大臣官房企画官
大臣官房調整官
大臣官房企画官は、国家公務員法第百八条の二第三項ただし書、および、人事院規則一七―〇(昭和四十一年七月九日人事院規則一七―〇)第一条別表第一の規定により、「管理職等」に分類されます。
なれる時期は省庁や入省時期によりけりです。
出向専用ポストとかもあるので、特定ポストや特定官派を経験・所属していないと、どんなに実力や人望があっても退職までなれない人はなれません。逆になりたくなくても出世コースの途上で企画官を経験しなければならないということもあり、ケース・バイ・ケースです。
たとえば、内閣府の幹部の一人である影山洋一沖縄総合事務局次長は、昭和53年(1978年)総理府入府して平成4年(1992年)総務庁人事局人事企画官になり、2005年に迎賓館次長を経て、今年(2007年)次長になっていますから、企画官になるまで14年、幹部職員として総理大臣を直接支えるようになるまで29年かかっていることになります。久保田治総務部長も企画官になるまで14年かかっていますね。
http://www.ogb.go.jp/muri/saisin/koumoku/12osirase.pdf
定数は削減される傾向にありますので、15年ぐらいと考えても良いかもしれませんが、ただしこれは内閣府の場合で、ポストがたくさんある文部科学省とかだと、コースによってはもうちょっと早くなれるかもしれません。とはいえ、現在は5年ぐらいで企画官になる人はまずおらず、通常は最低でも8年以上はかかります。
文部科学省が公開している「文部科学省のキャリアパス例」でも、企画官(補佐級、補佐、専門官)は入省8年目からのキャリアとなっています。
文部科学省のキャリアパス例
http://www.mext.go.jp/b_menu/saiyou/jimu01/0602061501/001.pdf
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