内なら無税となります。
アメリカでは物によって違いますが、4.4セント/Kgや4~26.4%が常にかかるようです。
ただしいくつかの協定に沿って無税となっている物が多いようです。
牛乳は日本が25%+63円/Kgなのに対してアメリカが0.34セント(34円)/liter(≒Kg)なので日本のほうが高いといえます。
ただ乳製品や肉類、穀物は安いアメリカ産を無税で販売しているわけですから関税に関係なく安くなります。
日本産とアメリカ産を比べるなら関税率より生産費で比較したほうが適当でしょう。日本で目につくのは日本産のほうが多いでしょうからそれで高く感じたのではないでしょうか。
牛肉の関税50パーセントは高いですね。
確かに、日本は土地が狭い分生産費が上昇してしまっている面はあると思います。しかし、それならなぜ外国産の物を輸入して安くておいしいものを提供しないのかと疑問に思います。輸送費がそこまで値段を押し上げているとは思えません。
関税を高くすることによって日本の国内業者を保護し、結果として値段の高い国内産が淘汰されずに出回っているのではないでしょうか。その分消費者が不利益を受けていることを考えると、関税はりっぱな既得権益だと思います。
そう考えると、なんだかマスコミによる狂牛病関連の報道も黒幕がいるのではないかと思えてきました・・・
それはともかくとして、資料を分かりやすくまとめてくれたので大変助かりました。ありがとうございました。
http://www.customs.go.jp/tariff/2006_4/index.htm
既出かもしれませんが
こんなのがありました.
また,アメリカのコシヒカリのほうが日本のものよりうまいという噂をテレビで聞いたことあります.
実際、アメリカ産のほうがおいしいという話はよく聞きますよね。
日本が外国からの輸入品にかけている関税率は実行関税率表(2007年1月版)に一覧表が載っているのでそちらを参考にしてみてください。
以下余談ですが、自分もアメリカ在住なので来たときにはアメリカの物価の安さには驚きましたが、実際の所そこまで安いというわけでもないような気もします。確かに日本に比べてアメリカの食品や家電なんかは安いですが、その分質も悪いです。つまり"安かろう悪かろう"なのでアメリカで日本で買うのと同じ質のものを買おうとしたらほとんど同じ値段かちょっと高めになると思います。
アメリカの食品は確かに安いですが、その分何か大切なもの(健康とか)を失ってる気がします。
あと、アメリカのすべての物が(質が悪いけど)日本より安いというわけではなくて、例えば書籍なんかは紙質もあまり良くないぺらぺらな本でも結構な値段がします。教科書などは教育目的で使うのに1万円以上するのもざらですし。
アメリカの土地などは大都市でなければ余りに余ってるので土地の物価は当然安いですし、ガソリンも日本に比べれば安いですが、消費税などはどの州でも日本より高めに設定されてますし、↑に書いたように食品でも結局同じ質の物を買おうと思ったら同じ値段になりますし、場合によっては日本より高いものもあるのでアメリカ暮らしも楽じゃないですね(・_・;
ファーストフード店などは安い分健康に問題がありそうですが・・・アメリカ産だから体に悪いということはありえるのでしょうか?また、アメリカ産のものは本当に品質が落ちるのでしょうか?僕自身、まだあまりそういう風に感じていないのでとても疑問です。
でも確かに、本は高いですよね。僕も、本屋で漫画の単行本を買おうとしたら一冊800円位したのに驚いたことがあります。しかし、全般的にアメリカのほうが物価が安いようなきがします。これは州によって、またその人の感じ方によってもかなり変わってくるのかもしれませんが。
こんにちは、ジェトロの公開資料から転載します。
登録することで、各国の関税率が閲覧できるそうです。
http://www.jetro.go.jp/biz/tariff/index.html
ご参考まで、
こういうサイトもあるんですね。ありがとうございました。
日本の関税表だけでしたら、こちらにありますが。
米国のは、ここにあるんだけど、
By Chapter, Harmonized Tariff Schedule of the United States
ザッと眺めたところ、特別日本の関税が高い、というわけでもないような気がする。
単に、米国は国土が広いので、食料を産するのに要するコストが日本に比べ大幅に小さい、というだけのことなのでは?
