http://www.u-gakugei.ac.jp/~houkis/h16tei480001.html
第3条 特任教授等の選考は,役員会の議に基づき,学長が行う。
(称号)
第4条 前条の規定により選考された者は,特任教授等を称することができる。
特任教授とは、その名の通り、「特別な任務」を持って「教え授ける」人です。
その「特別な任務が何か」によって、採用する人を決めます。
教授会、委員会などさまざまな雑事を免れることが多い反面、「人寄せパンダ」として、大学の広告塔であること、任務を遂行することを強く望まれます。
よって、研究業績、査読付論文の数で評価されるのではなく、「特別な任務」を遂行できるかが重要視されます。
たとえば、評論家、ジャーナリスト、クリエイタなど、現場で活躍している人で、その人の実績や能力が「特別な任務」に必要な場合、たとえ、研究業績がなくても採用される、という仕組みです。
但し、任期が決められているケースが多く、任務が終了すれば再任されることも少ないので、転職を考えられているのであればあまりおすすめしません。
そのほかにもパターンがありますが、これは1の回答者のURLをご覧ください。
なお、現在、「特任教授」で公募が出ているのは、
http://jrecin.jst.go.jp/html/kyujin/main/D107030524.html
http://jrecin.jst.go.jp/html/kyujin/main/D107021323.html
ぐらいですね。
このサイトは研究者の公募情報が掲載されています。興味があればどうぞご覧の上、チャレンジしてください。
http://www.fpu.ac.jp/156staffonly/3%20jinji/327tokuninyoko.htm
(特任教授)
第2条 特任教授とは、次の各号に掲げるすべての事項に該当し、本学に福井県立公立学校教員として採用されてから、引き続き第4条に定める身分により採用された者をいう。
(1) 本学に福井県立公立学校教員として採用された日現在の年齢が、60年以上65年以下である者
(2) 本学を福井県立大学定年規程(福井県立大学規程第2号)に基づき、定年により退職した者で、福井県立大学教員等選考規程(平成4年福井県立大学規程第43号)に規定する教授の資格を有する者
(3) 本学大学院研究科会議が大学院の講義等の編成上必要と認める者
二回目で失礼します。
もし、「さかなくん」の件で「特任教授」と思っておられるのであれば、「さかなくん」は「客員助教授」です。
http://www.sakanakun.com/index.htm
以下、「客員教授」のウィキペディアからの引用です。
客員教授は、大学ないし学術機関に一定期間、常勤または非常勤の教員として招聘するに際して、主に教授の職位の者を迎える場合に付与される職位・称号である。その他、政治・行政・経済・文化など社会の一線において一定の地位を有する者を迎える場合、これを礼遇するため、客員教授として迎えることが多い。
「客員教授」ですと、桂三枝氏、みのもんた氏、鳥越俊太郎氏などが有名ですね。
「客員教授」の場合は、「特任」よりさらに「広告塔」の要素が大きく、「○○大学の教授になった」というニュースが○○大学の広告になる、というわけです。
「特任教授」の場合は、一般的に有名でなくとも、その分野では著名であったり、いわゆる研究者としての業績(研究論文の数)ではなくても、その分野の第一人者である、というケースが該当します。
ちなみに、特任教授で有名人といえば、立花隆氏(東京大学)瀬名秀明氏(東北大学)などがあげられます。
http://www.osaka-gu.ac.jp/news/naoko_talkshow2006/index.html
マラソン選手の高橋尚子さんは、母校の大阪学院大学の特任教授です。
「マラソン競技において培ってきたスポーツの知識や技術、経験を活かした、講演会・ワークショップ等の開催、在学生・受験生等に向けたメッセージの発信など」が主な職務で、就任の際にもトークショーが行われました。
高橋尚子さんもいわゆる「研究業績」はありませんが、これまでのマラソンの業績が就任のポイントです。
オリンピックで金メダルを取れば、母校の特任教授になれるかも?
特任教授はマスコミ関係者の方が多いですね
学会で認められるような発表ができる、
社会的に意義のある研究をしている
テレビを通じてその良さをアピールすることができ、
大学・社会・テレビ(含むマスコミ媒体でアピールができる)
等の条件がそろわないと厳しいのではないかと思います
だからアナウンサーや芸能人が多いのではないでしょうか
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