街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!“イエ・ルポ”とは、実際に見たり聞いたりしたイエの話、またはご自分の家の暮らしの中で生まれたユニークな工夫やアイデア、習慣や出来事をミニルポ感覚で書き込んでもらう“イエ・ルポタージュ”コーナーです。
*〈今週のお題〉に沿った、みなさんが知っている面白いイエの話を教えて下さい。
*〈今週のお題〉以外の話題のイエ・ルポも常時自由に投稿して下さいね!
イエ・ルポ #020 THEME「どうしても捨てられない!家にある無用の長物」を教えて下さい
→ルポ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070413
※今回の「いわし」ご投稿は4月18日(水)正午で終了とさせて頂きます。
※参考にさせていただいた「いわしへのコメント」には、【いわしポイント×20pt】を差し上げます。
※初めてのご参加になる方は必ず「イエはてな」ご利用ガイドをご一読ください。
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20070325
すごいですね、お父様が揮毫される掛け軸なんて。
ご自分で無用の長物と謙遜されるところがすてきです。
どの書もtoughさんご自慢の家宝でしょうね。
誇れるお父様の掛け軸。
きっと子々孫々まで伝えていってくださいね。
こんな素晴らしい自称無用の長物はありませんね。
お父上の人格がしのばれます。
純粋に書くことを楽しむという姿勢がまた素晴らしいです。
人の賞賛を求めず功名心を満足させることも求めず、
ただ無用の長物として書いていくその姿勢は、
まるで禅の世界を見るようです。
書の極意は、きっとそういうところにあるのではないでしょうか。
そこから学べるものは、無用どころか大変有用だと思います。
まずこのお父さんが宝物ですね。そしてお父さんがご自分の作品を無用の長物などと言えるのは、toughさんをはじめとする家族の皆さんが、その作品の価値を認めているからです。毎回イエはてなのいわしではいい話に出会いますが、今回はこのツリーが最高です。いい話をありがとうございました。
わが家自慢の無用の長物は、父が揮毫する掛け軸です。本人自らが、また無用の長物を書いちゃったよ、すまんなと笑っていますから間違いありません。ちなみに色紙や短冊に揮毫する場合、父はそれを「無用の短物」と呼んでいます。
父の書道歴は長いのですが、特に誰について習ったというようなことはなく、完全に自己流のようです。以前は書展などにも出品していたようですが、特に何の賞を取るわけでもないので、今は全く出していません。それでも純粋に書くことが好きなようで、今も折に触れては筆を握っています。
父はいつも、表装済みの白紙の掛け軸に書いていきます。本当なら何枚も書いて一番いいものを表装して掛け軸に仕立ててもらうのでしょうが、父はやり直しのきかない一発勝負の緊張感がたまらないと、好んで白紙の掛け軸に向かっています。こうしてわが家には次々と掛け軸が貯まっていきます。
でも私は父の書く字が好きです。上手いかどうかはわかりませんが、独特の味があります。勢いがあるいい字だと思います。本人は絶対に家の中に自分の作品を飾りたがりません。だから自分で無用の長物と言っているわけですが、私は将来、父の書いた物を一点譲ってもらい、それを掛けてみたいと思っています。