VMwareはFusionとServer、ゲストOSはCentOS5を利用しています。(ホストOSはMacOSXとWindowsXPが利用できます)
過去に似たような質問(http://q.hatena.ne.jp/1152842337)がありましたが、他にも良い方法がないかと思い質問してみました。
完全な回答ではないとは思いますが、VMwareのイメージ(vmdk)をWindows NTFS環境にマウントする方法があります。マウントできればあとはUSB HDDに移行する等で対応が可能です。実際に移行した経験はありませんが、マウントを試みた事はあります。
以下は手順です。
1)【仮想な背中】よりvdk32-050406.zipをダウンロード
http://chitchat.at.infoseek.co.jp/vmware/vdkj.html
2)READMEJ.TXTの記述を読んでバッチファイルを作成(.batの拡張子)。
3)バッチファイルを作るよりもコンソール入力の方が速い、という事であれば、以下は無視して構いません。
※以下に実際に使用しているvdkのバッチファイルを記載しておきます。そのまま使ってくださって構いません。
VDK_Install_AND_Start.bat:
echo off
echo Virtual Disk ドライバをインストール後、起動します。
pause
vdk.exe install /auto
pause
VDK_Open_Fedora Core 5.bat:
echo off
echo 仮想ディスクイメージをオープンします。現在は
echo E:\VMware\Fedora Core 5\Fedora Core 5-flat.vmdk
echo に割り当てられています。
pause
vdk.exe open * "E:\VMware\Fedora Core 5\Fedora Core 5-flat.vmdk" /RW /L:Z
pause
※FedoraCoreが例として挙げられていますが、path等はご自身の環境に合わせて書き換えてください。なお、引数はradmeの[VDK OPEN]の項を参照してください。
VDK_Close.bat:
echo off
echo 仮想ディスクイメージをクローズします。
echo
echo 他のプログラムが仮想ドライブを使用していないことを確認してください。
echo 通常は仮想ドライブが使用中の場合イメージをクローズしないでください。
echo プロンプト、あるいは /F オプションを使用して強制的にクローズすることも
echo できますが、その場合データが失われたり、オペレーティングシステムが予期
echo しない動作をしたりする可能性があります。
pause
VDK.EXE CLOSE *
pause
VDK_Remove.bat:
echo off
echo Virtual Disk ドライバをアンインストールします。
echo システムレジストリから Virtual Disk ドライバのエントリを削除しますが、
echo ドライバファイル自体は削除しません。
echo 必要に応じてイメージファイルのクローズとドライバの停止を行います。
pause
vdk.exe remove
pause
VDK_Driver.bat:
echo off
echo Virtual Disk ドライバ状態を表示します。
pause
vdk.exe driver
pause
【懸念事項】
問題は、Windows(NTFS)からext3に移行する事でしょう。
そこで、以下に考えられる方法を2つ挙げておきます。
(a)今はどのディストリでも配布されるようになった1CDLinuxを使ってextとパーテーションを構築し、そこへ手作業でコピーしてゆく。
(b)Linuxの内部構造を完全に把握していない場合は、一旦実環境へとOSのインストールを済ませ、NTFS上からSamba等を経由して実環境へとコピー(1CDLinuxでも可能と思われる)。この場合、bootセクタがどうのこうの、という不安はなくなる。安定性の面から考えてもお薦め。ただし、ある程度の再構築は覚悟する必要性がある。
ファイルシステムの影響で出来ることはどうしても限られてきます。Win > Linux または Linux > Winの移行は、より詳しい人に聞いてください。
申し訳ありませんが、現在の私ではこの辺りが限界です。
詳しいご回答ありがとうございます。
今すぐには試せないのですが、後日試してみようと思います。
Virtual Disk Driverというのは初めて知りました。
今回の件以外でも色々使えそうですね。