サービスサイエンス

既刊本でありながらアマゾンで検索しても本の情報がヒットしないことはよく聞く話です。これはアマゾンのメイン取次が大阪屋であることと版元の姿勢が関係しています。版元の姿勢とはアマゾンにいち早く本の情報を載せる方法があるのにその努力をしていないということです。

http://blog.goo.ne.jp/tamio406/e/2db9d6756ebc0acfcd816173ad51693...

それでも在庫情報は許せるが、本の情報さえ載らないとなると、これは大問題だ。

http://www.hanmoto.com/hanmoto-renraku/faq/settei.html#amazon

現在アマゾンは主に大阪屋からの商品仕入を行っており、大阪屋で在庫が確認できないものは販売できない、ということになっています。

http://www.pot.co.jp/shuppaneigyouh/archives/2006/07/14/19/

解決策は既にある

小さな出版社が集まるとアマゾンの在庫表示についての話題で盛り上がることがあります。「出版社には在庫があるのにアマゾンでは在庫なしと表示されてしまう」であったり「新刊が出たのにいつまで経ってもアマゾンに出てこない」というのが典型的な嘆きですが、大阪屋に新刊委託するとか新出版ネットワークに接続するとか版元ドットコムに参加するとか、解決策は既にいくつもあります。後はやるかやらないかだけの問題なんですが、意外と「嘆いているだけでやらない」出版社も多いようです。