外国人の人に「おはようございます」は朝にする挨拶なのに、夜に会っても「おはようございます」というのはどうしてか？という質問を受けました。私なりの回答を試みましたが、相手はどうも納得できないようです。

健全な標準語のご家庭で夜に「おはよう」は笑われますが、都市部では生活時間帯の後方シフトや、芸能界の真似（ギョーカイ化）が進んでいるので、「おはようございます」と夜でもいうのですよ。
要は都市部のスラング的な用法なのですよ。
といえばいいでしょう。
それでだめならファンシィダンスという漫画の１－２巻を読ませてみてください。きっと笑い出します。

　
「お早い、お着きですね」
　
「Nice to meet you. お会いできて嬉しい」と同じ意味あいです。
　約束の時刻に「間に合ってよかったですね」という挨拶なので、先に
来た人と後から来た人が、遅れて来た人を非難することもできます。
　
　職場でも、宴会でも、夜昼にかかわらず使えるはずです。
　朝の挨拶ができない水商売や芸能界のカタギ・コンプレックスから、
ことさらに（同業の仲間意識を）強調・普及したのでしょう。
　
　せっかく投稿しようとしたのに、早めに終了されてしまいました。
　こういう場合は「お早うございました」とでも云うべきでしょうか。
（以上、遅刻コメントでした）
　

浅学の身ですが、ひとこと。
興行界では、ゲンが悪いということで「こんにちは」「こんばんは」という言い方をしません。
「こん」は「客が来ん」という連想を生み、縁起が悪いとされています。
それゆえ、それ以外の挨拶語「おはようございます」が使われるようになったと聞いております。
これは「するめ」が「あたりめ」、「すりばち」を「あたりばち」、遊里の「葦原」を「吉原」と言い換えるのと同じです。
耳学問で失礼しました。

↑こういうコメントにも星をつけたいです。＞id:jkondoさんと、露骨にidコールの実験をしつつ、へーへーへー心の中で星連打。現代でもシネラリアという花をサイネリアと呼び変えたりするのと同じなんですね。コメントからもコールできるかどうか結果が分からないと困るので自分にもid:chinjuh