どうしてネット上には過激なネット右翼とやらが流行っている(っていう表現でよいのかな?)のでしょうか?
一部の掲示板などでは、とんでもなく悪態をつきまくってる人たちを見かけます。
彼らの心理、環境などについて考察したサイトがあれば教えてください。
彼らは何故、何に影響され、どういう気持ちであーゆー書き込みをするのでしょうか?
いわしなもんでどしどし書いてください。
※あくまで過激(とあなたが思う)ネット右翼の話です。
※あなたが右翼的思想を持ってネット上に書き込みをする人の場合は、あなた自身の気持ちを「冷めた私に分かりやすいよう」教えてください。頭ごなしに否定はしません。
よろしくお願いします。
ヘイトスピーチは見ていてうんざりしますけど、規制に関しては慎重になるべきかなと思います。ドイツでそういった(反ユダヤ的)言論が規制されているのを知っていましたが、そのほかの国はどうなんでしょう?ネット右翼のヘイトスピーチはうんざりではありますが。。。。
ドイツでは日本のネット右翼がやっているようなヘイトスピーチは、懲役3ヶ月~5年の処罰を受ける刑法違反行為であり、犯罪行為です。
そういうわけで、たとえば、
こういう「有害情報」を制止されても書き続ける犯罪者=ネット右翼は、ドイツでは刑務所に入らなければなりません。
ドイツではBundesprufstelle fur jugendgefahrdende Medien(ドイツ連邦青少年有害メディア審査会)という政府組織があり、そこであらゆる映画、ビデオ、書籍、通信メディア、ウェブサイトが審査され、刑法に違反するかどうかを審査します。
日本には、愛国心?にもとづく暴力や戦争や差別を唱道するような言動を取り締まる制度や機関がありません。
地方自治体に存在する青少年保護育成条例にも、民族憎悪や対人種暴力を称揚する言論を「有害情報」として取り締まる規定がありません。
「自由ばかり求めて義務を果たそうとしていない」などと言っている右曲がりな人たちはヘイトスピーチ規制について議論するときだけ「表現の自由の権利」だけを延々と主張し続けていたりします。ダブルスタンダードとはこのことです。
不思議なことに、ネット右翼をやっている人の一部は「有害情報」に敏感で、「ポルノ撲滅!(ただし警察が管理する風俗営業は容認)」とか「純潔こそ愛国!(ただし不倫は男の特権)」とか「男子たるもの婦人にやさしく(ただし女に権利は認めない)」などと言っていたり、県庁に漫画を有害所指定を受けさせるために「密告通報」をしていたりするわけですが、そういう彼らはなぜか「もう俺たちで在日をかたっぱしに殺るしかないな」みたいな海外では有害情報とされているヘイトスピーチだけは「有害情報」とみなさないというダブルスタンダード(というか分裂症?的態度)をとりつづけているあたりが興味深いです。
国際社会では国際人権条約が採択され、日本も署名国として国内法整備が求められていましたが、ネット右翼の過激な抵抗により、「人権擁護法」は未だ成立していません。「人権擁護法」の特別救済活動により、ネット右翼のヘイトスピーチを規制する権限を政府に与える制度を早期に成立させるべきでしょう。
そういうわけで、暴力を壊滅させるという本来の意味での「有害情報規制」が日本には存在せず、ネット右翼のヘイトスピーチを取り締まる「人権擁護法」が存在しないあたりに、ネット右翼がゴキブリのようにはびこる原因のひとつがあるように思われます。