だから、この問題は、むしろ、人間の基本である食を他国からの輸入に頼って良いのか、という問題になるように感じます。
確かに、全体的にはアメリカと同じくらいですね。しかし関税表を見渡していたら、ある特定品目だけが高い関税をかけられていることに気が付きました。
牛肉がダントツですが、その他にも豚肉・乳製品・ワインなどの発酵酒・果物全般などがそうです。僕はインディアナ州にいるのですが、これらの品物は全て日本よりインディアナの方がかなり安い値段で売られています。
確かに世間には食糧安全保障論というのがあり、一定の理解を得ているのは事実だと思います。しかし、自動車や石油だって生活の基本でありないととても困るものですし、食料だけを特別視するのはどうかと僕は思います。
関税によって特定業者を守り、消費者に高い国内産品を買わせることは、実質的には国民から税金を徴収して特定業者の保護をしているということになるのではないでしょうか。
在米者です。
米国内でも、NYやLAなど大都市部の物価、土地は高いかもしれません。
でも一般的に、わたしもこんなに暮らしやすい国はないと感じています。
食費の安さには本当に感謝です。
収入がさほどでなくても暮らしていける一番の理由は、食費の安さにあると思います。
包装の無駄をなくし(果物や野菜はパックされていない)や店内装飾にお金をかけず(むき出し)、自社製品を中心に展開する販売網が理由かなあという感想です。
無駄がない。
以上、関税など専門的なことでなく申し訳ありません。
(ポイントは必要ありません。)
ホントにアメリカは食費が安いですよね。無駄な包装がないという点は僕も同感です。ただ、それだけでここまで安くなるとも思えませんが・・・
関税の問題もあるかもしれませんが、食料品に関しては生産性の問題が大きいと思いますよ(たとえば、http://www.pref.iwate.jp/~hp051102/chiikinogyo/TOP-main/H16resum...)。飛行機使って農薬や肥料をまいてるアメリカと、ほとんど手作業の日本。移民(ひょっとしたら不法移民)を使って人件費けずっているアメリカの農業と年寄りがやっている日本の農業。生産性の違いは明らかですね。その結果、日本は食料品の大半を輸入しているわけですから、関税がないとしても、輸送コストの分だけアメリカより高くなるのは当然です。また、為替レートのことも考えないといけないと思います。
個人的な体験からは、アメリカの物価が取り立てて安いとは思いません(チャイナタウンのレストランは確かに安かったです)。安いけれど、まずいとか、品質が悪いとか、多額のチップをとられるとか、サービスが悪いとか。マクドナルドなんかは日本の方が安かったと思います。日本だって、安くておいしいものはありますよ。
輸送コストとはどれくらいかかるものなのでしょうか・・・商品の値段を2~3割も押し上げてしまうようなものなのでしょうか?
でも、全体的に「アメリカ産は安いが質が悪い」という意見が多いようですね。ただその点は僕としては納得しかねるところがあるので・・・う~ん・・・レストランに行っても特にサービスが悪いと感じたこともないですし、チップもせいぜい15%程度が普通なのでそれを差し引いてもかなり安いと思うのですが・・・確かにマクドナルドは日本のほうが安いですが、アメリカのマクドナルドの方が確実においしいと思います。
まあ味の感じ方は人それぞれですし、アメリカでも州によって物価がかなり違ってくるので一概に比較は出来ないのかもしれませんね
他の方たちは関税ばかりに目が言ってますが
アメリカと日本では農作物だけを例にしてもかなり
違いがある。日本はあまり大規模な農業経営者がおらず
ほとんどが小さい農家で家族4人前後で
土を作る段階から出荷までをこなしているが
アメリカでは東京ドーム数十個分、時には小さい県が
入ってしまうような広大な土地をたったの
数人で作業機械により、作業している。これだけでも
1kgあたりのコストで勝負にならない
あと、物価について詳しく解説しているサイトがあるので
ちょっと長いが一読してみることをお勧めする
日本で生産費が高くついてしまうのなら、外国産を輸入すれば良いのではないでしょうか?そうすれば自然と安くなっていくはずです。関税さえかかっていなければ・・・
回答の条件を満たしていないので、ポイントは遠慮します(オープン分として乗っからせていただきました)。
アメリカの物価が安いのは関税が主な要因とは言えませんね。
また、日本の物価水準が輸入品メインで決まっていると判断するのも危険という気が。
少なくともGAPのTシャツが日本で2~3倍するのは、関税のせいじゃなくてGAPの戦略(というか日本人がアメリカのブランドに弱い...)のせいです(笑)
食べ物の話が出ていますが、農作物の生産コストがなぜ安いかといえば、その主な理由は「面積」じゃないでしょうか。
広大な農地に小型飛行機で農薬をまく、とか。
また、牛肉がやたらと安い理由の1つは成長ホルモンを投与して短期間で育てていることかもしれません。ノーホルモンという表示のある肉が売られていたら値段をチェックしてみてください。
別の方が詳しく書いていらっしゃいましたが、流通コストの安さは大きな要因だと思います。
日本の場合は卸、問屋のシステムがあり、さらに店舗運営は高コスト。
日本でも、それをやめれば安くなるわけで、たとえばIKEA...って、今はアメリカにいらっしゃるんでしたね(笑)
あと、日本は「過剰品質」ということが昔言われましたね。缶ビールの印刷のインクが違うとか。
ふと思い付いて、GDPと輸入額を日米で比較しようと思った(輸入品がどの程度物価に影響しているか)のですが、なかなか最新データがなく、ちょっと古い
http://www.nli-research.co.jp/stp/nnet/nn020502.html
>米国では輸入のGDP比に占める割合が日本より大きいためである
という記述と、比率の高い上位50か国のリスト(PDFです)しか見つかりませんでした。
http://www.iti.or.jp/stat/2-009.pdf
無駄話が長くなるのでこの辺で。失礼しました。
「日本のほうが生産コストが高いから高価になってしまう」のならば、なぜもっと外国産の製品を輸入しないのでしょうか?どのような品質の商品を選ぶかということは消費者が決めることであって、牛肉みたいに高関税をかけて役人が勝手に国内から外国産製品を締め出してしまうというのは良くないような気が・・・
牛肉の関税50パーセントは高いですね。
確かに、日本は土地が狭い分生産費が上昇してしまっている面はあると思います。しかし、それならなぜ外国産の物を輸入して安くておいしいものを提供しないのかと疑問に思います。輸送費がそこまで値段を押し上げているとは思えません。
関税を高くすることによって日本の国内業者を保護し、結果として値段の高い国内産が淘汰されずに出回っているのではないでしょうか。その分消費者が不利益を受けていることを考えると、関税はりっぱな既得権益だと思います。
そう考えると、なんだかマスコミによる狂牛病関連の報道も黒幕がいるのではないかと思えてきました・・・
それはともかくとして、資料を分かりやすくまとめてくれたので大変助かりました。ありがとうございました。