アメリカ・ジョージア州のハンバーガー店の女性店員が、塩辛すぎるハンバーガーを提供、お客の健康を軽んじたとして逮捕、起訴された。誤って肉に塩をかけすぎたのが原因だったが、バーガーを食べた警官が、「気分が悪くなった」と主張し事件に発展。自分でも塩辛いバーガーを食べてみた女性店員は、「私は平気だった。そんなに塩辛いなら一口で捨てればいいのに。」と不満顔。しかし警察はサンプルの科学的分析を進める構えだとか。(ユニオンシティーAP=共同通信 9/11)
訴訟大国アメリカならではですよね。
私は、以前大手チェーンの飲食店でバイトしてましたが
味が薄い・味が濃い・肉がちゃんと焼けてない・肉が焼き過ぎだ
等、いろいろなクレームがありました。
ほとんどのケースがこちらのミスでなく客の好みに合わない場合が
多いんですが謝って作り直しで解決してました。
極稀にこちらのミスで塩をかけ過ぎたりした場合もありますが
やっぱり謝って作り直して、場合によっては料金サービスで解決しました。
このアメリカの事件のケースで店員が有罪になるような場合があればハンバーガー屋の店員に働く人がいなくなるんじゃないでしょうか?
もちろん、クレームを言う・作り直しを要求する・食べずに返金を要求するってのは客として当然の権利だと思いますが
高級レストランでもない、ハンバーガー屋でそこまで求めて訴えるなんて理解できないですね。
確かに、塩辛すぎる食品を提供する店員もおかしいですが、黙って食べてしまう客も客だと思います。アメリカは(階層社会だからか)安い食べ物は驚くほど安いですが、その代わり、日本人の感覚ではとても食べられないようなものまで売られていると聞いたことがあります。
健康被害はさすがにオーバーでしょう。そもそもバーガーを食べている時点で、この警官が健康に気を使っているとは思えませんし。一食の塩分を気にしているならば、まずファストフード店のバーガーなんて食べられないでしょう。
商品の品質保証の点でバーガー屋の方が分が悪いんでしょうけど、いくらなんでもふっかけすぎです。ミスして迷惑をかけたとはいえ、バーガー屋の店員は可哀相すぎます。しかし訴えるなら、なぜ店を訴えないでしょうかね。
こんなもの「塩辛くて喰えたもんじゃなかった、代金返せ」くらいが妥当な問題だと思います。
まあ、科学的にバーガーを分析して、どれだけの数値の差がでれば「塩辛い」または「健康を害する」となるかは興味はありますけどね。
逮捕された、ということは、この場合は現行犯逮捕だったんでしょうか。
アメリカは自由の国だと思ってましたが、塩辛すぎる料理を出しただけで店員を逮捕できるような抑圧的な国家だったとは意外です。
日本じゃ、どう考えても民事訴訟にしかならないでしょうに。
しかし、店員が味付けするってことは、マックじゃないのは確かでしょうが、
「そんなに塩辛いなら一口で捨てればいい」
って、店員の態度としてどうなんですかね。
日本人の視点だとあり得ないように思えますが……。
まあ、なんでもすぐに謝罪する日本人みたいな国民の方が珍しいんでしょうけれど。
しかしやはり、
「塩辛いバーガーを出して逮捕」
って事だけ見ると警官が無茶なように見えますが、店員の態度も相当悪くて、警官が苦情を言ったのをまともに取り合わないとか、口論になった末なのかも知れませんね。
でも、
「サンプルの科学的分析を進める構え」
ということは、その警官一人ではなくて、警察組織全体で対応してるわけでしょうけれども。
するとその警官はハンバーガーの食べ残しを捨てずに取っておいて、それは現在警察が証拠品として保管してるわけですね。
なんて税金の無駄遣いだ……。
一方で、
「自分でも塩辛いバーガーを食べてみた女性店員」
って書いてありますが、証拠品をかじったわけではたぶんないでしょうから、自分で作り直してみたんですね、塩辛いの。
同じバーガーでないとすれば、あまりこの発言に証拠性はないかも。
まあ、ユニオンシティーAPも、椿事だと思ったから報道してるんでしょう。
警察署も、一応ハンバーガーを分析して、
「可罰的違法性はない」
とか言って不起訴処分にするんじゃないかな、と思います。
よその国の文化なので特にどうも思いませんが、自分の国がそういうところではなくて良かったと思いました。
ガキじゃないんだから、警察に電話する以外にもっと簡単な方法があるだろう、と思います。
以下のからこの文化の違いを実感できると思います。
もっと言えば、日本が将来これに近い近くなる可能性も否定できないでしょうから、明日は我が身と、身を引き締める必要があると思いました。私1人がいくら気を遣ったところでなるようにしかなりませんが。
過去に理不尽な民事訴訟はいくらでもあったアメリカですが、これだけ民事レベルの話を警官が刑事事件にして逮捕するというのは珍しいですね。
黒人差別時代全盛期ならこういったこともしょっちゅうあったでしょうが、これもおそらくそういう裏があってのことでしょう。
アメリカ流に言えば
塩をかけすぎてしまえるシステムがおかしい、アメリカなら事前にたくさんかけようとしてもできないシステムになってるはずなのに。
女性店員よりハンバーガー店の責任。
ナイフでさされても「相手の方が倒れ掛かってきたんだ」という社会
だからハンバーガー店は「塩の分量にご不満のあるお客様は申し出てください。ただしその際、口に入れた肉と、唾液の中に入り込んだ塩化ナトリウムその他の成分全てを提出して、その上で文句を言ってください」という張り紙を今後出すべき
なんか、期せずしてベニスの商人っぽくなったな
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