理系人間や文系人間など、ほんとうに実在するのでしょうか。
あいかわらずの「理系 vs 文系」談義は、要するに「理系は文系より
利口だ」と云いたいのではないでしょうか。
── 「世の中には理系と文系の二種類の人間が存在している」と考え
ている人は多い。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/eturan10.html
小林 泰三《理系と文系》
── 理数系が得意な人と、文系が得意な人がいるのはなぜですか?
http://q.hatena.ne.jp/1181835918#a728584
文系理系分離論 ~ わたしのケース・スタディより ~
コメント(8件)
理系というのは帰納的考えをする人を指している場合があると思う。つまり、通分してキレイな式にまとめるのがすき。ので、集約的政策立案には向いているだろう。法文案が長いと読む気もしないえらい人も多いから。
文系というのは演繹的な考え方をする人かな。ケーススタディで細かくひろっていく作業がすきかも。運用とかマニュアルを作ったり、人に説明をするのに向いているかも。
でも右脳左脳、血液型と同じく完璧に二分割されるわけはない。理系にだって論文製作とかあるし文系にも集約能力は求められる。
私はどちらかというと理系だと思いますが、「文系は理系より人間的だ」もしくは「理系は文系より人間性に欠ける」というような趣旨の事を面と向かって言われた事があります。
これを(面と向って)言った人は、理系ですか、文系でしたか?
あるいは、本人はどちらだと思いこんでいるのでしょうか?
>右脳左脳、血液型と同じく完璧に二分割されるわけはない<
帰納的集約と演繹的説明などの概念を通分するアンケートとは……?
将棋でも、終盤の攻防にギョッとする妙手が出ることがあります。
わたしの空想では、非現実的な脳内風景によるのではないでしょうか。
わたしの記憶では、小学校時代の恩師(理系)が、目にゴミが入った
同級生を、すぐさま抱きかかえて、舌で舐め取っています。当時22才
の青年が、とっさに決断した能力は、いまなお驚異の光景でした。
自分は自分を理系文系どちらと思うか。
自分は他人(世間)を見て文理どちらが優秀と思うか。
他人(世間)には自分は文理どちらと思われているか。
他人(世間)は他人(世間)を見て文理どちらが優秀だと思っているだろうか。
上記アンケのうち、1-4、9-12番目の選択肢は自分からみた自分のことを訊いています。
また5-8番目は自分からみた他人か、または他人からみた他人のことです。
そのうえに、1-4と9-12の選択肢は、内容が一部重複しています(対象が同じ自分ですから)。
これはアンケ手法としては混乱を起こしがちで、正確な答えを得られません。(そもそも謙遜し勝ちだし、面と向かったアンケでは常識に阿りがちな日本人がメイン対象ですから)
今後このようなアンケを行うときは、最低でも4選択肢ずつをq1からq3の3回にわけて答えてもらうというのがいいのではないかと思います。
わたしは不案内でしたが、アンケートは、もとは心理学の手法ですね。
(はてなアンケートは、これまでに105回も出題、愛用しています)
とてもコンパクトで、スピード感があります(最近は1/3に減速)。
かねがね不満でしたが、4×4=16項目が基本だったのですね。
(誰かが標準モデルを作ってくれると、便利ですね)
ただし、あまり整ったフォーマットだと、予想どおりの結果になって、
意外性が失われるかもしれませんね。
(いつも実は、アンケートの数値よりも、コメントに期待しています)