どのようにまとめたらイイのかわかりません.
どこかイイサイトはありませんか?
こちらなどいかがですか?
@卒業論文-卒論・レポートの書き方ポータル
論文の書き方
http://www.csg.is.titech.ac.jp/~chiba/writing/
東大で学んだ卒論の書き方★論文の書き方
研究分野がわからないので,なんとも言えないので,工学系の感覚で書きます。
とりあえず国立情報学研究所のところにある論文検索サイトを挙げておきます。
調べたい研究について良く議論されている学会がわかっているのであれば,その過去の学会誌を読んで,そこで引用されている論文をさらに読んで,自分でまとめるのが,まっとうなやり方だと思います。
学会が不明な場合とか,どの論文を読むべきか?は上記のサイトとか,あとはネットでキーワードを使って検索する,同分野の研究をやってる人に聞くことになると思います。
学会誌とかに調べたい技術についての新しい解説記事が載っていれば,大抵そこには先行研究の論文が引用されていますし,解説記事ではなく論文でも序文で先行研究についてはいくつか紹介しているので,そこで引用された論文を読んで,さらにその序文で引用されている論文を読んで…と孫引きしていくことになります。
新しく刊行された教科書的な本が出ていれば,その本の内容とか引用されている論文から調べることもできますが,本が無い場合は,学会誌,研究会発表資料等から調べることになります。
ちなみにまとめ方自体は…,調べてリストアップして,いくつかの項目でグルーピングした方が良いですかね?。この辺は,内容に依るので,ちょっと質問からだと答えられません。
それでは頑張ってください。
あなたが求められているのは、論文のレビューというものです。
学部でのゼミでの報告でしょうか?
もしくは、卒研などでの下書きのためのものでしょうか?
目的によりやり方はやや異なると思いますが、おおまかに言えば、その分野の研究を概観できる枠組みを提示して、関連するいわゆる先行研究の論文がそのどこにあたるかを、その研究手法や使っているデータごとに分類して示すのが第一歩だと思います。
細かな枠組みとしてどのようなものを使うかは分野にもよるので質問の範囲ではわかりませんが、いったん全体像が示せるようになれば、あとはひたすらあなたが個々の論文をどのように捉えたかを書いていけばいいと思います。
面倒なようであれば、まずは箇条書きでいくつかの観点を挙げてみましょう。
実際にまとめていくアプローチとしては以下の2種類があると思います:
おそらく、大きな研究分野全体をまとめなさいといわれている場合(たとえば「認知科学」)は、そもそも対象が大きすぎていきなり個々の論文を見始めてもきりがないので、トップダウン的にやるのがよいでしょう。逆に比較的狭い研究領域もしくは研究課題そのものをまとめなさいといわれている場合(たとえば「クラス内共同学習における発話の研究」)は、そもそも先行研究といってもそれほど膨大ではないでしょうから、ボトムアップにやるのがよいでしょう。
具体的にまとめる際には、個々の論文を読みながら、個々の著者の観点を読み取って、自分のまとめる観点に沿って、落としていきます。
たとえば上記の「クラス内共同学習における発話の研究」を例にとりましょう:
(例はあくまでも架空のものですが、イメージしやすいように適当な題材を仮定します)
ここでは観点を以下の2*3に大別します。
で、次に個々の論文をそれらの観点に振り分けます。
第一段階のまとめはここまでをいったん表にまとめてみましょう。
もしも、最終的に文章でまとめる必要があるのであれば、以下のように各論文とその立場の違いが明確になるように文章に直すだけです(文章はテキトーな例で、ご自身の研究と関係が深い部分についてはきちんと書いたほうがよいと思いますが・・・)。
クラス内共同学習における発話の研究は、主に初等・中等教育の通常学級におけるグループ学習を題材としたものと、高等教育以降における研究の2種類がある。前者の研究としては(Sato,1994)(Oyama,2000)が代表的で、Satoらは公立小学校における理科教育を対象として実験を行っている。Oyamaらは中学校の家庭科教育の実践における例を挙げている。
一方、研究理論の面では、協調学習の側面かアプローチした研究と、学習者の情報処理的観点に着目した研究に大別される。また、これとは対照的に教育実践における報告をベースに質的に迫った研究もいくつか見られる。
協調学習理論にもとづく研究としては(Hayasi,2002)(Okubo,2003)があり、HayasiはVallyが提唱した2段階学習モデルに沿って議論している。Okuboはこれに基づきつつも一部の学習効果は他の要因によっても規定されるとした修正モデルを提案した。情報処理理論の観点からは(Eguchi,1999)(Nagasaki,2000)があり、Eguchiらは学習者の発達段階に応じたモデルを提唱している。一方、(Oyama,2000)らの研究は実践に基づく質的な分析を積み上げたものであり、新たな要因として政策的な位置づけに迫っている。
ちなみに、(Hayasi,2002)等となっている箇所は先行研究論文への参照です。必要な書誌事項は文章の最後に「参照文献」として過不足無くあげておきましょう。
ここから先はまとめたものを出す目的次第ですが、あなた自身のやりたいことが前述のような観点のどこに位置づけられるかまで答えられるような内容がまとめられれば、満点でしょうね。
似たようなことは以下のようなページにも書いてありますね:
あと、必要な先行研究の探し方は、図書館などで関連する書籍、論文誌をながめてみるといいと思います。必要ならば、CiNiiやNDL OPAC等の書誌検索サイトで必要なものを検索してみましょう。また、海外の研究論文が必要な分野でしたら、その分野を代表する論文雑誌・DBがあるはずです。担当教員や図書館員に聞いてみましょう。
コメント(0件)