嫁「お義母さん今日はいい天気ですね。外に出てみてはどうですか?」
姑「今日も体調が優れないからよすよ。」
嫁「そうですか。じゃぁ滋養にいいものをたまには私がお作りしますね。」
姑「そうかい?でも悪いから店屋物にしようじゃないか?私は鰻が食べたいよ。」
嫁「鰻ですか?う~んどうかしら」
嫁「あらあなた、お義母さんがウナギの出前が食べたいんですって。」
夫「なんだい母さんそんなにわがままを言うもんじゃないよ。家だって楽じゃないんだよ。」
夫「そうだ今日は天気がいいから外に出てみてはどうだい。」
このやりとりがなぜホラーなのかを答えてください。
おそらく息子と嫁に殺意があることを、お姑さんはなんとなく気づいているのでしょう。
だから、外に出たがらないんですね。
で、息子と娘にどんな殺意があるのかというと、お姑さんはきっと足腰が弱っていらして、車椅子を利用しているのではないでしょうか?
しかも、自分で操作するタイプの、電動車椅子。
実は細工をしてあって、ブレーキが利かないとか誤作動するとかで、お姑さんの命を脅かすことができるのでしょう。
お姑さんが事故で亡くなれば…保険金が入ってくるんでしょうね。
息子夫婦はそれを心待ちにしているんでしょう。優しい言葉をかけているようですが、とにかく出かけてくれなきゃ話にならないので、必死。
でも、そううまくいきますかどうか…。
母(姑)が体調が優れないので外には出たくないといっているのに、
夫が「家だって楽じゃないんだよ。」と暗に家計が苦しいことを示唆し、
「外に出てみてはどうだい。」とまるで口減らしのような台詞を言うところ
……ですかね。
家計が楽ではないので口減らしというのはかなり私の考えた答えに近い発想です。
嫁と夫が同じことを言っているので二人で何か共謀しているのではないかと考えました。
嫁、夫(姑殺そうぜ)
嫁(じゃあ今日は天気が良いから姑が外出しているときに準備するから毒買ってきて)
夫(おk)
嫁(姑は私が料理しているときによく覗いてくるから外出しているときに準備しないと。)
夫(おkおk)
>嫁「お義母さん今日はいい天気ですね。外に出てみてはどうですか?」
>姑「今日も体調が優れないからよすよ。」
嫁(やば・・・計画台無し、でも夫が毒買ってるからこっそり混ぜればいいか)
>嫁「そうですか。じゃぁ滋養にいいものをたまには私がお作りしますね。」
>姑「そうかい?でも悪いから店屋物にしようじゃないか?私は鰻が食べたいよ。」
嫁(空気読めよ・・・これじゃ毒も入れられないな)
夫(毒買って帰ってきた)
>嫁「あらあなた、お義母さんがウナギの出前が食べたいんですって。」
夫(計画がやばい、これはフォローしないと・・・)
>夫「なんだい母さんそんなにわがままを言うもんじゃないよ。家だって楽じゃないんだよ。」
>夫「そうだ今日は天気がいいから外に出てみてはどうだい。」
というやりとりを想像しました
殺意があることはあってます。
しかしサスペンスドラマなんかに出てくる殺意よりもっとどろどろとコワイ殺意です。
NO.4の方のもう一つの要素について正しいと思います。
お姑さんは実は皮膚病。
「いい天気ですね。外に出てみてはどうですか?」
→日光に当たると、皮膚病が悪化する
「体調が優れない」
→皮膚病が治らない
「鰻が食べたい」
→お肌の老化防止にDHA/EPAとビタミンEかな?
これらを総合すると、夫と嫁は、お姑さんの病気を悪化させたがっている。そしてついには…
筋書きは一つなのですが問題文にはホラーであると考えられる要素が二つありそのうち一つの正解と言えば正解です。
もう一つのホラーとしての要素の方が絶望的かな?
息子と嫁に姑が監禁されている。
なんとかして店屋物をもってきてもらって店員に助けを求めたいが断られる。
外に出ると、布団の下などに隠してある遺言状や権利書を奪われてしまう。
(夫と嫁が同一人物の別の人格でかわるがわる人格が変わる、とか妄想系ご夫婦とかはオプションで)
明らかな犯罪ではないところに本当のホラーであるというのがメインテーマかな?
おそらく息子と嫁に殺意があることを、お姑さんはなんとなく気づいているのでしょう。
だから、外に出たがらないんですね。
で、息子と娘にどんな殺意があるのかというと、お姑さんはきっと足腰が弱っていらして、車椅子を利用しているのではないでしょうか?
しかも、自分で操作するタイプの、電動車椅子。
実は細工をしてあって、ブレーキが利かないとか誤作動するとかで、お姑さんの命を脅かすことができるのでしょう。
お姑さんが事故で亡くなれば…保険金が入ってくるんでしょうね。
息子夫婦はそれを心待ちにしているんでしょう。優しい言葉をかけているようですが、とにかく出かけてくれなきゃ話にならないので、必死。
でも、そううまくいきますかどうか…。
いやぁすごいです。ほぼ正解です。
「姑いじめ」でしょうか。
姑さんは本当は目が見えなくて、本当はこの日台風。
そこで、嫁が「天気がいいから」って言って、大雨の外に締め出そうとした。…しかしこれは失敗。
鰻は、台風で家に店屋物の鰻が届かないので頼めないから「わがままを言っている」ことになる。
なぜなら、帰ってきた夫が「家(に来ること)だって楽じゃないんだよ」と言ってるから。
そして最後に怖いのは、夫も「いじめ」たがってた。
「そうだ今日は天気がいいから外に出てみてはどうだい。」
いじめ問題…タイムリーな話ですねぇ。
…あ、でも耳は聞こえるから雨の音は分かるなぁ。
夫も「いじめ」たがってた。
これは今まで誰も触れていないのですがこれで全ての要素が出そろいました。
・たまには滋養のよいものを作るという点から、普段はロクなものを姑に食べさせていない。
・その結果体調は好転せず、姑は店屋の出前を望んでいる。が、その希望が叶えられることはない。
・夫も外出を勧めるが、姑は体調が悪いため外出することは不可能。
・つまり姑が返す返事は「体調が悪いからよすよ」になってしまう。
・そして会話は循環し、今日もまた一日が暮れてしまう。この絶望感がホラー?
・(オプション)結局姑は何も食べることができない。
絶望感がホラー?
クリティカルヒットです。
戦争のさなか。それも第二次世界大戦の日本のような状態。
姑は記憶が昔返りしてしまい、戦争のことを信じようともしない。
夫と嫁はなんとかそのことをわからせるために外の様子を見せようと説得するが、姑はかたくなにそれを拒否する。
無論店屋なんてないし、鰻なんて手に入りそうにないものを希望されても困る。
困り果てる夫と嫁……
おぉ人間脳想像力ってすごいですね。
いやぁすごいです。ほぼ正解です。