日本が最も多く輸入してるのはどれ?
石油とは、化石燃料の一つです。
大昔の生物(動物、植物、プランクトンなど)の遺体が、地層とともに埋積され、現在まで残存しているものが化石です。化石のうち、そのままの状態でエネルギー資源として利用できるものが、化石燃料です。
化石燃料は、石油(液体)・天然ガス(気体)・石炭(固体)の3種類あります。
石油は、液体状の化石燃料の事を言います。
原油
油田から取ったばかりの石油のことです。
天然ガス
気体状の化石燃料です。
液化天然ガス
天然ガスを冷やして液体にしたものです。(水蒸気(気体)を冷やすと水滴(液体状の水)が出来るのと同じです。)
重油
原油を蒸発のし易さで分けると、ガソリン、灯油、軽油、中油、重油、タール、アスファルトなどに分かれます。
重油は、蒸発しにくい成分が集まっているもので、黒くて、ガソリンなどよりねばっとしていて(粘度が高い)、重い油です。
輸入量の比較は、石油と天然ガスの比較となります。
輸入量は石油の方が多いですが、以下のサイトを見た方が図入りでわかりやすいと思います。
■原油と天然ガス
石油は地中に「ドロドロの液体」と「気体」の2種類の形で存在します。
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ドロドロの液体が原油で、気体はガス(天然に存在するので天然ガス)と呼ばれます。
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原油や天然ガスはタンカーと呼ばれる船で日本に運びます。
天然ガスはマイナス162度まで冷やすと液体(液化天然ガスと言います)になって体積が600分の1になります。体積がぐ~んと小さくなるので一度に沢山運べて便利ということで液化した状態で運んだり貯蔵したりします。
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液化天然ガスは常温に戻せばガスとしてそのまま使えるようになります。
原油は一度温めて蒸発させます。蒸発したガスが冷えてくると凝結点(気体が液体になる温度)の高いものから順に液体に戻ってきます。その順序はアスファルト、重油、軽油、灯油、ガソリン、LPガスの順です。液体に戻ったところを取り出せば分離成功です(これを分留と言います)。分留が済んだ後は細かく混ざった不純物を取り除けば(精製と言います)完成です。
■輸入量
1ヶ月に輸入される重油は2千万kl(1800万t)前後に対して液化天然ガスは40万t前後なので重量で比較すると45倍もの差があり、値段でも同じく大きな差になりますので、どちらが多いかといえば『原油』となります。
※細かな部分は概略(輸入量はアバウトに出したとか、原油に含まれる成分は他にもいろいろあるけれど有名どころだけにしたとか、原油の比重は0.8~0.95くらいの範囲で色々あるが0.9で計算したなど)としました。
※参考
http://www.meti.go.jp/statistics/downloadfiles/h2d1203j.pdf
http://oil-info.ieej.or.jp/cgi-bin/topframemake.cgi?ParaSession=...
天然ガスを冷却して液体にし体積をちいさくしたのが液化天然ガス。
原油を精製して、ガソリン、軽油、重油、灯油などが作られますが、これらをまとめて石油と呼んだりします。
最も多く輸入してるのは 原油。
石油とは、化石燃料の一つです。
大昔の生物(動物、植物、プランクトンなど)の遺体が、地層とともに埋積され、現在まで残存しているものが化石です。化石のうち、そのままの状態でエネルギー資源として利用できるものが、化石燃料です。
化石燃料は、石油(液体)・天然ガス(気体)・石炭(固体)の3種類あります。
石油は、液体状の化石燃料の事を言います。
原油
油田から取ったばかりの石油のことです。
天然ガス
気体状の化石燃料です。
液化天然ガス
天然ガスを冷やして液体にしたものです。(水蒸気(気体)を冷やすと水滴(液体状の水)が出来るのと同じです。)
重油
原油を蒸発のし易さで分けると、ガソリン、灯油、軽油、中油、重油、タール、アスファルトなどに分かれます。
重油は、蒸発しにくい成分が集まっているもので、黒くて、ガソリンなどよりねばっとしていて(粘度が高い)、重い油です。
輸入量の比較は、石油と天然ガスの比較となります。
輸入量は石油の方が多いですが、以下のサイトを見た方が図入りでわかりやすいと思います。
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