設立のための本を読むと、1ヶ月程度職安に通って信頼関係を築くことが大切だという記述を見つけました。
その職安では担当者とどういった話をするのでしょうか?人材紹介に関しての経営についてどの位具体的な計画が必要になりますか?
実際に職安の方とは交渉したことはないので、ぴったりというものではないかもしれませんが、回答がなかなかつかないようなので、一般的な話として、省庁関係の方とやり取りをする際の話を紹介いたします。
省庁に認可を求めるときも、その担当者と信頼関係を築くのが重要です。
信頼関係を築く方法は、人ぞれぞれかも知れませんので、私の場合を紹介します。参考程度にしてください。
まず、最初は当然ですが、挨拶です。自分の目的(人材派遣会社を作りたい)を述べて、これからよろしくお願いいたします。ということです。
時間をとってもらっていれば、その後は、自分の知識の程度を伝えるための話(これまでに行なってきた準備)、自分の聞きたいこと(今後、どのような手順になるのかなど)を教えてもらう、などを行なえば良いと思います。
どの位具体的な計画が必要かという事を気にされているようですが、実際に動き始めるところまで事業が進行しているなら、後は相談して教えてもらいながら煮詰めていくということで、構わないと思います。相手は、専門家であり、こちらは始めてその事業を行なおうとしている素人なのですから。 相手によっては、もっと勉強して計画を具体的に示せという方もいるかもしれませんが、そのときこそ、どのように具体的な計画を作ればよいか教えてもらえるチャンスです。言われたことに対して、すぐに対応すれば、真面目なやつだと印象付けられます。
いろいろと相談を行なう際、真剣さが伝わるような態度、準備(資料は使わなくても一杯もっている、わかりやすいスライド形式の説明から、詳細な説明まで、大概使うことはありませんが、たまに聞かれた事を説明するのに必要なことがあります)というのが重要です。
また、向こうから質問されて、答えられないことは構いませんが、次に会うときには必ずその回答を持っていけるようにすることは、こちらの真剣さを伝えるのに重要です。
さらに、会いに行く際には新しい質問を準備することも好印象を与えます。
新しい質問があるということは、その間に勉強していたということを示します。
信頼関係を築くには、こちらの真剣さ、真面目さ、約束事を守れること、を伝えることが重要です。
この事を頭に入れて、話をすれば充分だと思います。
ありがとうございます。
大変参考になるお話でした。
不安があったのでお話を読んでいて勇気付けられました。