「有害情報に関する特別世論調査」の結果が内閣府から公表されました。

有害情報についてどう思うかと聞かれたら規制すべきが多数になるのは当然のこと、重要なのは有害情報の内容なのに。
前半で有害情報を規制すべきかを繰り返し聞いた後に最後に漫画や絵を規制のすべきかというのでは、漫画や絵は有害情報であるという結果が得たいだけ、というアンケート作成者の悪意しか見えない。

有害情報とはそもそもなんなのか。
質問の設定に意図的な謀略を感ずる。

成人向け漫画を書く人たちが逮捕されて牢屋行きになりそうですね。もし法制度が作られたら、ですが。
こんな漫画もあぶないかも。
http://f.hatena.ne.jp/km37/20061113093703
http://f.hatena.ne.jp/km37/20070904001814
これなんか獣姦と認定されそう。
http://f.hatena.ne.jp/km37/20061030224310
もちろんそんな規制はナンセンスだと思いますけれど。
ちなみに手塚治虫の作品には、14歳の少女と犬とのセックス(もちろん全裸)を描写した作品も存在します。その作品の名は「火の鳥」。手塚治虫の代表作も法律で裁かれ焼かれてしまうのですかね。大変な文化的損失になりそうですね。

> 調査方法 調査員による個別面接聴取
面と向かって規制すべきでないとは言い難いでしょう。

有害情報の内容が前世紀の概念でしかない。割れ鍋に綴じ蓋というか、性はもっと本質的な解放が望ましい分野であるはず。
もっと本質的な「何が人間にとって有害な情報なのか」といった観点での調査から始まるべきだろう。
年少の子供も十数年すれば大人になる。その場しのぎの浅はかな規制はかえって有害でしかない。

アダルト関連が有益なのは若い男性だけですから、２０歳～を対象にまんべんなく聞いたら「規制するべき」が多くなるのは当たり前だと思います。
日本人の平均年齢って４０歳↑ですからね。
２０歳以上を対象に聞いたら大半が６０歳以上ってことですよ。女性もだいたい反対するだろうし。
９割が規制に賛成したというのも頷けます。

しかしこういうネット上での調査なら若い人が多いのでやはり「規制すべきではない」が多くなるということですね。

何とかレンジャーごっこがいじめに発展するのはよくある事だが、
成人漫画を読んで犯罪に走る人は極稀。