http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A...
イスラム過激派には、西洋化した国を中心としたものと、西洋化していない国を中心としたものとに分けることができる。前者はインターネットなどの通信手段を自らの思想を広めるため積極的に用いるのに対し、後者はターリバーンのように西洋文明すべてを憎悪・拒否するという相違点がある。
思想としては、彼らが西洋文明のすべてを憎み、破壊しようとする組織だからです。
それ以外にも、空港の警備など安全配備の不足も挙げられると思います。
初期のアルカーイダは反サウジアラビア王家を標榜していました。
そこにザワヒリという人物の教唆もあって、ビンラーディンは次第に、サウジアラビアを支援するアメリカへの憎悪もつのらせていき、イエメン爆弾テロ事件、リヤド事件、ケニア・タンザニア在外アメリカ大使館爆破事件、米艦「コール」爆破事件などが起こされます。
9・11テロはその延長上で起こったものです。
ビンラディンが逮捕されない限り、9・11テロが阻止されていても、いずれWTCを狙ったテロは起こっていたでしょう。
黒井文太郎の「イスラムのテロリスト」(講談社)や朝日新聞アタ取材班著「テロリストの軌跡 モハメド・アタを追う」(草思社)や保坂修司「正体」(朝日新聞社)などに詳しい説明があります。
あと、アルカーイダについての簡便なまとめサイトもあります。
http://mltr.free100.tv/faq10.html#00882b
読んでみてください。
事の起こりは冷戦時代に米国がソ連への対抗策としてアルカイダを組織したことに始まります。冷戦終結後、アルカイダは米国の思想に反発し(公式な理由は不明)世間一般で言われる反米テロ組織となります。
そして事件当日、声明も出さずに3機も同時にハイジャックするという前代未聞な事態に防空指揮系統は混乱し、結果として突入を阻止することができなかった。
というのが公式な大まかな流れです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/9.11
非公式なものとしては米国の自作自演説などがあります。
ことの発端は実はアメリカ側にあります。
いわゆるイラクのクウェート侵攻で、ビンラディン率いるレジスタンス軍を見方につけて、イラクとの戦いで勝利したわけです。彼らは無条件で貢献したというわけでもないのですが、その後のアメリカ側の対応は、アラブ = 悪という構図をぶちあげて、石油資源を確保するといった現在でも行われているような非常に政治的な行動に出たため、ビンラディン率いるレジスタンスは、裏切られたと思った。
そこで彼らはあたかも自分たちを正当化するような理由を見つけてきて、それを盾にアメリカに自分たちを裏切った復讐をしてやろうと試みたわけです。
実際にあのテロには、イスラム vs アメリカの構図など全くなく、過去あれだけ貢献してやったのに、排除の対象とされたことに対して恨みを抱いたビンラディン含む過激派の純粋が故の反逆が、911の事件につながっただけなのです。アメリカ、ビンラディン側、どちら側にも正義はありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%A...
Loose Change Japanese nihongo 911
http://video.google.com/videoplay?docid=4377032998245988095&...
『9・11』から5年 米で陰謀説再燃/東京新聞
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/e2bd1a1039f8cd3d264a65c685...
もし政府計画説が正しいなら、実行決定関係者の私欲を満足させるため。関係者の利害という不平等のため。
もしアルカイダ説が正しければ、平等を実現するため。死という平等を実現するために。
しかし、こうした問いは、9.11事件後に9.11事件よりもはるかに多くの罪無き人が私たちの政府が支持する戦争によって殺されている現実の前では、有意義なテーマではないかもしれません。
9.11事件がなぜ起きたかについては議論があります。
しかし、「起きたことを人々はどう受け止めているか」という問いについては、アメリカ人をふくめ、世界の人々の多くは「9.11事件はテロとの戦争を続けたい指導者の利益を満たした」という答えで一致しつつあると思われます。
「なぜ起きたか」ではなく「起きたことを人々はどう受け止めているか」という問いの答えが、現実を動かし、世界を変化させていくことになるでしょう。
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